思わずもらい泣きしてしまいました
まさかベスト8をかけてPK戦まで持ち込むとは
1次リーグが始まった時には想像だにしませんでした
ここまでくるのに選手みんなの死にものぐるいの努力があったことでしょう
見応えのある試合をして、感動させてくれた日本代表に拍手です!
スポーツはいいですね^^
個人技もさることながら、チームワークでもって世界と戦う
まさにシナリオのないドラマがそこにはあるのですから☆
とっちんも来月の試合頑張ろう♪
さてさて、昨日の続きですよ?
ひとしきり公園の中を歩いた後、喉が渇いたなあと思ったら
こんな可愛いディスプレイが二人を招いていました

ここに置いてあるのも効果的?
たまたま見ちゃったのでちょっとこちらにお立ち寄り?^^
「シャーロット」さん、公園入口から真っ直ぐのところにあります

お店の中はこんな感じ

姪っ子は12種類くらいあるジェラートの中から「つぶブルーベリー」
とっちんは「グァバジュース」


ジェラートをひとくち貰いました
コクのあるミルク味でしたが、意外にさっぱりしていました
ブルーベリーは少?ししか入ってなかったので遠慮しときました^^;
グァバジュースはビタミンたっぷりで歩き疲れた体にはもってこいです
甘いけどすっきりしているのでとても美味しかったですよ
三分の一は姪っ子に^^
チーズケーキの試食をしたら結構イケたのでお買いあげしたのですが
1個しか買わなかったので姪っ子にあげました
う?ん、叔母ちゃんはふとっぱらだ!(笑)

外に出たらこんな花に出会いました
けしの一種でしょうか、ちょっと気持ちわり?^^;

最後に「カントリーガーデン」を歩いてみました

こちらでは何人かの方が植え付けの作業をされていました
上↑の写真も植え付けたばかりの花壇ですよ、きっと
大きなクマさんがいました
少し座り心地がよくないのか、ちょっときつそうですね

なにか訴えているような目をしていました
「一日ここに座っているのもたいへんなのよ」とでも言っているのかな
「お店に寄っていって」と言ってるようには見えなかったです^^;
久住の山々は全く姿を見せてくれませんでしたが
色とりどりの花々に梅雨のうっとしさをしばし忘れさせてくれたひとときでした

<シャーロット(くじゅう花公園内)>
[住所]大分県久住高原850
[TEL]0974-76-2255
[営業時間]AM8:30?PM5:30
[アクセス]地図はコチラ
さして買い物もないと姪っ子も言うので、オバチャンは詰まり気味の思考回路をフル活動
行く先をはっきり決めていなかったのは、この日も雨だろうと思っていたし
巨樹や神社仏閣などに姪っ子の興味はないだろうし
近場になるのならお昼にでも考えようと思っていたからです
ところが朝からまったく雨も降りそうになかったので
少し遠出をしてもいいかなという雰囲気になっていきました
となると・・・
阿蘇や人吉、天草には連れて行ったので・・・
と思いながらもなぜか車はミルクロードの方向へ向かっていたのです
この時点でまだ行き先は決まっていませんでした
気持ちは小国方面でもいいかなというくらい
ミルクロードからは、なんだかよくわからない白いベールによって
阿蘇五岳も阿蘇の街並みもまったく見えない状況でした
しょっちゅう通っている道ですが、ここの表情はいつも違って見えます
この日、北外輪山の台地のみが美しい緑を誇っていて幻想的でした
その景色を見ていて目的地が決定しました
へへっ、「くじゅう花公園」にしたのです
姪っ子に聞けば、大分に初の踏み入れということでした
瀬の本から国道442号線で大分県に入ると工事で迂回道路にまわったのですが
途中、口蹄疫のための消毒液ポイントがあり
ジャボジャボとわりと深さのある液の中にタイヤを漬け込みました
こういうところを通るとやはり緊張しますよね
でも、現場のカッパ着用のオバチャン二人
スピードを落とすようにとジェスチャーで揃って訴えている姿が
妙にドリフターズの二人を思い出させてくれて、ちょっと吹き出しそうでした
姪っ子は助手席で寝ていたので
とっちんは必然的に宮崎にいるらぼっちの作業のことを考えていました

花公園なので何か咲いているだろうとさほどの期待もせずに受付に
そうすると受付のお姉さん、「ラベンダーが満開ですよ」と教えてくれました
「えっ?」「ラベンダー?」姪っ子と顔を見合わせて
そういう時期だったんだと改めて認識^^
急に思い立ったわりには、日頃あまり見慣れない花との対面に心うきうきでした
園内に入ってラベンダー畑に向かいますが
その前に”彩りの丘”の「羽毛けいとう」をしばし見学

昔、けいとうは鶏頭と書くように鶏冠(とさか)に見えて仕方ありませんでした
だから、とっちんは大嫌いでした
そのうち鶏冠のようなけいとうは減り、今ではほとんど見かけなくなりましたね
ここを過ぎると見えてきましたよ?

奥で人だかりしているところでは300円でラベンダーの摘み取りをしていました
とっちんも姪っ子もせっかく咲いている花を摘み取る気にはなれず
ラベンダー畑を目と鼻でいろいろな角度から愛でることにしました

青空だったらもっときれいな写真になるところだったのでしょうが
現地で見た感動もんの「ラベンダー」の色とは雲泥の差です^^;
久住連山も見えません
こちらは出番を待つ遅咲きのラベンダー
種類が違うのか植え時が変えてあるのかはわかりません^^;

いや?、思いがけずに見れた紫の丘に大満足でした

ラベンダー畑から橋を渡り”そよかぜの丘”に行くと
「松葉ぼたん」と「羽毛けいとう」

ちょっと寂しい感じでしたが、松葉ぼたんはこれからもっと大きな株になって
色とりどりの花を咲かせてくれることでしょう
歩いている若いカップルと一緒ですね^^
その奥には「ダリア」と「マリーゴールド」

こちらも今からという感じです
ダリアと言うと背の高い印象が強いですが、このダリアは小さく可愛かったです
そのまた奥、”ひだまりの丘”には「ひまわり」(シャレで植えてある?)
ここはいつ見頃になるのでしょうね

そして”四季彩の丘”にやってきました
こちらには「クレオメ」が地味?に見頃を迎えておりました

姪っ子と最初「クリオネ」と間違うよねと言っていたら
どっちがどっちだかわからなくなり
終いにはクリオレなんて、わけのわからん名前になってしまっていました^^;
そして「金魚草」
こちらは目にも眩しい色合いで迎えてくれましたよ?

おや、こちらには年輩のご夫婦連れがいらっしゃいますよ
他にもどう見てもおばあちゃんの、5?6人のグループが写真を撮っておられ
まるで乙女のようにキャピキャピはしゃいでおられました^^

長くなりますので続きはあ・し・た♪
さあ? 、さむらいブルーの応援するぞー!!
サンタクルスなんか目じゃないさ
パラグアイのディフェンスをかき乱し走りまくれー!
がんばれ、ニッポン!!
<くじゅう花公園>
[住所]大分県久住高原850
[TEL]0974-76-1422
[営業時間]AM8:30?PM5:30
久住高原光ファンタジア開催期間中は PM3:00?PM9:00
[入園料金]大人(高校生以上) 600円
小人(5歳以上) 300円
[休園期間]1月?3月末 (平成22年度)
[アクセス]地図はコチラ
しかし、湿度が高く蒸し暑ーーーい!
まだエアコンのお世話にならずガンバッテいますよん^^
さて先々週のこと
らぼっちは宮崎に行っちゃったし、帰ってきてもあまり外出できそうにもないので
久々、姪っ子とどこかに出かけようかなと早速連絡してみました
ところが、1週間あるなかで講義、サークル、バイトのない日を聞いてみたけど
毎日なにかしら予定が入っているとの返事
その中で、24日だけ講義が1時限で終わり夜がサークルだということでした
なんだ、らぼっちが帰ってくる前の日かい・・
ま、どうせ雨だからいつでもいいんだけどね^^
ということで、24日のお昼前に姪っ子を迎えに行きました
梅雨の中休みか、晴れとは言い難いけど雨も降らず足下は軽かったです
ランチをどうするか、いくつか候補のお店をあげて「どれにする?」と聞くと
「パスタ!」という返事でした
そっか、そっか、では参ろうゾ!
実はらぼっちを誘ってもなぜかあまりいい返事がなかったところだったんです
パスタ、らぼっちは嫌いじゃないんですけどね
そこは「TANPOPO」です

一昨年オープンする前、ラボと散歩していてこちらを見ていたのです
大きな木がある建築中のこのお店を、「どんな人が住むんだろう」と・・・
お店だとは露ほども思ってなかったのですよ
その後お店となって「なるほどね!」と感心し
昨年、長男が「あそこには同級生がおって、パスタ作っとるんよ」と教えられたものの
月日は瞬く間に過ぎ去っていたのです
初めて来店のふたり、最初店の入り口がわからず右往左往^^;
扉は大きな木の幹の真裏でした
ようやく見つけた扉はなぜかすごーく重たくてかなり足を踏ん張りました(笑)
無事に中に入って席に通されたのですが
今度はメニューを撮り忘れてしまいました^^;
パスタランチから3種あるパスタの中から「本日のパスタ」をチョイス
他にはあさりとトマトがありましたよ
そしてピザランチのこれまた3種ある中から「野菜のピザ」
他は・・・・忘れてしまいました^^;
「半分ずつだよ!」と姪っ子に言った後、べらべらとおしゃべり
前菜とスープがきました

一番手前のは牛の腸だと説明されました
4番目には豆が入っていましたよ
それぞれに味にアクセントがあり、おもしろかったです
お昼には少し早い時間だったので、店内には1組のお客さんしかいません
だから、店内の写真もゆっくり撮ろう、長男の同級生の姿もゆっくり拝見
なあ?んて悠長なことを思っていたら次から次へとお客さんが・・
げっ、甘かった!
扉の位置を間違うことのないリピーターさんばかりでした
すぐにとっちんの背中側にあるテーブルにお客さんが座られたものだから
後ろを振り返ることさえ憚られるような状況に陥ったのです
う、ピザがきたよ「デカッ!!」

大根、人参、なす、ブロッコリー
マンゴーのように見えるなんとかかぼちゃ(これまた忘れちゃいました^^;)
ほんとうに野菜ばかりで見かけも味もヘルシーでした
かぼちゃはこりこりとジューシーな感じ
ピザの生地ももちもちっとしてて野菜とよく合っていました
本日のパスタは注文前にマカロニの少し大きいものとの説明でしたが
テーブルに置かれたものをみて「んん??」でした

穴の直径、2?3cmくらいあったんじゃないでしょうか
とっちんも姪っ子も初めて見るパスタに目を白黒
量としては少なめかなと思いましたが
なんのなんの、しっかりした食べ応えのあるパスタでした
ここの味付けは薄味でなかなかとっちん好みです
デザートは「ティラミス」

先客のひとりがこれを丸ごと残していたので不思議に思いながら食べてみましたが
濃厚っていうほどではありませんが、普通に美味しかったですよ
たぶん、おなかいっぱいだったのでしょうね
そういう叔母と姪っ子の二人連れも重くなったお腹を抱え
どこに行こうかと考えながら最後に飲み物を口にしました
結局、店内の写真を撮るどころか同級生の顔もわからず
なんだか忘れ物をしたような感じで店を後にしたのでした
ご馳走様でした♪
肥後味趣乱 ☆ 4つ
<TANPOPO>
[住所] 熊本市広木町30-84
[TEL] 096-335-8886
[営業時間] 11:00?15:00、17:30?22:00(L.O.21:30)
[店休日] 月曜日(祝日の場合は、翌日お休み)
[駐車場] 3台
[アクセス] 地図はコチラ
ありがとうございますm(_ _)m
1週間は家畜に近づくなという指示もありますので
ドライブ好きな熟年ですが、あまり出歩かないようにしています
ということで、家でごろごろ、ごろごろ・・・しているわけですが
これが、結構腰も痛くてきついものがありますね
(何してもきついって言っとるだけやないかい?)
ばれましたか^^
そして、お出かけしたいヤツがもう一人

らぼっちの顔を見上げて訴えては、玄関まで走っていって
くーん、くーん(散歩行こうよ)と泣いている

家の周りを、ちょっとだけ散歩してこようかね^^
明日以降の記事はとっちんに何とかしてもらって
今日はちょい前のこのネタでいきましょう
先日、知り合いに持たせる手土産を買いに、こちらへ寄りました
「シェ・タニ瀬の本高原店」です

しっとりバームクーヘンの樵(きこり)が目的です
この円錐の端っこって、売り物にならないのかな

自分達のもね?と眺めていると
なんとも、可愛らしいロールケーキを発見♪
「モーモーチーズロール」です

この阿蘇の高原に良く似合うデコレートでしょ^^
ネタとしては面白いと思いましたが、味の方は正直あまり期待していませんでした

んが、これが見事に裏切られましたよ

美?味い!!
中にはクリームチーズの入った生クリームが巻かれていて
普通のロールにはない酸味がさっぱり感を出しています
ロールケーキには辛口な熟年ですが、これは両サイドからつつく、つつく^^
二人のフォークが止まりませんでした
こんなことは、メタボロール、もとい山都ロール以来のことです^^
見た目だけではなく、美味しさでも勝負できるスイーツと出会えました
ご馳走様でした?♪
肥後味趣乱 ☆4つ
<Chez-tani(シェ・タニ)瀬の本高原店 >
[住所]大分県玖珠郡九重町大字湯坪628-8
[電話]0967-48-8077
[営業時間]9:00?17:30
[アクセス]地図はコチラ
県対策本部が、県外支援組の分担も決めるが、作業内容が連続しないように考慮されているようだ。
2日目には、資材班となり、昨日殺処分した農場も回って、資材の回収や消毒を行った。
年輩のご夫婦が、閑散とした畜舎の横に座り、里芋のようなものを前に作業している。
このご夫婦は、清浄化後にまだ畜産を続けられるのだろうか・・・
3日目は、再び殺処分班となった。
川南町278例目の個人農場で、豚1309頭が対象である。
この日も小雨が降り続く中での作業となった。
豚の殺処分は電殺とガス殺がある。
電殺は囲い板で豚を隅に追い込んだ後に一頭ずつ、大きな挟みのような電極を心臓付近にあて失神させた後に、次は再度首に挟んで殺処分するというもの。
私は、炭酸ガスで酸欠死させるガス殺班の担当となった。
獣医に聞くと、電殺より効率はいいが、あまり大きな豚には使わない方法らしい。
この日の豚もガス殺するには大きいが、そのようなことを言ってはいられないということか。
トラックの荷台に積み込まれた豚が、我々10人くらいの前に運ばれてくる。
荷台の高さは1m以上はあるので身体は見えないが、時々天に向けブヒブヒ鳴らす鼻は見える。
運転席の上に登っている作業係に聞くと20頭くらい入れられているらしい。
トラックの荷台にブルーシートをかけると、びっくりした豚たちは一斉に鳴き始める。
獣医の「注入始めます」の合図で、全員ブルーシートを押さえる。
ガスが少しでも漏れるのを防ぐ役目だ。
私の隣では20台の女性も同じ作業を行っていた。
炭酸ガスを注入し始めるとすぐに、豚が断末魔のような悲鳴を上げ、狂ったように暴れまくる。
荷台が壊れるのではないか、ブルーシートを突き破るのではないか、と思えるくらいのすさまじさだ。
ジャンプや突き上げによってめくり上がろうとするシートを両手と頭で必死に押さえる。
シートの上に溜まった雨が突き上げのはずみでバシャーッと頭に降ってくる。
揺れるトラックと頭ががんがんとぶつかる。
「ごめんな」「早く逝ってくれ」・・・もう、胸が痛い・・・
こみ上げるものが雨とともに流れ落ちる。
死に物狂いの苦しさもわずか2分くらいで収まるが、その後も3分くらいガスが送り込まれる。
消毒後、ブルーシートを被せられ、埋却場に運ばれる。
これを何度繰り返したことか・・・
6日目、7日目は都農町でワクチンを接種した牛の殺処分班となった。
埋却場の中で処分するらしい、埋却場を目にするのは初めてだ。
この都農の埋却場では一日250頭くらいの処分が目標となっている。
それは台地上にあり、元は大きな飼料畑であったと思われる。
深さ、幅は4?5m、長さは30mはあろうかという溝が4本くらい掘られていた。
雨が降り続いているわりには、法面は比較的安定している。
この日の我々の作業は、鎮静剤や消毒薬の準備など獣医のサポートだ。
牛を積んだトラックが次々と入ってくる。
荷台から降ろされた牛は、溝の間に作られた柵に繋がれていく。
一列に30頭くらいは並んでいただろうか、500kgくらいのあまり大きくない牛がほとんどである。
中には、生後1,2ヶ月の子牛も多い。
保定作業をする人の、せめてものという思いであろう、子牛は母親の横に繋がれている。
私は鎮静剤を獣医に渡しながら、注射が終わった牛の頭にスプレーで目印をつけた。
牛に鎮静剤を打つときに獣医にも上手、下手があるということがよくわかった。
牛は後ろから近づくと驚いて後ろ足を蹴り上げることがある。
獣医にはこれが怖くて柵越しに前から注射しようとする人もいる。
そういう獣医にかぎって、腰が引け腕だけで仕事をしようとする。
ところが牛は尻を左右に振って逃げようとするので、針を刺せない。
また腕を振って勢いよく刺そうとするので、牛は痛くて驚き、注射や針が牛の体に残ったことも度々あった。
上手な獣医は牛に自らの背をつけて牛を固定し、優しく一瞬で作業を終えるので、牛もピクッとするだけだ。
血液を溶解させ殺処分するための消毒液を打つときもそうだ。
上手な獣医はすぐに頸動脈を探し当てるが、下手な獣医は一度刺した針を何度も角度を変えて押し込もうとする。
もっと楽に逝かせてやってくれよ、と周りを囲む人間の共通した思いである。
しかし、獣医にとっても日頃の仕事では経験しないことをやらなければならない人もいるということだろう。
私も含め、いろんな人達が経験を積むという意味では、今回の事態は貴重な機会といえるのかもしれない。
死ぬ間際、立ったまま目が合い、そのままゆっくり倒れ、息を引き取るまで見つめられた牛がいた。
その瞳の中に私の姿を最後まで映していたかどうかはわからない。
せめて、その牛の見開いた眼を閉じてやろうと、倒れた直後に瞼を押さえたが、それを嫌うかのように、またカッと見開いてしまった。
連れてこられるものは黒毛和牛だけではなく、乳用牛やヤギもいた。
そんな中に、今日の午後生まれたばかりという子牛がいた。
体はまだ濡れており、ヘソの尾が垂れ下がったままだ。
獣医の一人が子牛の頭を撫でている。
この世に生を受け、本来ならば喜ばれるはずなのに
わずか数時間の命・・・
誰かが言った。
「お前は犬だろ?ワンと言ってみろ」
痛いほど気持ちがわかる。作業に携わっている皆が同じ気持ちだ。
そして、また誰かが言った。
「人間が一番勝手だ、残酷だ」
殺処分の終わった牛は、足1本にロープを縛られ、バックホーで吊り上げられて溝に並べられる。
その上から石灰を撒き、土砂で埋め戻す、これが埋却地での一連の作業工程である。
最終日も、同じ場所で同じ作業となった。
あってはならないと思いつつ、目の前の光景に慣れていく自分が怖い。
この支援作業を体験して思ったこと、
食べ物は、もっと愛おしく感謝して頂かないといけない。
このような惨劇は、もう二度と繰り返されてはいけない。
そして、人は276,049頭の無念さを、絶対に忘れてはならない。
国は口蹄疫の判定を写真で下し、24時間以内に埋却処分するマニュアルを早急にまとめるとのこと。
口蹄疫発見後の早期対応は確かに重要である。
ただ、海外からの口蹄疫の進入を未然に防ぐ体制やシステムづくりの方が、もっと大切ではなかろうか。
世界中で蔓延する口蹄疫、でも「日本はなぜ2010年以降、発症例がないのか?」
と世界に言わしめるような国になって欲しい。
そして生産者が安心して畜産業を営み、消費者が安心して国産肉を食する、そのような国になって欲しい。
川南町の「現地対策本部」にはタオルが不足していた5月頃に、タオルと共に送られてきた手紙やメッセージがたくさん掲示されていた。下の写真はその一部である。
日本国内だけではなく、海外からの手紙もあった。
皆、宮崎県の再起を祈っている。


今後、タイトルの数字が増えないこと、そしてこの地域と人々の心の中を覆う暗い闇が早く晴れることを切に願うのみである。
頑張れ、再起だ 宮崎!
「七転び七起き」のブログでは、今後「殺」という文字は使用しません。
☆?☆?☆?☆?☆?☆?☆?☆?☆?☆?☆?☆?☆?☆?☆?☆?☆?☆?☆?☆?☆?☆?☆?☆?☆
帰ってきたときの時のらぼっちの真っ黒な顔を見て、とっちんは「南米か」と言ったとか^^
石灰を浴びたりもしたので、それによる火傷もあるようだ
最大のショックは、あれだけ汗をかいて作業したのに、ガーン!
体重が増加していたということ
日頃あまり食べない、揚げ物やご飯をしっかり弁当で頂いたことが原因だろう
職場で、「本当に仕事してきたんですか」と言われるの怖い^^