七転び七起き
人生 ゆるーり がんばるくらいで ちょうどいいっしょ
自由平等をめざし、アジアの夜明けを支えた「宮崎兄弟の生家と資料館」
明日は台風が本土に接近します
明日楽しみにしていた現地研が中止になりました
九州へ影響がある台風って何年ぶりだろう

自然に物申しても仕方ありませんが
雨や風はほどほどにお願いしますね^^;
特に関東東北地方は避けて通過願います



荒尾市に来るたびに気になっていた「宮崎兄弟の生家」の案内看板♪
実は大きな勘違いをしていたことに気づきました

飯塚に九州の炭坑王と呼ばれた伊藤伝右衛門がいますが
この宮崎兄弟はこの荒尾の地での炭坑王かと思っていたのです、大バカ!

あぁ、お恥ずかしい^^;
「私、歴史はわからん」と宣っていた姪っ子に大口はたたけません^^;

230521 宮崎家1

父や兄の生き方の影響を受けながら自由平等の実現を目指した
宮崎兄弟のお勉強をちょっとばかりしてみましょうか


生家への入口、資料館は門を入ってすぐ左です
庭はきれいに手入れがされています

230521 宮崎家2

宮崎家は12人の子がいましたが早くに亡くなった子も多く
世に知られた宮崎兄弟とは次の四兄弟のことです

230521 宮崎家3

<宮崎八郎(はちろう)>自由民権に散った天性の革命児
二男 嘉永4年(1851)-明治10年(1877)4月6日 27歳

元冶元年(1864)、父と長州征伐のため出陣の際に元服。
時習館に学び、明治3年上京遊学。
明治新政府の専制政治への怒りから反権力行動を開始。
中江兆民訳の『民約論』に感銘し、明治8年自由民権思想をかかげ
植木学校を設立するが、県から僅か半年で閉校を命じられる。
民権党の同志たちと西南の役で協同隊を組織し戦うが、八代の萩原堤で戦死。
自由と平等を愛する兄弟の精神的原点となる。

<宮崎民蔵(たみぞう)>
土地復権を生涯の使命とした哲人
六男 慶応元年(1865)5月20日-昭和3年(1928)7月15日 64歳

明治18年上京して中江兆民の仏学塾に入るが病の為に帰郷。
農村の貧しさをみて土地制度に疑問を抱き
土地の所有は人類の基本的人権のひとつと気づく。
その後、土地の平均再配分をわが使命とし、35年土地復権同志会を組織。
全国を遊説するが、43年大逆事件で運動は中絶。

<宮崎彌蔵(やぞう)>
理想の国を中国革命にみた思想家
七男 慶応3年(1867)4月8日-明治29年(1896)7月4日 30歳

明治18年大阪・東京に遊学、中国を本拠地とした革命で理想の国を築くことを唱えた。
そのため自ら中国人になりきり、横浜の中国商館で頭髪を剃り
名も管仲甫と称し中国の言語・習俗の研究に励んだ。

<宮崎滔天(とうてん)>
孫文(中国革命の父)を助け、革命に挺身した侠の人
八男 明治3年(1871)12月3日-大正11年(1922)12月6日 51歳

兄彌蔵の説く革命的アジア主義に共感し、明治25年上海へ。
理想を同じくする孫文との出会い、30年宮崎家に孫文を招く。
38年7月に孫文と黄興の手を握らせ、留学生による中国同盟会を結成させた。
44年10月辛亥革命勃発後、革命同志を助けるため中国に渡り
孫文とデンバー号上で感激の対面をする。



まずは生家の方から回ってみましょう、こちらは無料です
家自体はそれほど大きくはなさそうです
ははは、といってもでかいか^^

230521 宮崎家4

庭への格子戸をくぐったところで、前を歩いていたとっちんと姪っ子が
素っ頓狂な声をあげました、「ぎゃぁ~、誰かおる!!」

230521 宮崎家6

部屋の中になにやら人影?
よくできた蝋人形でした^^

滔天と孫文の筆談の様子を再現しているものらしいです
孫文はこの家に二度訪問しています

230521 宮崎家7

もちろん資料館の方にも入りましたよ
スタッフの方が丁寧に説明してくださいました
(写真は接写しなければいいですよとのことでした)

230521 宮崎家8

230521 宮崎家11

説明を聞くうちに、ああ勘違いに気づいたんですけど^^;
でもね、あながち関係なくもなかったんです
何でらぼっちの中で伊藤伝右衛門と宮崎兄弟が結びついていたのか

230521 宮崎家9

伊藤伝右衛門の妻で大正三美人の一人と謳われた「柳原白蓮(びゃくれん)」が
宮崎滔天の息子宮崎龍介と駆け落ちし、当時一大センセーションを巻き起こしました
らぼっちの頭の中とは関係ないけど、こんなところでつながっていたんです^^

社会科の教科書のように硬い記事になってしまいました(いつものこと?)
いつの時代にも世を憂い、体制を変えようとする強い魂を持った若者がいたんですね

230521 宮崎家10

そういえば、この後、宮崎生家から徒歩2分くらいで
熟年にはヨダレもんのスポットがあるんです
県重要文化財の「浄業寺古塔群」

230521 浄業寺跡1

浄業寺は、小代氏の菩提寺として弁智上人により
建治2年(1275年頃)開かれたと伝えられています

古塔群の中には、光背を持つ仏像を彫り込んだ板碑や

230521 浄業寺跡3

左側から源頼家、源頼朝、源実朝の三代を追慕供養した無銘塔などがあります
古塔には風雨にも負けず、はっきり読み取れる見事な梵字♪

230521 浄業寺跡2

鎌倉時代の歴史ある貴重なものでしょうに
屋根も何もないんだけどいいのかな^^;


この浄業寺の境内には、もう一つ有名なものが
樹齢700年、幹周り約4.9m、高さ約28mの大イチョウ

230521 浄業寺跡4

枝にはたくさんの乳根(チチネ)といわれるる気根が出ていました

230521 浄業寺跡6

気付かなかったんだけど^^;
このイチョウは2本の木が途中で合体しているので、縁結びのイチョウとも呼ばれているそうです^^

姪っ子は、隣にある有明社の鳥居でしきりと石をのせようと真剣な表情
古塔を撮影していたら「おばちゃん、のったよ」と嬉しそうに飛んできました

230521 浄業寺跡5

すかさず、とっちんが「お願い事しながら投げた?」
「うん、のれと言いながら投げた」
「なら、願い事はかなったたい^^」
チャン、チャン!!


<宮崎兄弟資料館>
[場所]荒尾市荒尾949-1
[電話]0968-63-2595
[開館時間]9:30~17:00
[休館日]月曜・祝日の翌日
[入館料]高校生以上210円 小中学生100円
[アクセス]地図はコチラ


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テーマ:熊本のこと - ジャンル:地域情報

コメント
おはよ~ございます
いつもながら超~文化的生活されてますね
古民家、資料館、古塔群、乳根
しかも内容が濃い~
昨日のオイラのツナギ記事とは雲泥の差ですね~

次回は「青空」と「おっ○い」がキーワードです、よね?!
2011/05/29(日) 09:53:50 | URL | テルル | [ 編集 ]
テルルさんへ
内容は濃く見えて実はあまりないというやつですよ^^;
梅雨まっただなかになっちゃいましたが
青空狙ってまいりましょう♪
2011/05/29(日) 20:46:05 | URL | らぼっち | [ 編集 ]
熊本で
宮崎さんも紛らわしいなぁ
知り合いに宮崎さんも熊本さんもいるけど・・
あ・・・そんな話しじゃなかったね
全然存じあげない方です すみません(^▽^;)
郷土の偉人は知っておいた方がいいですね

姪っ子ちゃんかわいいね
鳥居に石 子どもの頃は絶対投げてました
2011/05/29(日) 21:21:21 | URL | KIKO | [ 編集 ]
こんばんは。
姪っ子さんはオチないですね。
まさに上がるばかりです。
2011/05/29(日) 23:49:02 | URL | あかちん | [ 編集 ]
先日はお疲れ様でした。とても楽しかったです。

宮崎兄弟資料館は、すごく丁寧に説明してくれますよね~ 私は平日に行ったから誰もおらず1時間以上話しを聞くことができすごく勉強になりました。

浄業寺古塔群は知る人は知る史跡の穴場だと思います。実際に自分のこの目で見た時はよくぞ、ここまで残っていないと感激しました。荒尾っていろいろとあるんですよね~ 久しぶりに荒尾巡りしたくなりました。
2011/05/30(月) 09:33:34 | URL | 夢子 | [ 編集 ]
宮崎兄弟のこと初めて知りました。すごい人たちなんだね。誰が白眉なんだろうと思って記事を読むと、それぞれにすごいドラマがあるんだなぁ。誰か一人を選ぶなら12人の子供を産んだお母ちゃんかな(笑)
姪っ子さん、かわいいです。素直なんだろうなぁ

下記事にある福銭いい情報でした。ありがとう。小国にもあるけど大分では見かけたことないなぁ。熊本には他にもあるのかな。ちょっと探してみようっと
2011/05/30(月) 17:37:35 | URL | おにぎり太郎 | [ 編集 ]
KIKOさんへ
宮崎さんはわかるけど、熊本さんてなかなかいませんて
周りには山口さんがいるけど、珍しくもない^^;

郷土の偉人、恥ずかしい目に会う前に
しっとかんといかんですね
今回は間に合いました♪
2011/05/30(月) 19:23:36 | URL | らぼっち | [ 編集 ]
あかちんさんへ
落ちなかったけどオチはついたでしょ^^
上がる一方ならいいんですが
これから厳しい就職戦線です^^;
2011/05/30(月) 20:35:09 | URL | らぼっち | [ 編集 ]
夢子さんへ
お初です^^
先日はとっちんがお世話になりました

夢子さんも史跡などのマニアックがお好きなようで^^
宮崎兄弟も行かれてたんですね
浄業寺古塔群を穴場といっていかれてる人は
たぶんそういませんよ
これからもよろしくです♪
2011/05/30(月) 20:39:57 | URL | らぼっち | [ 編集 ]
おにぎり太郎さんへ
上手い、座布団10枚♪
確かにこんな中国革命を支援するような兄弟を生んだ
母ちゃんが一番です^^

福銭でしょう、倍返しできるくらいがんばって10円返し^^
面白いですよね
他に見つかったら教えてね♪
2011/05/30(月) 20:46:36 | URL | らぼっち | [ 編集 ]
今更ですがコメント(笑)

っていうか、オフ会前に読んでたんですが書き込む暇なくて。

で、本題。
荒尾でなんどか「宮崎兄弟生家→」っていう案内表示を見て気になってたんですよ。
そしたらついこの間、父が孫文の話のテレビ見てたら宮崎兄弟の話が出て来て、そこで初めてどういう人かだけ分かって、その日の夜にコチラで詳しく知った次第でした!
スッゴくタイムリーな話題にビックリ&勉強になりました~(^▽^*)
2011/06/03(金) 17:08:17 | URL | ユカ | [ 編集 ]
ユカちゃんへ^^
やはり同じように看板見てた人がここにも一人いたー^^
孫文の方のTVに登場したんですね
やはり太い絆があったんだ^^
台湾や中国からの見学者も多いとの理由もわかりますね
学べるニュースではなく学べるブログ?なんちゃって
2011/06/03(金) 22:54:55 | URL | らぼっち | [ 編集 ]



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