七転び七起き
人生 ゆるーり がんばるくらいで ちょうどいいっしょ
現在の荒瀬ダム
今年の夏はエルニーニョ現象が強まると予想されています
それによって梅雨明けが遅れたり、不安定な天候になるんだそうです

最近は、どこでどんな豪雨が降るかわからない状況
熊本でも2週間前の大雨で崩れたりしたところも見かけたりします

今晩も九州地方は明日にかけて局地的に大雨になる予報が出ています
先ほどから降ってきたですけど、万が一の時のことを考えとかなければいけませんね



さて球磨川には昭和40年代に建設された遥拝堰があります
湾洞沈砂地で分けられた水は、農業、工業用水や宇城・天草地域の水道水に利用されています

270607 荒瀬ダム1

そしてその下流には加藤清正が江戸時代初めに築いたとされる石積み
「八の字堰」の復元に取り組んでいるとか、それってこれのこと?

270607 荒瀬ダム2

熊日新聞に載っていたので、見学者もいた様子
自然環境を取り戻すためのものらしいけど、いつまでの計画なんだろ

270607 荒瀬ダム3

さて、球磨川にはなにかと問題になった場所がありますよね
そうです「荒瀬ダム」

270607 荒瀬ダム4

ここでちょいと荒瀬ダム建設の歴史をば・・・

戦後、熊本県内で発電された電力の40%が北九州へ送電されており
県内工場は操業短縮をせざるを得ない状況下において

熊本県では昭和26年(1951年)に球磨川の豊富な水を利用し、電力の安定供給、かんがい用水の確保
洪水被害の軽減を目的に球磨川に7つのダムと10ヶ所の発電所を建設する計画を策定

その一環として荒瀬ダムと藤本発電所を建設、度重なる洪水で困難を極めた工事も
1年10ヶ月という短期間で完成、昭和29年(1954年)に発電を開始しました

堤高25mの重力式コンクリートダムで、水力発電を目的に建設されました
発電目的としては県内で最も古いダムだったようです


270607 荒瀬ダム6

しかし旧坂本村内では撤去への要望が高まっており、総合的な判断の下に
平成14年(2002年)には県は一旦、ダムの撤去を決定

九州電力との電力受給契約や発電施設の更新時期
また、費用負担等を考え7年間に限って水利権を更新

270607 荒瀬ダム7

平成20年度には撤去費用の増加、水力発電の再評価などによりダム撤去が凍結

その後、平成21年度失効する水利権の更新手続きが期限内に間に合わなくなり
地元漁協など関係者の同意を得られる見込みがないことから水利権の更新が不可能に

平成22年(2010年)、県はダムを撤去する方針を再度表明し
平成24年度(2012年度)から撤去を始めることになりました

270607 荒瀬ダム8

日本で初めてのコンクリートダムの撤去工事
工期 は2012年(平成24年)4月1日~2018年(平成30年)3月20日

撤去行程は撤去範囲や環境に配慮して6段階あるようです
平成27年度は第4段階で11月より右岸部の堤体を撤去の予定です

270607 荒瀬ダム5

現在、工事は休止中です

270607 荒瀬ダム9

ダムに関しては治水やかんがいと自然破壊の賛否両論あると思います

住民の方々の暮らしも守られるべきだろうし
流域の安全も守らなくてはいけません

環境を考慮した何かが生まれるといいのですがね~

270607 荒瀬ダム10








<荒瀬ダム>
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