七転び七起き
人生 ゆるーり がんばるくらいで ちょうどいいっしょ
日向を歩く⑧ やさしい味にほんわかな空間、そしてびっくり体験談「理庵」
昨日から10月に入り上半期が過ぎてしまい、数々の反省もありますが
季節も廻って読書の秋、行楽の秋、スポーツの秋となりました

日頃からどこそこに行っている熟年は行楽を改めて考えることはありませんが
秋の夜長、ちょっとはPCから離れ読書に勤しみたいと本なんぞ買ってきてみたのです

んが、読みだして何分も経たないうちにウトウト(-.-)
読んでいた本が小池龍之介の『考えない練習』という本だったからかな~(笑)

選んだ本がまずかった、とは思ってはいませんよ
これは頭で考え過ぎずに五感に集中することで思考を自由に繰る練習をしようという本なのです

ストレスを感じないクリアな思考を作り出すというところに惹かれて手に取ってみたものの
最初からどうしてもいろいろと余計なことを考えてしまっています

だからか、読んでいてもつまづきが多く先になかなか進みません
読み終わって脳が柔らかくなったら、このブログも少しは変わるかも~(#^.^#)

でも、期待してはいけません
世の中には“挫折”とか“無理”という言葉がありますからね^^;

この歳になって自分が変えられるとは思っていませんけど
知らないより知っていたほうが、やらないよりやったほうがいいと思うこのごろです^^


さて、長々綴ってまいりました日向のお話も今日が最終回となります
やっとかいって感じ、それだけ盛りだくさんだったんです^^;

しかも最後はお昼ご飯でという、なんとも食いしん坊に相応しい締め括りでしょ(笑)
ま、それには理由がありまして・・・

今回の日向はいたるところでインパクトがあり過ぎて、驚きの連続だったんですが
お昼にはちょっとしたカルチャーショックを受けてしまったのです

立ち寄ったのはこちら「理庵」さん
天保7年(1836年)に建てられた商家だった建物です

0922 理庵1

腹減り過ぎてぺっちゃんこ(あくまでも気持ちの上でです^^;)
もう~、アングルもなにも考えてな~い(>_<)

0922 理庵2

でもお店の中に入ったら、なんとあんなにぐ~ぐ~言ってたお腹も鳴りやむくらい
しっくり落ち着いた空間が広がっていたのです

0922 理庵3

先客は若そうな女性がひとり、オーナーさんとはお知り合いのようでした
靴を脱いで上がると、年代物の漆器やお盆が置いてあるのに気づきました

0922 理庵4

いろいろと見せていただく前に、注文しましょう

0922 理庵5

こちらで食事といえば、京風の蒸し寿司があります
というか、蒸し寿司オンリーなのです
あとは、甘味となります

当然、蒸し寿司とデザートをお願いして二人ともウロウロし始めます
もちろんオーナーさんの了解を得てのことです(^_-)

熟年の座った席の横には抹茶茶椀がたくさん置いてありました
抹茶をお願いしたらこれで出てくるんでしょうか^^

0922 理庵6

よくよく見ると和食器ばかりじゃなかった
ユニークなものや有名なものまであって見ていても飽きません

0922 理庵7

急須だけポンと置かれ、「お好きな湯呑でどうぞ~」とオーナーさん

0922 理庵8

どれどれと箱の蓋をとると、そこにはいろんな湯呑が入っていました
こういうの、楽しい(*^_^*)

0922 理庵9

でも、う~ん、迷うな~
ひとつひとつを眺め、ようやく決めたのはこれ

0922 理庵10

こういうふうな感じだと、ごく普通のお茶が出てきたと思いますよね
ところが違ったんです

ひとくち飲んで「ん?」、ふたくち飲んで「あれ?」
みくち飲んで「美味しい~、でもこれって何のお茶?」

「俺、これ好き、オーナーさんこのお茶何ですか?」と聞くらぼっち
「これはベトナムの“蓮”のお茶です、日本にはないんです」とおっしゃいます

「ジャスミンティーは少々きついので、これを出しているんです」とも
最初はちびちび飲んでいたらぼっちですが、そのうちぐびぐび飲んでおかわりしてた^^;

0922 理庵11

硝子の金魚鉢を写すフリして、女性の姿を撮る
これも隠し撮りになるのか?(笑)

そのうち彼女は店を出て行っちゃった
美人だったな~^^

さ、やってきましたよ、蒸し寿司が!
お椀がまるっとしていてかわいい~♪

0922 理庵12

「どうしてこの日向で蒸し寿司なんですか?」と聞くと
「延岡の実家で母がよく作っていて、蒸し器がたくさんあったからです」って^^

蓋をとると、ふわ~っとしたお酢の柔らかい香りがしてきます♪
ツンとしたきつさはありません

0922 理庵13

錦糸卵にたぶん地元の椎茸が、京風というだけに薄味で煮付けてあります
そして、感動したのがこの桜でんぶでした(@_@;)

0922 理庵14

ふわっふわとしていて臭みもなくやさしい味の桜でんぶ、こんなの初めて食べました
2人で感嘆の声をあげていると「それは手作りなんです」とオーナーさん

そうでしょうね、そうじゃなきゃこんなに美味しいでんぶはないでしょう
市販の桜でんぶを大嫌いならぼっちが、大絶賛したほどです

お吸い物はしらす、日向灘の特産でもあります
シンプルですが、これまたとても美味しい、蒸し寿司によくあいます

0922 理庵15

おからの炊いたのがついています
これも京風の味付けです

0922 理庵16

ぺろっといってしまいました
気がつけば、美味しいとやさしいしか言ってませんでした、大満足♪

0922 理庵17

聞けばご実家は代々続く油屋さんだったとかで、お客さんが多くおもてなしをされてたよう
だから、年代物の高級な食器や道具があるんですね~

お次は甘味、らぼっちの「黒ごまプリン」とコーヒー
げげっ、抹茶茶わんが惜しげもなくここで使われている~(@_@;)

0922 理庵18

わあ~、『目玉おやじ』だ(^。^)y
「おい、鬼太郎!」って声が聞こえてきそうだ(笑)

むっちりと濃厚なごまの味、らぼっちいたくお気に入り(^_-)-☆

0922 理庵19

そして、とっちんの「そばぜんざい」とコーヒー
お椀が・・・今ではあまり見かけない形、そしてお盆も素敵~^^

0922 理庵20

あ~、もう食べてるし(笑)

0922 理庵21

お椀の蓋の裏にもちゃんと柄があります、漆塗りの立派なものです
そばがきの素朴な味が引き立つ甘さ控えめのぜんざいでした

ゆっくり食べようと思っていたデザートもついついぺろっと(笑)
その後でオーナーさんの武勇伝?を伺うことができました

詳しくは書けませんが、ちょっとご紹介^^

オーナーさんご本人は東京でお仕事をされていて定年で帰ってこられましたが
延岡のご実家を継がなくてもいいということで、別の職業に・・・

なんでも経営が成り立たなくなった企業を短期間で建て直されてきたとか
それも何社も!ニュースまでなり熟年が知っているところもありました

寝る暇もなく飛び回っていらっしゃったようです
しかし6年前にこういうのもいいかな、と始められたのがこのお店「理庵」

なんとお料理に関してはシロウトさんだったとか
ということは、とても繊細なそして肥えた舌をお持ちだったのでしょう

ご苦労されたことはたくさんあったのでしょうが
今はここで好きな時間を過ごされているとのことでした

「その小皿の底を見てみてください」と言われるので、ひっくり返してみると

0922 理庵22

わかりますか?かの有名な東陶(TOTO)さんのものです

今や、世界に誇る衛生陶器の会社ですが、考えてみれば東洋陶器株式会社さんですから
食器を製造していても不思議じゃありませんよね

0922 理庵23

170年前の落ち着いた佇まいのお店に、貴重な食器に盛られた美味しい食事
とても有意義な時間を過ごすことができました

それに残りの人生を考えている熟年ふたりにとって、まさかご飯を食べる時に
こんなお話を聞くことになるとは思っていなかったので、とても良い刺激になりました

0922 理庵24

日向からの帰り、道の駅で買ったものは
日向特産「へべす」とへべすのポン酢「へべぽん」

0922 道の駅4

種無しのちょっとお高いほうのへべすを買ったのですが、種がないのは良い!!
焼酎に「へべす」、焼き魚に「へべぽん」重宝してます^^

でもこの男、『日向ひょっとこ』のお面に負けじと変顔を作ってますが
変顔してもしなくてもあまり変わらないと、とっちんは思ったのでした

0922 道の駅1

これが〆なんて、ちっともおもしろくないぞ
あのカルチャーショックはどこにいっちまったんだ~(;一_一)


 


<理庵>
[所在地]宮崎県日向市美々津町3316
[TEL]0982-58-1088
[営業時間]11:00〜17:00
[定休日]月曜・火曜
[アクセス]地図はコチラ


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コメント
こんにちは^^

凄い面白い記事でした^^
昨日のことがあったので少し心配でしたが、いいオーナーさんで安心しました^^

見るからに美味しそうですし、雰囲気が最高にいいですね。
しかも料理全くしてない状態からの開業とは・・・

僕も刺激を受けました。ありがとうございます。
2012/10/03(水) 13:30:09 | URL | ★夢叶男★ | [ 編集 ]
熟年ご夫婦は読書の秋を満喫?ですか(笑)
我が家は今は音楽を楽しんでおります♪

日向にていい出会いをされたようですね。

市販のでんぶ、甘くてパサパサしてて私も苦手です。

へべすってカボスやすだちとはまた別物なんでしょうか?
ちょっと気になります。

さて、この日向旅を終えられて“残りの人生”の青写真は
変化するのかしら?(^^)

2012/10/03(水) 13:57:20 | URL | mam | [ 編集 ]
こんばんは。
さくらでんぶですか。
白身の魚で作るのですよね。
知り合いのお寿司屋さんが
このまえひらめで作ってました。
下ごしらえに手を抜かないところ大好きです。
2012/10/03(水) 14:39:54 | URL | あかちん | [ 編集 ]
★夢叶男★さんへ
60過ぎて退職されてから思い立ったそうです♬
蒸し寿司は見つかったお母さんのレシピを元に
研究して作ったみたいです
何事も強い思いとヤル気、ですね^^
2012/10/03(水) 22:24:17 | URL | らぼっち | [ 編集 ]
mamさんへ
何でも手づくりが一番美味しいです♬
もちろん旦那は奥さんの手料理が一番ですよ^m^
へべすは見た目はカボス、味はスダチかな
というのがとっちんの見解です
とにかく、焼酎お湯割に絞り入れたら、最高!
二人でね、農業やりながら、何か加工品を作りたい
などと、ボーッと考えています♬
2012/10/03(水) 22:31:31 | URL | らぼっち | [ 編集 ]
あかちんさんへ
ヒラメででんぶですか、贅沢~^^
でも味見してみたい♬
何でも手づくりが最高だと分かってはいる
現代人ですが、なかなかですね
退職したら、いろいろ二人でトライしてみたいです^m^
2012/10/03(水) 22:35:07 | URL | らぼっち | [ 編集 ]
読書もパソコンも文字を読んでると眠気が…(-_-;)
十分素晴らしいブログだといつも思ってますよ
これ以上を目指すのね!偉い

素敵な出会いだったみたいで
刺激を受けますよね
これから先の事 色々楽しみですね
2012/10/03(水) 23:07:01 | URL | KIKO | [ 編集 ]
KIKOさんへ
らぼっちは何事も浅く広くほどほどにがモットー
なのですが、とっちんはとことんな性分なもんで
まだ上を目指すのかもね^^;
校歌の神武天皇つながりで
ぜひ美々津にいかれて、理庵さんによって
KIKOさんも刺激を受けてね
ん?刺激を与えてね、マスターに^m^
2012/10/04(木) 00:01:37 | URL | らぼっち | [ 編集 ]



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