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七転び七起き
人生 ゆるーり がんばるくらいで ちょうどいいっしょ
朝から騒動
今日は義伯母のデイケアの日
朝はいつものように我が家にやってきていつもの朝ごはん

なのになんだかわからないけど食事中、義伯母の総入れ歯の歯が1本抜けた
こんな時期に歯医者に連れて行かなければいけないのかと少々憂鬱

そして今日から家での朝の検温が義務付けられた
いつもと違うのは歯が抜けたこととこれくらい

しっかり朝食も食べた後、体温を測る
36.6℃、よし大丈夫!

37.5℃を超えたら施設には行けないとのお達し
施設側も細心の注意を払っておられることと察する



9時過ぎ、お迎えの方の声が偶然聞こえた
「おはようございまーす」「〇〇さーーん?」

おや?なかなか出てこない(義伯母が出るのが我が家から見える)
また義伯母が支度に時間をかけ過ぎているのだろうか…

デイケアの女性スタッフさんもずいぶん待ってる
すると日頃はしないのに義伯母の家に入って行くではないの(´⊙ω⊙`)

そしてなぜか出てこない
こりゃ何かあったに違いない

嫌な予感が頭の角をよぎりながら義伯母の家に行ってみる
そしたら義伯母がのそっと立っていた、よかった無事か(^^;

お迎えのスタッフさんは電気を切ったりあれやこれやと動いていらっしゃる
「ぐっすり寝ておられたみたいで…」

まさか!と驚いたとっちんは「今日はデイケアよ、と言ったよね?」
体温を書いた連絡帳もしっかり渡しながら言ったのに

「忘れとった」・・
なにーーーー⁈



支度を整えて…「おっとおばちゃん、上着は?」
「ああ、そうか」とそこらへんにあったものを取ろうとする

「ほらほら綿入れ半纏は着て行かないよ!」
ご飯食べに我が家に来る格好をしそうなのを慌てて止めてジャンパーコートに

さあ行こうか…「あら義伯母ちゃん、入れ歯が入ってないじゃん!」
一本抜けても食べられるみたいだったので今日のところはこれで我慢

すると「あんたが持っとるんじゃないの?」と義伯母
「はあ⁈抜けた1本は持っとるけど入れ歯を持っとるわけないやろ!」

義伯母は寝起きだからかとぼけたこと言う
よくやってるので「コップか何かに入れてるんじゃないの?」と言うと

「あ、ほんと」・・(◞‸◟)
年を取ると何をするにも時間がかかるし物忘れも激しい

その間、スタッフさんは車にひとり待たせているデイ利用者さんのところに
「すみませんお待たせして、大丈夫ですか?」戻ってきたスタッフさんに聞くと

「はい、優しい方なのでラジオでも聞いちょってと言ってきました」
とっちんは申し訳ないやら、情けないやら…

やっと準備ができて…「あ、義伯母ちゃん靴下履いてないよ!」
「あらほんと」気が利いているのかそのうえしっかり手袋も持って(・・;)

自分ではさっさと準備しているつもりだろうけど
なにぶんにもあと2ヶ月で90歳だもん、無理はないか

デイケアのスタッフさんも心得ておられるようだけど
こんなことしゅっちゅうあっては困るよね、ごめんなさいだわ



写真は先日義伯母の家で撮ったもの

刺繍に手鞠、全部義伯母の若い頃の作品
洋裁はしてたようだけど、器用だったとわかる

刺繍はどうだか知らないけど
手鞠は自己流、綿をまん丸にしてカラフルな糸を巻き付けたらしい

「やってみようと出してみたけど、もう、しきらんようになった」
目も悪く指先も弱くなった義伯母の言葉が寂しく聞こえた







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