七転び七起き
人生 ゆるーり がんばるくらいで ちょうどいいっしょ
平家の隠れ里♪ 五家荘の 「緒方家」と「梅ノ木轟公園吊橋」
五木村での用事も済んで、さあどう帰ろうかとなった時
雨もひどく降っていたので、通行止めになっているおそれもあるとしばし思案

それでも「ままよ」と国道445号を北上することに^^
紅葉の季節にしか来たことのない五家荘に突入です(笑)

とっとと帰るつもりでしたが
前に何度か前を通ったことがあるのに、一度も寄ってないこんなところに寄りました

230820  緒方家1

こんな石段や茅葺き屋根を見るとやっぱりふらふらと・・ね(笑)

二人が引きずり込まれたのは「緒方家」

230820  緒方家2

石段を上がると、どっしりしたりっぱな屋敷が建っていました
300年の歴史を刻む建物です

230820  緒方家3

ひとり200円を払い、中に入ります
ちゃんと説明もしていただけるんですよ^^

230820  緒方家4

そこで今ままで五家荘と普通に言ってきてましたが
ここ「緒方家」での説明でそうだったんだと思うことが何度もありました

230820  緒方家4-1

平家の里とはよく言われますが

壇ノ浦に破れた平清経(緒方一郎清国と改名)の孫3人が逃れ来て緒方姓を名乗り
長男・紀四郎盛行が椎原、次男・近盛が久連子、三男・実明が葉木に隠れ住みます

この緒方家はその長男が住んでいたとされるところです

また平安時代、藤原氏によって太宰府に左遷された菅原道真の嫡男、菅宰相が
左座太郎(ぞうざたろう)と改名し、藤原の追討を避けてこの地に入り
子孫が仁田尾・樅の木に分住

二つの前後関係はわかりませんが
このことから、この五つの集落を「五家荘」と呼んでいるって初めて知りました

ただ、緒方清経は定住の地名を決めるのに五本の矢を天に放って占ったとか

一の矢はモミの木に当たったので縦木(もみき)
二の矢は仁田のイノシシの尾に当たったので仁田尾(にたお)
三の失は白い羽がとれて行方不明になったので葉木(はぎ)←確か・・・
四の矢は岩の間でわからず、子孫が久しく連なるように久連子(くれこ)
五の矢はシイの大木に当たったので椎原(しいばる)

なかなかおもしろいですよね^^

230820  緒方家5

写真の中ほどに見えるのが二階の隠し部屋に上がる吊り階段です
早速上がってみます、ギシギシギシギシ・・・まさか二人の体重で壊れたりしないよね(笑)

230820  緒方家6

隠し部屋から下を見たところです
なぜかこういう場所に立つと忍者になったような気がします^^;

230820  緒方家7

押入れに見えるところからも逃げられるようです
そしてもう一つある部屋からもこんな逃げ場所が!

230820  緒方家8

いろいろと考えられています

下に降りて改めて天井を見上げると、圧巻でした
これは本当に芸術作品です♪

230820  緒方家9

庭も広くてきれい

230820  緒方家10

手入れも行き届いています

230820  緒方家11

庭をゆっくり見ながらお話を聞いているとなんかへんな二人が^^;
何かの取材のようでした

230820  緒方家12

今でも手付かずの山深い自然に恵まれた約450人の人々が暮らす山郷にある緒方家

230820  緒方家13

五家荘といわれているのにその地名はどこにもありません
秘境と呼ばれるのにふさわしく、人跡未踏の地が散在する伝説の里

230820  緒方家14

説明して下さった女性はここ五家荘に生まれ育った方で
よくよく伺うと、なんと左座家ゆかりの方でした
「最近やっと道路がよくなりました」と言われてました

ちなみに「国道445号線の二本峠付近はこの雨でも通れますかね?」と尋ねると
「通れると思いますが、たぶんこの天気だと霧が深いですよ」と言われました

なんたって1500m級の山々が連なる九州脊梁ですからね
少々のことはやむを得ません

230820  緒方家15-1


緒方家を出てから、途中に左座家(ぞうざけ)の案内板を見たけど
あまりにもくねくね道だったし、夕方4時もまわっていたので諦めました

445号線を北上していくと現れるのが「梅ノ木轟公園吊橋」です^^

平成元年建設の長さ116m、高さ55mの吊橋
上下の補助ロープや支柱を使わないPC吊床版橋では日本最長だとか

おや、二人の若い女性の姿が見えるぞ^^

230820  梅ノ木轟吊橋1

おやおや、生足じゃあ~りませんか♪

230820  梅ノ木轟吊橋2

真正面から写真を撮る勇気がないので、ちょいと横に移動じゃ^^

230820  梅ノ木轟吊橋3

が~~~ん、親子連れじゃん
しかも若過ぎ、まだお子ちゃまだった(笑)

熟年は渡ったのかって?
渡るわけないでしょ、とっちんには到底無理ですから^^;

230820  梅ノ木轟吊橋4


五木村、五家荘と時々雨降りの中、ざーっと通り過ぎてきました
小さな山里が紅葉の季節には一大観光地として多くの人を迎えるのですが
こんな季節もゆっくりと散策できて案外いいのかもしれません

もちろん、先人たちが残してきたこの豊かな自然を壊すことなく
そしてそこに暮らす人々の生活を脅かすことなく
自然を満喫したいところですね、大切な財産ですから^^
 


<緒方家>
[所在地]熊本県八代市泉町椎原46
[開館時間]4月~11月8:00~17:30 
       12月~3月9:00~17:00
[入場料]大人(高校生以上)200円 小人(小中学生)100円
[休館日]12月29日~1月3日
        毎週火曜日(ただし祝祭日の場合はその翌日)
[アクセス]地図はコチラ


<梅ノ木轟公園吊橋>
[所在地]熊本県八代市泉町仁田尾
[アクセス]地図はコチラ


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テーマ:熊本のこと - ジャンル:地域情報

コメント
いや~、毎度のことながら勉強になるブログだな~。
うちとは大違いだ(笑)

緒方家は中に入れるんですね。
こういうのっていいですよね。
やっぱり外から眺めるだけじゃわからないですもん。

なかなか足が向かない方面だけど、行ったときには立ち寄ってみたいです。
2011/09/12(月) 23:24:39 | URL | mam | [ 編集 ]
土間やおくどさんのある日本建築大好きです。古民家めぐりはいろんなことを勉強できるよね。隠し部屋いいですね。自在鉤の下から撮った写真が印象的♪

吊り橋は高所恐怖症の人間にとっては避けたい場所の一つです。特に板と板の間に隙間があるやつはきらいです。罰ゲームでも渡りたくないなぁ(笑)
2011/09/13(火) 01:25:04 | URL | おにぎり太郎 | [ 編集 ]
こんばんは。
知り合いに左座さんっています(笑)。
お宅にお邪魔していろいろお話うかがうと
平家の子孫だと仰ってました。
熊本に3年もいますからいろいろつながってきました。
2011/09/13(火) 14:27:42 | URL | あかちん | [ 編集 ]
すごいなあ
何よりも記事の分量がすごい。
いつもながら感心です。
よく勉強されてますよね。
すごいなあ~~

で,とっても怖い橋です^^;
2011/09/13(火) 19:36:29 | URL | JOKER | [ 編集 ]
mamさんへ
らぼっちも読みながら、へ~っと感心しております^^
はい、派手さはまったくなく、むしろ目立たないくらい
質素な古民家でした
そうですね、古民家は入って見上げるです^^
神社でもどこでもそうか♪
2011/09/13(火) 21:16:13 | URL | らぼっち | [ 編集 ]
おにぎり太郎さんへ
おくどさんに自在鉤か、さすがお詳しいなぁ
勉強させていただきました^^
古民家って歴史とともに住人達の生活が垣間見えたり
いろんな工夫があったりで、へ~の連続ですからね
熟年も古民家や武家屋敷は大好きです^^


おにぎり太郎さんもつり橋や高い所はだめですか
なんだか少し安心しましたよ^^;
2011/09/13(火) 21:28:54 | URL | らぼっち | [ 編集 ]
あかちんさんへ
説明して下さった左座さんが言ってました
娘さんが地元で事故って難しくなりそうなところ
左座と名乗ったら許してくれたそうです
今でもこの緒方や左座の名前は
格が違うのですね^^
2011/09/13(火) 21:33:26 | URL | らぼっち | [ 編集 ]
ほぉ~(*'o'*)
「緒方」という姓の方に対する認識が
かなり変わってしまいました(^▽^;)

二階の隠し部屋など
上がれるのですね~
(こちらの亀山社中はNGです(;^_^A )

そしてラストの吊橋は・・・
ほんと大迫力☆∑( ̄ロ ̄|||)
2011/09/13(火) 21:37:16 | URL | MILK | [ 編集 ]
JOKERさんへ
そうですね♪
とっちんが頑張って調べながら書いております^^

高くて揺れる吊橋
JOKERさんは絶対無理ですね
絶景なんだけどなぁ♪
2011/09/13(火) 21:38:08 | URL | らぼっち | [ 編集 ]
へぇ
五家荘っていう地名ないんですか
なんかとっても有名な気がするんですが
お勉強になりました
本当に静かな山奥な感じが写真からも感じます
りっぱなお屋敷ですよね

橋 今回は渡らなかったんですね^m^
こちらも揺れそうですね
2011/09/13(火) 22:19:11 | URL | KIKO | [ 編集 ]
KIKOさんへ
そうなんです、五家荘ってところはないんですよね。
その地域をそう呼ぶことによって
歴史深い背景を秘境の地として崇めているんでしょう。
秋は狭い道が一方通行になるほど混雑しますが
こんな静かな季節に訪れるのも一興かもしれません^^

この橋を渡って少し行くと
落差38mの梅ノ木轟の滝や数筋の滝があるのに
この橋を渡ることができないので
まだ見たことがありません(笑)

いつか見るときが来るのかしら^^;
KIKOさんお先にどうぞ!(笑)
2011/09/15(木) 07:15:49 | URL | とっちん | [ 編集 ]



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