薩摩は西郷どん、篤姫、龍馬の熱気で桜島と共に燃えてましたよ
でもその話は、ちょっと整理に時間かかりそう

ということで、書きためていた日曜日の続きでーす^^
さて、やっぱり、ただころっけの再審会にだけ出席するのはもったいないと思い
ちょっと早くに家を出発、朝からこんな場所へ行ってきました
「鼎春園(ていしゅんえん)」です


宮部鼎蔵とその弟、春蔵を記念して大正2年(1913年)に作られました
公園になっているのですが、奥にある大きなクスの木と多くの石碑が目立ちます
宮部鼎蔵の碑と銅像です
平成17年度に建てられた銅像らしくきれいでした


宮部鼎蔵をよく知らないので調べてみました
肥後勤王党の総師と言われた「宮部鼎蔵」
医者の家庭に生まれるが、叔父の養子になってから
山鹿流軍学を学び、肥後藩の軍学師範になり国学者の林櫻園にも師事しました
吉田松陰とも知り合い、諸国の志士とも交友を深め
尊皇攘夷の信念を更に深くしていきます
文久3年(1861年)全国から選抜された勤王党親兵が集まり
総督「三条公」により「総監」に任じられます
しかし元治元年(1863年)6月5日、京都池田屋で会談中
会津藩や新撰組に襲われて捕らわれます
その後、捕縛を恥辱として、自刃して果て45才の短い一生を終えます
そのわずか5年後には、明治維新を迎えたということです
弟、春蔵も兄と同じく尊皇攘夷を説いてまわります
池田屋にも同席していて、この時は難を逃れますが
翌年、天王山で新撰組や幕府諸藩兵を迎え自決しました
公園の中央には結構な高さの顕彰碑がそびえ
その両脇には宮部兄弟の歌碑が建っていました

左側には、鼎蔵の歌碑
「いざ子供馬に鞍おけ九重の
御階(みはし)の桜散らぬそのまに」
この歌は、孝明天皇の「矛とりてまもれ宮人九重の御階の桜そよぐなり」
に鼎蔵が応えたものだということです
右側は、弟春蔵の歌碑です
「故里の花を見すてて飛ぶ田鶴は
雲井の空に羽をやうつらむ」
兄の後を追い、肥後藩を脱藩し京都に上ったとき家に送った歌だそうです
どちらの歌も毅然と自らの志を貫く覚悟を歌ったものでしょう
昔の人は国を変えようという志が非常に高かったものと思われます

生家がすぐ近くにあったようですが
いつものように気付かない、ボーっとした熟年夫婦はとっとと車に乗り、次へ^^
着いたのはとっちんの苦手な高いところです
「矢形川虹の大橋」

益城町を起点として、御船町山間部を縦断して、甲佐町を終点とする農道
通称「マミコゥロード」と呼ばれる広域農道にあるんですよ
平成9年9月から着工し平成15年10月に完成しました
橋脚部をアーチ型にしたことで虹のように見えることから「虹の大橋」と命名

んん?施工者は「日立造船株式会社」ですか!
本州四国連絡橋なども手掛けているんですよね
さすが、御船町ということで恐竜のモチーフが施されていました

怖がるとっちんを橋のたもとに置いて一人で橋の真ん中まで行ってみました
なかなかの景色です
下にはきれいに耕された畑が杉木立の中にぽつんとありました
近くに家はなさそうだし、こんなところまで行くのも大変だろうな

惜しいな、こんな絶景をとっちんは見れないなんて!
どこが怖いのだろうか
らぼっちからすると、怖いモノは他にいっぱいあるのに・・・^^;

<鼎春園(ていしゅんえん)>
[所在地] 熊本県上益城郡御船町大字上野
[駐車場] 有り
[アクセス] 地図はコチラ
<矢形川虹の大橋>
[所在地] 熊本県上益城郡御船町大字上野
[橋梁形式] 鋼逆ローゼ式アーチ橋
[橋長] 274m
[幅員] 10m(車道7m 歩道2m 地覆1m)
[高さ] 約90m
[アクセス] 地図はコチラ
熟年夫婦もちょっと泊で遠出してまいります
目的地は薩摩藩です、ちょっくら行ってきま?す^^
昨日の続きです
岩永三五郎のお墓に参った熟年夫婦
そうだ、ここいらは種山石工や野津石工のお膝元
古い橋がいくつもあるらしいということで
行ってきました、東陽町!
ちょっと前までは生姜で有名な東陽村でしたが
八代市と合併してから寄るのは初めてです^^
国道443号に入って、新緑の立神峡を通り過ぎ
八代市役所東陽支所のほうの県道を奥へ向かいました
思ったとおり狭い道を行くことになります
地元のお年寄りが何人も怪訝な顔で我がエアウエイブを見つめられます
「悪いことをしに来たわけじゃありませんよ」と言いたかった^^;
「おいおいニャンコよ、橋を知らないかい?」
「ハシ?アタシニャカンケイナイニャン!」

川はあるのにそれらしい橋はなかなか見つかりません
でも、しばらく行くと目指す橋のひとつである案内板がありました
表示に従い脇道に入って進んで行くのですが
道はかなりの狭さ、二人していや?な予感が・・・
案の定、軽トラがやっとのような幅の坂道になり
Uターンさえ出来るところはないような雰囲気にビビっていたところ
農作業をされている近所の方が「この先は行き止まりだよ」
やっぱり?熟年は橋の場所を聞くこともなくお礼だけを言って
このあたりの橋の探索は止めようということに決めました
松山橋、新開橋、岩本橋、あ?あ見れなかった(T_T)
ということで国道まで戻って次に目指したのは、なんと「天然橋」なんです
天然ということは人工じゃないってことですよね
それってどんなものか、非常に興味が湧いたんです
詳しい場所とかわからないまま、おおよその見当をつけてみました
国道を氷川ダム方面に少し進むと「菅原神社」がありました
このあたりじゃないかと車を止めると、こんな説明板が

神社の説明かと思いきや、偶然にも探している天然橋の説明でした
これはすごいラッキーでした
その代わりに車が少しだけ傷ついてしまいましたが^^;
かすれてはいますが
「この位置から北に向かえばその壮観な姿が眺められる」
と書いてあります
まあ、ずいぶんアバウトな書き方です
そりゃ探しましたよ、神社の北側をね!
でも、田んぼと川があるだけでまるで天然橋の気配なし
ここもまた振られるのかと、二人しばしボーゼンと立ちつくしていました
と、突然とっちんが「川を越えた向こう側じゃない?」言い出しました
とりあえず車に乗り北側の集落のほうへ行ってました
するとありましたよ、またまた説明板

だからー、どこにあるのかっちゅうねん
矢印とか書いとくれよ、たーだ説明の板だけじゃわかんないよ
それからまた、ひたすら目を凝らして探しました
そしてやっとこさ見つけました

写真だと分かりやすいですが
現地では自然橋に絡みついた草木が、山々の葉の緑と重なって非常に見つけづらかったです
近くにも行ってみましたよ

凝灰岩によって自然に出来上がった自然の橋なんですよね
言い伝えでは、二千数百年前に
白髪岳の神様が山を下りられる時、邪魔になった石の壁を蹴破って通った、とか
おい、ちょっと待てよ
白髪岳といえば、あのあさぎり町の白髪岳?
ずいぶん遠いところから来られたもんですねえ、ま、いいか
ここは数々の石橋の名工が生まれた場所
その歴史よりはるか昔にこんな橋があったとは、何か不思議な感じもします
ボーボーの草をかき分けかき分け、真下まで行ってみました

岩肌が見えていました
幅は一定ではなく、右側が細くなっています
いつか風雨にさらされて崩れ落ちてしまわないか、ちょっと心配になりました
結構大きいんですけどね

古い人工の橋もいいですが
こんな自然の橋はきっと他では見られない珍しいものだと思います
別にパワースポットとかではないのでしょうが
ここではちょっと変わった空気を感じました
熟年夫婦にも何か今までと違うものが備わってきてないかな?(笑)
<白髪岳天然橋(しらがだけてんねんばし)>
[所在地] 熊本県八代市東陽町北字五反
[長さ] 27m
[高さ] 9m
[指定] 市指定天然記念物 (昭和63年3月1日指定)
[アクセス] 地図はコチラ
通潤橋の手本になる日本最古の水路橋、雄亀滝(おけだけ)橋を造った石工です
熟年夫婦も2週間前に訪れていましたね?^^
2週間前の記事はこちらです
ここでちょっと三五郎さんについてお勉強^^
雄亀滝橋でもわかることですが
三五郎は、単なる目鑑橋の建設だけではなく
治水や利水、道路建設など土木工事全体にわたる優れた技術者だったと言われています
昨日UPした樋門や用水路などの建設にも携わったんですよ?
八代の干拓事業は、石工の種山組、野津組を中心に行われ
三五郎は、石工共総引き回し役となりました
石工の棟梁に弟子がつくやり方で、プロの集団を組織化して
大規模な土木工事ができる体制づくりと役割分担を進めたので
多くの目鑑橋が架けられたり、干拓事業にも活躍できたのです
後に霊台橋を架けた宇助、通潤橋を架けた宇市は三五郎の弟子だったようです
当時は武士格の家のみ名字を与えられておりましたね?
大津町の「江藤家住宅」でお勉強しました^^
三五郎の場合は寸志による許可ではなく
その「八代郡中石工共惣引廻」での工事中に限り、岩永姓を名乗ったということですが
その後も名乗っていたのでしょうかね
この橋は、1830年頃三五郎が造ったといわれている
現在、鏡町内に残っている唯一の目鑑橋の「鑑内橋(かんないきょう)」です


平成6年には老築化のため修復されていて、橋の上部をみると古い橋には見えません
少?し残念な気もしますが、古めかしく修復されたらそれも嫌ですよね

ここでウロウロしていたら結構、お年寄りや子供達が渡っているので
やはり安全な橋にしておかなければならないと思いました

そういえば、ここは細川藩時代の八代?松橋の下住還の要所
八代市の前川橋の近くにある徳淵と並ぶ11枚立の重要な御高礼場でもあったのです

その後、八代干拓の功績が認められ、三五郎は薩摩・島津藩の家老に呼ばれました
そして我が国最初の多連式アーチ橋である甲突川五橋などいくつもの目鑑橋を架設し
河川改修や新田開発に腕前を発揮したのです
有名な「甲突川の五石橋」も彼が架橋しました
鹿児島市石橋記念公園内に三五郎の像が建立されているようです
鹿児島においても名声を得ていたのですね
後に薩摩から帰りましたが、無理が祟りこの近くの芝口で病死しました
58歳でした
その芝口に三五郎の墓があると、案内板に書いてあったので行ってみることに
おおよその見当をつけ、墓地を目指して行くと
案外簡単に見つけることができました


ああ、読みづらーい!
手書きはいいのですが、もう少しはっきりした濃さだと有り難いです
とっちんはなぜか墓地には近寄りませんでした
何か感じた??
一族の墓地の奥には三五郎の像がありました
平成8年10月にこの石像は建てられています
氷川に向かっており、まるで故郷の河川を見守っているようです

”曲尺(かねじゃく)”を持って誇らしげに建っておられましたよ
鹿児島の三五郎像も曲尺を持っているのかな^^
八代平野の功労者のひとりだった岩永三五郎
今こんなに大きな平野になり、田畑が潤っていることを予想していたでしょうか
機械化もされ、米やいろんな野菜が作れるのも
あなたの力があったからでもありますよ^^
<鑑内橋(かんないきょう)>
[所在地] 熊本県八代市鏡町内田
[制作年] 1830年頃
[長さ] 7.2m
[幅] 2.8m
[指定] 市指定有形文化財 (平成5年7月1日指定)
<御高札場跡(おんこうさつばあと)>
[所在地] 熊本県八代市鏡町内田
[指定] 市指定史跡 (平成5年7月1日指定)
[アクセス] 地図はコチラ
<岩永三五郎墓(いわながさんごろうのはか)>
[所在地] 熊本県八代市鏡町鏡村豊原
[指定] 市指定史跡 (昭和51年5月29日指定)
[アクセス] 地図はコチラ
朝食がずいぶん早かったので、お腹ぺっこぺこになってきました
この日のランチは行き当たりばったりではなくて決めていました
八代では面白い麺が食べられるという情報をゲットしていたのです
12時前に腹を減らして来たのは
八代市港町にある、こちら「刀削麺丸新」さんです
同じ市内の高島町にある有名な「そば工房○新」の弟さんが開いているお店ですね^^

ご自宅を改造してお店にされていますから
場所を知らないと、絶対に通り過ぎてしまいます^^

中は、明るくて清潔な感じです
厨房を見なければ、ちょっとしたカフェと言っても不思議じゃないかも^^
女性客が多いというのもうなづけます

メニューはこちら
刀削麺をメインとしながら、いろんなトッピング料理が用意されています





ちょっと量的に上品そうに見えたので
迷いに迷って、3品を注文しようとしたら、ご主人が
「結構お腹一杯になりますよ。2つ食べてみて、また注文されたらどうですか」
とアドバイスされたので、「スープ刀削麺」と「ぶっかけ刀削麺」を注文
さて、刀削麺と名付けられた妙技の登場です
小麦粉を練った塊をおもむろに持ち上げると
シュッシュッシュッっと包丁で手裏剣を投げるように削っていきます
カメラで撮ろうとしても、腕の動きが早くてとらえきれない
しかし、削られた麺は確実に煮立った中華鍋の中に投入されています


どこかで修行されたのですかとお聞きしたら
独学でマスターしたお兄さんから教えてもらったそうで
6ヶ月くらいで出来るようになりましたよ、とあっさり^^
温かいスープものが先にお湯からあげられましたよ
んん?きしめん?だんご?
「スープ刀削麺」です

らーめんと思って食べたら、いい意味で裏切られます^^
スープは魚介系のあっさり目のスープで、かなり和を感じます
というと”うどん”になりますが、生姜の効いた肉団子で変化があります

見た目はまさしく、”きしめん”か”ほうとう”か
でも削っているので、麺の外側は薄く「つるんとろん」とした感じ
内側はしっかり厚みがあるので「しっかりもっちり」しています
熟練はされていてもそこは人間、多少厚さや長さに違いはあります
でも、そこがまたこの刀削麺の良さなんじゃないでしょうか
食べているとご主人に「コショウを入れてみて下さい」と言われたので
素直な熟年夫婦は、コショウ投入!ガリガリッガリガリッ・・

わ?お、ビックリ!洋風になりました
これはこれでうまい!ブラックペッパー恐るべし・・
「じゃ、それにラー油を入れて」
言われるがままの熟年夫婦、お店手作りのラー油をトロッ!

おっひょ?!!
味わいのある中華料理になったのです
うまい!これはうまいぞ!
手作りのラー油は辛いけど深みのある味で
コショウが入ってるスープを一瞬にして変えてしまいました
今流行の食べるラー油としてもイケそうなくらい旨いラー油でした
こちらは「ぶっかけ刀削麺」

器の下に見えているのは、わさびです
こちらは紛れもなく和の”うどん”でした^^
スープ刀削麺のインパクトが強くてこちらの味はあまり覚えていません^^:
もちろん麺は冷たくてしこしこしていましたよ
3つ注文しなくて正解でした
ぺこぺこになったお腹でも充分満足できましたから
食べ終わって話をしていると突然、目の前に出てきたもの

思わず覗き込んでいると「牛乳プリンです」とご主人
「え?、デザート付き?」と驚く目の前には「紅茶」と「カラメル」
どっちかというと紅茶のほうがカラメルの色してますが^^

二人ですから、1つずつかけてみましたが、カラメルはよくわかりませんね
紅茶は甘?くしてありました
でもこれがすごく美味しかったです
思った以上に満足のいく昼食になりました
後からお客さんも何人かいらっしゃって賑やかになりました
とっちんにナイショでまた行こうっと^^
休みは不定だそうですよ?
久しぶりに・・
肥後味趣乱 ☆ 4つ
<刀削麺 丸新>
[住所] 熊本県八代市港町 61
[TEL] なし
[営業時間] 11:00?20:00
[店休日] 不定
[駐車場] 6台
[アクセス] 地図はコチラ
らぼっちの仕事の関係で八代に行く用事があり、朝早くから出かけてきました
ところが早くに現場に着くも、先方の都合もあってか空振り
早起きしたのにな^^;
こりゃ、どこかで時間をつぶそうということで
行ってきたのが、かなりマニアックな”樋門巡り”です
まず、樋門とはなんぞや?
「用水の取り入れや排水、舟運などのため
堤防を横切る暗渠(あんきょ)にして設ける通水路」(コトバンクより)
と、あります
水門と何が違うのかと思いますよね?
Wikipediaによると「水門」の項目の中で
「樋門や樋管も水の流れや量を制御し
高水時には扉を閉じて堤防としての機能を持っているが
堤防の中に管渠(水路)があるところに設置されるものを指す。
つまり、水路の上に盛り土がされている状態のものが一般的に樋門や樋管と定義される。」
よくわからんが、結局、”盛り土”というところが違うっちゅうことか
ま、百聞は一見にしかずということで見てみましょう
まずは「大鞘樋門(おざやひもん)」です


この樋門は鏡町にある大鞘川の県道42号線沿いにあります
樋門を取り囲む鞘石(石垣)が非常に堅固だったことから
「大鞘樋門」と名付けられ、この周辺も大鞘と呼ばれるようになったようです
こちらは5枚戸になっています
確かに”盛り土”がしてありますね^^

1819年の施工当時は5ヶ所の門が築造されました
現在残っているのは3ヶ所で、ほんの近くにまとまってあったようですが
熟年夫婦は知る由もなく、ここで満足するのでした^^;
造りがどうなのか、詳しくはわかりませんが
これら5つの樋門が造られたことにより
鏡町のこのあたりから新地干拓の足がかりが出来たということでしょう
ただ、水はあまりきれいではなく
妙な魚が酸素不足のためか、口をパクパクさせながらたくさん泳いでいました

さて、次に向かったのは「郡築二番町樋門(ぐんちくにばんちょうひもん)」です


郡築地区は明治時代の干拓事業により造成された土地ですが
災害により堤防の決壊もある中、昭和13年に新設されたのがこの樋門です
石造3連アーチ式で、八代平野に石造の多連アーチ式樋門として
2箇所現存するうちの一つとなります
国の有形登録文化財に指定されているんですよ

前述の樋門に比べるとやはりずいぶん近代的になっています
これを設計した人はおもしろいデザインを考えたものですね


ここでなるべく前方から写真を撮ろうとしていたとっちん
突然、「きょえ???っ!!」という叫び声
「もう少しで踏むところだった、ヒモかと思ったよ!」

うんうん、ヒモに見えなくもないけど
やっぱりこのツヤっぽさは紛れもなく「ニョロ」でしょ
踏まれなくてよかったね、ニョロ君!
そして最後はすぐ近くにある
「旧郡築新地甲号樋門(きゅうぐんちくしんちこうごうひもん)」です


明治33年に甲、乙、丙の3ヶ所が建設されましたが
現在残っているのは、この甲号だけとなっています
この樋門がもうひとつ残る石造の多連アーチ式樋門です
しかも、アーチ部分には赤煉瓦が用いられ
10連もの連続アーチになっているのが特徴のようです
国の重要文化財にも指定されている、歴史的にも価値のある遺構です

補修はされているでしょうが、積まれている石の並びはきれいでした


土台となっている石積みも水中に見えましたが
かなり幅があるものだと思いました

「郡築二番町樋門」と同じく、裏側は新たに鋼鉄製の扉がつけられていました

江戸時代から多くの出稼ぎ労働者が巨石を積み上げ、いくつもの樋門が造られてきました
現在の八代平野の半分以上は干拓によって成り立っています
過去のこうした人々の努力によって
今や、い草やトマトなどの農作物の一大生産地として発展しているのですね
樋門の近くではい草が腰の位置まで伸びていましたし

ジャガイモは可憐な花をつけつつありました

あ、少し花の色が変わっていますね^^
<大鞘樋門群(おざやひもんぐん)>
[所在地] 熊本県八代市鏡町両出・同千丁町古閑出
[制作年] 1819年(文政2年)
[指定] 県指定史跡(平成17年6月8日指定)
[アクセス] 地図はコチラ
<郡築二番町樋門(ぐんちくにばんちょうひもん))>
[所在地] 熊本県八代市郡築ニ番町
[制作年] 1938年(昭和13年)
[長さ] 14.2m
[幅] 8.2m
[指定] 国登録有形文化財(平成10年4月21日指定)
[アクセス] 地図はコチラ
<旧郡築新地甲号樋門(きゅうぐんちくしんちこうごうひもん)>
[所在地] 熊本県八代市郡築三番町
[制作年] 1900年(明治33年)
[長さ] 31.8m
[幅] 8.3m
[指定] 国指定重要文化財(平成16年7月6日指定)
[アクセス] 地図はコチラ
再び「山都ころっけ」の再審査会にお声をかけていただきました
当然、最後まで責任を全うしなくちゃなりません
熟年二人は前回のC斑で再チャレンジとなった
2店2種と新たに考案された1種のコロッケを試食させていただきました
今回はお店の方も来られていて
ころっけのコンセプト、材料や味付けの工夫などを説明していただき
モニターはいろいろ質問するという形で進められました
まずは、こちらのころっけ

今回は従業員の皆さんでアイデアをだし、食べ比べたそうです
メインの材料もやまめから豆腐の味噌漬と蒟蒻に替えて
味、香り、食感を意識されておりました
値段も抑えられ、ネーミングも若い方が発想されたそうです^^
らぼっちは、味噌の風味をもう少し増してもいいかなと思いましたが
ソースをかけることを想定しているそうなので
それならば、ちょうど良いのかもしれません
お次は、こちらのころっけ
メインのまぐろは活かし、山の幸である筍の食感を増すために干し筍を使用
海と山が旨くコラボしております
あちゃ、真剣に語り合ってたら、写真忘れてしもうた^^
そして、こちらが新作ころっけ

中がショッキングな紫色です!
でも、紫芋とかではありません
蘇陽で有名な地産であるブルーベリーを使用しています
果実の形と酸味を残しながら、少し甘めの味付けで
ころっけからスイーツへ、一歩踏み込んだ一品です
ただ、この中には思いもかけないものが入っていたのです
最初はえーっ、と思いましたが、それが全く不自然ではなくて
舌と脳が一口目で美味しいと受け付けていました^^
隣のD斑でもこのようなころっけがお目見えしておりました
後から、ちょっとだけつまみ食い!


最初の審査会でも感じたことではありますが
今回はまた更に、どのころっけも料理人さんの山都町を盛り上げたいという
熱い魂を感じた一品に仕上がっていたと思います
モニターなど柄にもない二人が偉そうに意見して
本当に申し訳ありませんでしたm(_ _)m
そして審査会の後、以前、熟年が来店のときに食べられなかった地鶏梅ころっけ
居酒屋「梅太郎」さんが是非揚げたてを食べてもらいたいとのことで
商工会青年部の○さんに、連れて行っていただきました

梅太郎さんは、横町通りのイノウエ菓子店の隣に移転予定だそうで
今日も、5月1日開店に向けて、店内は改装工事の真っ最中!

そんな時でも嫌な顔一つせず、ころっけを揚げて下さいました
地鶏の食感に梅の酸味も効いて
しかも揚げたてですから、本当に美味しい^^


そして、お茶も美味しかったんですよ
梅太郎さん、ありがとうございました^^
お忙しいなか、少し、ご主人のお母さんともお話しできました
なんでもこの梅太郎さんの地鶏焼きは県外からでも食べに来られるほど
人気のあるものだそうです
新規開店後は、昼間も営業されるそうですから、楽しみですね
こうして今日も美味しいころっけ三昧の一日でした^^
山都魂の心意気に胸いっぱい!
そしてお腹もいっぱいになりました^^
ご馳走様でした
そして、○さん、誘っていただいたうえに
お土産まで頂き、本当にありがとうございました^^
本屋に行った所、2010本屋大賞の冲方丁さんの『天地明察』
ではなくて、この日が文庫本の発売日だった
2009本屋大賞の湊かなえさんの『告白』です
もう読みましたという方も多いでしょうね
映画も観たいのでその前に本で
中学校の先生が「私の娘はこのクラスの生徒に殺された」という告白から始まります
まだ途中なんですけど、衝撃のラストというのが
楽しみというか、ワクワク、ドキドキ!なんです^^
もしかしたら、ちょっと重いかも・・・

さて、先週末のお出かけのお話しの続きです♪
先日の熊日新聞に、「海の万里の長城 国の重要文化財へ」という見出しで
旧玉名干拓の石造の堤防の写真が掲載されていました
新聞によると、文化審議会が国の重要文化財に指定するよう文部科学相に答申したとのこと
指定されれば、総延長5・2キロメートルで
国指定重要文化財の中では最大の建造物になるそうです
答申した石造干拓堤防は、明治20?30年代に築造した末広開[すえひろびらき]、
明丑[めいちゅう]開、明豊開、大豊開の潮受堤防4基と
末広開東三枚戸、末広開西三枚戸、末広開二枚戸の樋門3基だそうです
はい、これは見にいかにゃ、ということで、弁天山のピクニック後に向かいました^^
すぐにわかりましたよ、海の万里の長城と形容された石垣
それにしても見事な石積みです
本当にお城の石垣にも見劣りしません、はい^^

現在は、横島干拓事業によって更に海の方へ陸地が広がっていますが
昭和初期まではこの堤防が、干拓地を海から守ってきました

新聞に写真が載っていた東側堤防の中央付近にある樋門には、既に数組の観光客がおられます
後からも次々とおいでになってました
熟年のような、史跡マニアは、結構おられるってことですね^^
県指定重要文化財の指定や土木遺産の認定など、既に重要施設として認められています



これが、六枚戸の一部でしょうね

せっかくですから、堤防の上を歩いてみましょう^^
向こうに残りの扉が見えてますよ

結構な高さですが、幅は1mくらいあるのでそれほど怖くはありません
と思ったら、高所恐怖症のとっちんの眉毛が下がってますよ
おまけにまん真ん中を歩いてる^^



堤防の天端はコンクリートで補強されたりもしていましたが、相当劣化していました
おっかなびっくり、歩くことに^^
所々に梯子が用意されていますが、こんな階段もありました
長めの石を突き出すように積んだものですが、どこそこに残っていました
試しに、おっかなびっくり下りるご婦人^^

でもよくよく考えたら、このように石積みが綺麗に見えるはずはありませんよね
草に埋もれて上半分しか見えないよ、というのが普通ではないでしょうか
やはり、地域の方達がこのような貴重な財産を後世に残さなくてはいけないということで
草刈りや清掃をされてきたとのことです

古いだけでなく、美を伝えるための維持管理がなされているからこそ
歴史的価値が生まれ、認められたのでしょう
地域の方達が頑張っているというところは、大津町の江藤家と共通しているよね
と話したところでした^^
先週末は、江藤家に始まり、万里の長城まで
近場でありながら、なかなか満足度の高いお出かけでございました^^
<旧玉名干拓施設>
[アクセス]地図はコチラ
ラボを連れてピクニックに出かけてきました
安近短で済ませようというセコイ・・・
いえいえ、ラボを連れての遠出はいささか面倒だし
節約のため、手弁当を持ってゆっくりした時間に出発しました
まず、目指したのは合志市の竹迫城跡公園だったのですが
ありゃま、ワンコが禁止の看板あり!
ま、こういう所も多々ありますからね^^;
ということですぐ近くにある「蛇の尾公園(じゃのおこうえん)」に行くことにしました

まだ新しそうな公園でしたよ?
でも、だぁ?れもいません

つつじも真っ盛りでよく整備もされていました
車から降りたラボは走りまわりたくてたまらないようです
「ワクワク!!」

裏の池のほうではいろんな生き物がいました
アオサギにトラフトンボ(たぶん)、ベニシジミ



板でできた遊歩道の横にある人工の川を覗くと
ギョ!っとしました

何かと思ったら、人参が等間隔で何本も置いてあるじゃないですか!
何のために?と熟年ふたり、ない頭で考えたのですが
ここの川ではホタルが生育しているという看板を見つけ
ホタルの餌になるカワニナの餌にするためだろうということに落ち着きました
(本当か嘘かはわかりません、あしからずm(_ _)m)
ひとまわりしていると
おお、mamさ?ん、熟年も見つけましたよん!

隣には普通の新緑まぶしいモミジがありました

両方とも花がついているのが不思議な感じがしましたね
ふと気が付くと、ラボがいつもの散歩ではしないことをしていました

あ?あ、何かのニオイを付けているようです、困ったもんだ^^;
人はいませんが、立派な公園です
でも、芝桜はかなり残念なことになっていました

一通りまわったところで次に行ってみよー
と、車に乗って公園のすぐ横を通ったら、まー見事に手入れされたつつじが!


こちらで充分だったかも、なんて思ったふたりでした^^
さ?て、次に向かったのは旧西合志町の「弁天山(べんてんさん)」なんです


標高は145mほどですが、昭和60年に
展望台からの眺めが「熊本緑の百景」に選ばれているとのこと
ほう、知らなかった^^
子供会の行事かな?
家族連れの団体さんがお弁当を広げ、楽しんでいました

桜はもうこんな感じ

ラボはというと、日頃は絶対飛ばないようなところを
「えいや!」

胴は長いですが、なんといっても足が短すぎるので
かなりビクビクしながらジャンプしていました
よかったね?、側溝に落ちなくて^^
西側の展望広場に着きました
ここでお昼にしましょ、ラボにはまず水を飲ませて・・

熟年夫婦が弁当をたいらげた後、ラボには茹でたササミを食べさせ
おやつの時間です



近すぎるやろっ!!ってオレか^^;
ちょっとラボと遊びすぎちゃった
さてお腹もいっぱいになったことだし、展望所に行ってみようかね

へへ、決してニョロ対策じゃありませんよ^^
ラボが、先に先に行こうとするんですからね
展望所からのパノラマです、この時あまり天気が良くありませんでした
(↓大きくして見てね)

このあたり一帯、ビニールハウスだらけでした
いちご?すいか?何が作られているんでしょうね
しばらくして熟年ふたりと1匹は山を下りることにしました
ワンコ連れはいませんでしたが
人がそれ程多くもなく、景色も素晴らしいところがこんな近くにあったんですね
また来ようね、ラボ!・・・・??
なんじゃ? その尻尾!
ほうきじゃないんだから、掃除して歩くなよ^^;

<蛇の尾公園(じゃのおこうえん)>
[所在地] 熊本県合志市上庄
[アクセス] 地図はコチラ
<弁天山(べんてんさん)>
[所在地] 熊本県合志市野々島
[アクセス] 地図はコチラ
江藤家住宅からあまり離れていない「天神森の椋」でした
それなら大津に入ってすぐに行けばよかったのに
と、お思いでしょうが、そこは熟年夫婦の間の抜けたところ^^;
ま、帰り道でもありましたしね
この辺りを通ると一際高い木なのですぐにわかるのですがね
熟年夫婦は気付くこともなくいつもスルーしておったのです
やれやれ、どこ見てんだか・・・
県道202号線から窪田阿蘇神社の方への道を入ると
町区公民館の敷地に説明板がありました


でも、ここは椋の木の入り口じゃないんです
1本南側の道を入っていきますよ?
そして民家の真横の通路を通ると椋の近くに行くことができます
ブロック塀がありますが、なるべく静かに通りましょう
ここは昔、天満宮が祭られていたそうで「天神森」と呼ばれていました
「天神森の椋」と言われるのはそういう所以なのです
天満宮の跡地は結構広く、その中央付近に大樹はそびえ立っておりました
まずは太くてどっしりした幹

根元には高さが6mにも達する空洞があります
江戸時代に猛烈な竜巻が起き、その際に大きな枝が吹き折れたようです
その後、この空洞が出来上がったと言われています
白川の水や近くの家々を吹き上げた竜巻は、この椋の木で消えたとか
天神様に守られた椋は竜巻の猛威をも呑み込む力を持っていたのでしょうか
「椋天神」「椋どんさん」と呼ばれ親しまれているのは
そんな歴史があったからなんでしょうね
枝には若葉が出ていましたよ

葉の表面はザラザラとしているみたいです
昔はこの葉で、漆器やべっこう細工、象牙などの表面をみがいていたようです
あまりに高いところにあってよくわかりませんでした^^;
それでは、お待たせしましたー!これが全容ですよ!

椋の木を守るためにまわりに囲いがしてありました
600年も立っている大木ですから、今度は人間が椋どんさんを守らなければ!
なんか倒れそうなくらい斜めっていますが
大丈夫そうですよー、枝で均整が取れているようですから^^
おんや?あれは?

ちょっとボケていますが、どう見ても鳥の巣ですよね?
結構大きい鳥のものでしょうかね
今は空き屋になっているようでした
こっちはただの穴?

最近は強風や雷で巨樹が倒れるという話をよく聞きます
この椋の木も台風の時など、まわりには風を遮るものが何もないので
そのあたりはちょっと気がかりです
この日のお出かけの最後にこの”椋どんさん”に会えてよかったです
青い空に向かっている立っている雄姿は
熟年二人に明日への活力を授けてくれました
頻繁に通るところですから
これからは度々寄ってみることにしましょう
また会いましょうね、椋どんさん!^^
椋どんさんのまわりにはたくさんのタンポポが風に綿毛を揺らしていました^^

<天神森の椋>
[所在地] 熊本県菊池郡大津町上町
[幹囲] 約7.9メートル
[樹高] 約21メートル
[樹齢] 推定500年?600年
[指定] 県指定天然記念物(昭和38年7月23日指定)
[アクセス] 地図はコチラ
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いいよぉ、って方はポチッしてね^^
そんなに遠出はしませんよ
さてどこへ向かったのでしょう?
どこに行ったかと申しますと・・
なんと「黒川発電所」なのです
な?んとなくこういうところもいいかな?っていうことで狙ってみました
立野駅近くから細い道の方へ下りてみると

ほえ?踏切の向こうには鉄橋があるじゃないですか
有名な「白川橋梁」ではありませんが
負けず劣らずの場所じゃないでしょうか?
せっかくだから列車が通りかからないかなと携帯で時刻表の確認をすると
15分くらいで来そうでしたので、しばらく待つことに

15分が長過ぎたのでそこら辺を歩いたり、遊んでみたり(あはっ^^)


ようよう時間が過ぎて、姿が見えてきました
おー、きたきた!


あれ?トロッコ列車じゃありませんか!!
早く早く!通り過ぎてしまう前にシャッターを・・・

慌てなくてもちょっとの間、止まっていました
もちろん熟年夫婦のためではありませんよね^^;
でも、なんで前に普通の列車がくっついてんの?
写真映えしないと思ったらそのせいか(ウデのせいかも)
トロッコ列車に馬力がなくなったのかな(そんなばかな)
思いがけない光景に出会い、熟年ふたりのテンションは急上昇↑↑
発電所に行くことを忘れるほどでした
本来の目的地に下りていって見上げるとこんな風景が


もうすぐ公開の万田坑を思わせます
もっと下には白川沿いに北向谷原始林が見えました
国指定天然記念物の照葉樹林地帯です

さあ、「黒川第1発電所」に着きました
谷山に轟音が響いています
大正3年(1914年)から操業しているんですよ



明治時代からの水力発電の夢がここに実ったのです
後に下流側に第2、第3の発電所が完成し
家庭への送電、産業エネルギーとしての発電を行っています
でも正直、ふたりして「なぁ?んだ」と思ったのでした
トロッコ列車であまりにもテンションが上がりすぎていたもんで
ここではさほどのインパクトを感じなかったのです
もともとそれほど凄いというほどのものではありません
見に来る人などほとんどいないであろう地味?な施設です

そして、ここからさほど離れていない場所へと車で移動したのですが
これが”運の尽き”でした
ここまでも車が傷つかないか、かなり心配しましたが
なんとこんな道を進もうとしたのですよ

この先は急カーブで下り坂、オマケにもっと狭くなっていました
突っ込んだものの先には進めず、バックすることに・・・
んがっ!
バックに入れるものの、前進してしまうので
サイドブレーキを使いながらアクセルも全開
何度切り返したかわからないくらい悪戦苦闘しました
あ?あ、ずいぶんガソリンが減っただろうな
どうにかこうにか脱出させ耕作放棄地に車を乗り入れ
徒歩で向かった先は

「・・・・・・・・」
あれにかろうじて見えるは、「白川発電所」です
ナビ上では橋のようなものがあるはずだったのに
予定ではもう少しこちら側から見えるはずだったのに
後からちょっと探してみましたが
この発電所が見える場所はこちら側からはありませんでした
まあね、そんなに都合のいいことばかりは続かないってわかっています
でも、苦労したわりにはごく一部しか見れなくて残念でした
そしてこの日、最後に行った場所があります
そこでは元気がもらえるかな?♪
<黒川第1発電所>
[所在地] 熊本県阿蘇郡南阿蘇村大字立野
[アクセス] 地図はコチラ
暦に違わず、ここのところしっとりとした雨降りで
田畑は潤い、新緑はより濃くなっていくことでしょう
心配なのは、今週末にまた寒くなるという予報です
今年は未だに寒気が南下してきて、ぶるぶる震える日があって困ります
らぼっちが朝、肩をすくめずに颯爽と歩けるのはいつなんだろう・・
今日はらぼっちが出張なのでとっちんが担当しま?す^^V
さて先週、市内のつつじ(たぶんキリシマ)はそろそろ見頃を過ぎる気配に
「こりゃ、急がないと今年も見逃しそうだ」ということで行ってきました
もちろん、「つつじ」といえば大津町ですよね
「江藤家」からまず向かったのは「昭和園」です
つつじ祭り前日なのに人が多くて駐車場に入るのに20分くらい待ちました

おおーー!、なかなかきれいじゃありませんか
色とりどりのつつじが咲き乱れていました
花が小さめのキリシマ、クルメ(あまり詳しくないので、たぶん)は満開状態
ヒラドはこれからといった感じでした

中でも、らぼっちが好きなのは目にも鮮やかなこの色のつつじ
やけに情熱的な色だと思いませんか?

メタボの熟年おっさんには似合わねーだろって思った人、いるでしょ?
おーほほほっ、とっちんもそう思います!
”ないものねだり”ってこともありますがね
とっちんはこちらに目が釘付けでした
まるでぽんぽんのように花が丸くついていてかわいかったですよ?^^

えっ?こっちもシワの出来たおばはんには似合わないって?
はい、やっぱり”ないものねだり”です!
ぐるーっとまわって見ていると
まだ八重桜も咲いていて、つつじとのコラボもなかなかよかったです

家族連れ、お年寄り夫婦、会社関係?
いろんな人達がそれぞれに花見を楽しんでおられましたよ
あまり見かけない色のつつじもありました


微笑ましい光景もあちらこちらに見受けられ
枯れかけつつある熟年ふたりの心が潤ったひとときでした

つつじを満喫して駐車場に戻ってみると、よそ様の車にこんなものが

この天候でしたから、ずっとこの足跡をつけたまま
この車はどこそこ行っているんでしょうね
なんとなくかわいい感じがして写真を撮ってみました^^
それから「昭和園」を後にして、もう1ヶ所つつじを見に行ってきたんですよ
やはりつつじで有名な「日吉神社」です
御茶屋跡北側の空き地に車を止めて歩くことにしました
鳥居をくぐって参道を上ると爽やかな気分になったんです
太陽に透けたもみじの新緑がすごくまぶしかった?^^

神社は高台にあり、今のつつじの頃はもちろん
桜や紅葉の時期も訪れる人が多いんじゃないでしょうか

日吉神社独特の破風形の合掌をのせた鳥居も見られました

ん?狛犬ならぬ狛猿?
いいえ、「神猿(まさる)」と言われる神様のお使いです
こちらはなんとも愛嬌のあるお猿さんでした


御神木の「夫婦楠」です
巨樹というほどではありませんが、2本とも伸びやかに育っています

はっ、夫婦円満をお願いし忘れました
こりゃいかーーん、一番大事だったのに・・・^^;
さて、つつじを見てみましょう
ここはヒラドがほとんどのようでした

やっぱり少?し早いようです
でも木が大きくて、らぼっちと離れるとどこにいるかわからないくらい
そんなに広くはないのに迷子になりそうでした

下の公園では2組の方々がお花見をされていました
つつじの満開にはまだまだでしたが
5、6人の女性のグループでは話の花が満開のようでした^^

いや?、今年は桜も満喫、続いてつつじも観賞できてよかった?!
寒い寒いと言いながら、こんなに長くゆっくり花々を見たのは珍しいかも
心の汚れを洗い流すためにも花見はしなくちゃいけませんね
さあ、きれいな心になった熟年夫婦(ほんとかいな)
お次はちとマニアックな場所へと車を走らせましたよ?♪
<昭和園>
[所在地] 熊本県菊池郡大津町室
[アクセス] 地図はコチラ
<日吉神社>
[所在地] 熊本県菊池郡大津町大津2184-1
[アクセス] 地図はコチラ
お腹は満足したけれど、懐は風通しがよくなりました^^
ガソリンも徐々に値上がり気味なので
今回は近場を探索しようということになりました
そこで行ってみようと思ったのが大津町にある「江藤家住宅」
年2回「つつじ祭り」、「からいもフェスティバル」の際に公開されます
この日は17日、「つつじ祭り」は翌日18日
その「つつじ祭り」の日の10時から3時半までの公開ということは知っていました
が、お宅を外から少しでも見れたら、と思って向かいました
「江藤家」は豊後から移住しこの大津町陣内で豪農として栄えます
江戸中期に設けられた「寸志差上げ」の制度によって
元武家だった「江藤家」は細川藩に献金し、武士格(御家人)となりました
そして”在”御家人として特別に豪華な住宅になっていったのです
大津南小学校前の県道202号線はよーく通ります
が、なぜか今まで寄ってみようと思うことはありませんでした
なので場所は分かっていたのですが、入り口がドコなのか全然わかりません
はい、案内板がどこにも出ていないのです
北側の露地を入ってみるとこんないい雰囲気の石垣がありました

この石垣を見ていたら、俄然お屋敷を見てみたくなりますよね
近くには車を止める場所がなかったので
小学校の前の空き地に車を置き、向かってみました
南側の露地を入ろうとすると大きなクスが目に飛び込んできます
いい意味で「江藤家」の存在を誇示しているようです

門の前には近所のおばあちゃんが二人、草取りをされていました
挨拶をして門や説明板の写真を撮っていると・・・




どこからともなく一人のご婦人が現れました
聞けば、18日の「JRウオーキング」を一日間違われて(なんとお気の毒に)
せっかくなので歩いてこちらにもまわって来られたというお話しでした


3人で長屋門の前をウロウロ、チョロチョロ
「お宅のほうはどうなんでしょうね?」とか話しながら・・・
その内に、少しでも中の様子を見たくなって、門をくぐる3人

ありゃん?人影があるじゃないですか!すかさずらぼっちが
「すみません、ちょっと見せてもらえないでしょうか?」
でも、門から母屋まで遠すぎて聞こえないみたいでした
ダメもとですから、さらに大胆になります
らぼっち、母屋に近づいて行きながらもう一回繰り返します
「すみません、見せてもらえないでしょうか?」
本当にずうずうしい!!^^;
すると、上の写真に写っておられる江藤家11代当主の方が
「いいですよ、こちらにどうぞ!」と案内して下さったのです
3人とも顔を見合わせびっくりしながら後に続きます
当主の方は、明日の公開に先立ち、庭の池のお掃除の最中でした^^
ちょうど役場の方が来られていて資料もいただきました
まず、目の前にどーんとそびえ立っていたのは「椰(なぎ)」の木です


340年もの間、江藤家を見守りながら生長してきた木ですが
公開されてたくさんの人に根元を踏まれるためか、かなり弱ってきたため
ただ今、樹木医によって治療中でした
庭だけでもため息がでるほど素晴らしいものだったのですが
お屋敷のほうの障子をあちこち開けていただきました
ひょえ???!!

見たこともない市松模様の畳にキンキラキンの床の間
床壁は金箔を12枚も重ねて貼ってあるそうで
修復の際は、熊本城の本丸御殿をも手掛けた職人さんに依頼されるそうですよ

有名な方々の掛け軸や山水画、絵、書などがたくさんあります
この日かかっていた書は西園寺公望の「功必陪之」でした
庭のほうの説明もしてくださいました
白川の石を集めて造られた肥後石組庭園というものだそうです
米蔵は3つあったそうですが、老築化のため取り壊されたそうで
ただひとつ残されている「中の蔵」です

近くに行ってみると、なまこ壁と扉に時代を感じます

当初、江藤家は茅葺き平屋建てだったらしいですが
桟瓦葺き一部2階建てになった時期を示す資料となっているようです
屋根の瓦も特注らしいですよ
入り組んだ屋根のいたるところに修復の跡がありました


目を移すともう一本の文化財「もっこく」があります
こちらの木は150年くらい、生長は遅いそうですが
幹が太くなって屋根ぎりぎりになっていました

こうしてご厚意に甘え、20分くらい拝見させていただきました
公開前日のお忙しいなか、おかまいなしの3人に丁寧に説明までしていただき
ほんとうにありがとうございました!m(_ _)m
この後、徒歩のご婦人に一緒にどうですかとお誘いしましたが
遠慮されて、ここでお別れしました
さて、次に向かったのは・・・
<江藤家住宅>
[所在地] 熊本県菊池郡大津町陣内1652番地
[指定] 国指定重要文化財(平成17年12月27日指定)
[アクセス] 地図はコチラ
「よし行こうか」、「なら早く寝ようや」
金曜日夜の熟年夫婦の会話です^^
朝からの大行列を想定して、開場の9時半前から並んでおこうという算段です
そうです、似たような企画が多くあるので今年が第何回目かもわかりませんが
「日本全国こだわり 食の彩典 2010inくまもと」に行ってきました

9時に家を出て、9時20分頃には到着しましたが
あれっ、意外と車が少ないですよ
一番近い駐車ブロックに停めることができました
でも中の入口付近は、おーっ、やはり並んでいますね


開場の中の店舗の並びはこんな感じです

<東池袋 大勝軒>
さて、開場すると脇目もふらず向かったのは、元祖つけ麺のこちら!
既に10人くらい並んでいました

朝食に軽くパンを食べてきたので、二人で一杯の「特製もりそば」です^^

麺の第一印象は白い!
浅草開花楼ほどの太さはありませんが、そのかわりぷりぷりの弾力があります
意外と量が多く、300g以上はあったんではなかろうか
スープは豚骨、鶏、魚介の全ての旨味がミックスされていて
なんとも深くて、優しい味わいか・・・
その中にピリッと効いた辛さのアクセント
つけ麺ですから濃いめなんですが、濃い過ぎない
二人して、これは美味い!!
ボンズほどどろっとはしていませんが、麺によくからんできます
最後まで、飲めてしまう美味しい本物のつけ汁でした^^



で、次に中で頂いたのがこちら♪
<アクアジャパン>
B級グルメ選手権で優勝している、おなじみ
シロコロホルモンと富士宮焼きそばです



ホルモンは大きい腸のぶつ切りが5切れ入り、一切れ100円なり^^
このシロコロは30回以上は噛めないと飲み込めない^^
顎も鍛えられるし、からんだ甘辛のタレが、美味かった!

富士宮焼きそばは、麺がちょっとモチモチしていましたが
普通の焼きそばと変わらないではないかい、というのが感想です^^;
そして、お持ち帰りで買ったお店が次のとおり!
<堂島スイーツ>

お持ち帰りはこちら、「魔法ロール」はいまいちだったので
「堂島プリン」も期待薄でしたが、予想通り裏切られました
熊本にはもっと美味いプリンがたくさんあるぞ!

<松風庵かねすえ>

お買いあげは「わらび餅」
500gの量は多いかなと思ったんですが、これが一番小さかったんです^^
うん、和三盆の甘タレときな粉にからまったわらび餅、これは美味しかった


<北島商店>

ご存じ、水泳の北島選手の実家のお店ですよね
有名なメンチカツサンドは高かったのでパス!
「メンチカツ」と「コロッケ」、ランチ用に購入^^

<名古屋藤吉郎>

「天むす」、こちらもランチ用に購入^^
外の芝生に座って頂きました

<himel fresh juice>
そして、最後に寄ったのが、こちら!
やはり、〆はデザートが要りますよね、「けずりいちご」です!

まるごと冷凍イチゴを小割にしていました
こちらは、暖かい春の陽射しの中で頂きました♪

外では、そよ風の中を鯉のぼりがたっくさん泳いでいました♪
子供達がその下を走り回る、いいショットが撮れたのに
ピンボケ、なぜ、残念!!

さて、大津方面のドライブに出かけしましょうかね^^
ということで、今日ネタは簡単にいきます^^
帰り着くなり、ラボがしっぽというか、お尻をふり回して迎えたのは、とっちんの方^^
「ボクを、ボクを抱っこして」といわんばかり
お前はボクじゃなくて、もうおっさんなのと言っても
とっちんとじゃれ合い続けている
ん?決して焼きもち焼いてるわけではないですよ、たぶん^^
で、今日遅かったのは、ひさーしぶりに映画を見てきました
なかなか見たいと思う映画がなかったんですが
二人が見たいと一致した映画は、「シャッター アイランド」
レオナルド・ディカプリオ主演で
「不可解な事件が起きた孤島を舞台に、謎解きを展開する本格ミステリー大作」
という触れ込み!

(C)2009byPARAMOUNTPICTURES.AllRightsReserved.
映画の始まる前に注意事項の字幕に
「本編は謎解きの中に、いくつものヒントが隠されています。
目線、指先など注意して見て下さい。みなさんは、いくつ見つけられますか」
といったような説明まであって、ワクワク度は更に増します♪
結論から言うと、これはミステリーではありません
うーん、どちらかいうと、社会派映画ですね
内容的にはちょっとおどろおどろしくて、重かった
途中であの映画を思い出しました
きっとこの映画名を言うと、最後のどんでん返しまで分かちゃいそうなので
伏せときますが・・・・なかなか面白い洋画にあたりません^^;
さて、今朝最初に行ったところのテイクアウトを帰ってから早速、頂きました
これです♪
堂島スイーツの「魔法のロール」



なんだか、へしゃげてる
ちょっと時間がたっちゃたからかな!

魔法のロールとは、食べた瞬間、すぅと溶けてなくなる魔法の生地
だそうですが、確かに食感は豆腐ぽい感じではありました
でも口溶けが良いかというと、う?ん・・
確かに他の生地とは違うけれど、しっかりした感じもあったかな
クリームも、ちょっともっさりしていました
なので、その生地も生クリームもそこまでは美味いとは・・というのが正直な感想です
とっちんは知っていたそうですが
「堂島ロール」の姉妹品と思いこんでいた らぼっちは、がっかりでした
やはり、夫婦の会話が足りない証拠か^^
とは言いつつも、夜中10時頃に、これだけ食べた二人はメタボ増殖中!

しつこいですが、うちのNO1ロールはまだまだ「山都ロール」なんですねぇ^^
さきほどまでTVで放映していたお話し
夫婦の会話が何分ありますか
16分以上あると夫婦の幸福度がぐーんとUPするそうな^^
16分くらい、当然ですよと豪語していたある旦那さん
その御夫婦の一日の会話を24時間カメラを設置して計測していました
その結果、朝46秒、夜が1分30秒くらいだったかな
合計2分とちょっと!
うーん、熟年夫婦はもっとしゃべってるよな
でも計るとぎりぎりかもね
ただ、確実にいえることはブログを始めてから夫婦の会話が
圧倒的に増えたこと^^
つまりブログによって、上がるのは
夫婦の幸福度、そして腹回りの寸法ですね^^
でも、とっちんはラボとも結構、会話してペロペロされてるんですよね
こっちの方が、らぼっちよりも長かったりして^^;
さて、本日は簡単に、八代のランチネタです^^
確か昨年暮れの「週間山崎くん」でかめきち君がレポートしていたお店へ行ってきました
八代高専近くの国道3号線沿いにあります、釜揚げうどん・そばの「客殿」さんです
店の入口に大きな幟旗に注目!
やはり安いですよね
この日も平日だったんですが、10台ほどある駐車場はほぼいっぱいです
店内も作業着を着たお兄さんやお父さんの姿が多そうです
ファミリーもいましたっけ^^
確か、値段が安くて高専の生徒さんが3玉はあたりまえ
5玉食べる人もいますよと、女将さんに言われて
かめきち君が確か5玉注文したんだったかな^^
さて、やはり、客殿一押し品は頂だかなくてはいかんでしょう
ということで注文は「ジャンボうどんAセット」
ジャンボは二玉分です
トリプルに挑戦、とも考えましたがちょっと躊躇^^
どーんと登場! どうですか?
これで450円はかなりお安いのではないでしょうか
麺は均一の太さで少しソフトな麺ですね
まあ、このお値段で手打ちは難しいでしょう
腰はいまいちですが、これはこれでありだと思います
二玉分のボリュームとしても完璧です^^
スープはいりこ出汁がよくでていますが、ほとんど透明?
味はまあまあですが、もっと出し汁の量を多く入れて欲しいな^^
そして、食べ始めてすぐに感じたのが天かすの多さ、山盛りでしょ
少なめの汁が更に少なくなって、ギトギトになってきた
これは、ハッキリ言って入れすぎです
天かすはテーブルの上に置いといて
量は個人の自由に任せた方がいいのではなかろうか^^
まあ、でも地域の方や高専の学生さんはこれが大好きなんでしょうね
今度、注文するときは天かす少なめと言いましょう^^
注文が多かった、がっつり「カツ丼セット」なんかもいいかな
ご馳走様でした♪
肥後味趣乱 ☆3つ
<客殿>
[住所]熊本県八代市平山新町2544-2
[電話]0965-34-2744
[アクセス]地図はコチラ
やっぱり、今日の阿蘇は雪だった!
積もったらしい!!
日本列島は冷えに冷えている
経済状態と連動しているわけじゃないだろうけど
この先、日本はどこに向かっていくのかな・・・
ささ、今日も山都ネタですよ^^
山都町には巨樹が多いんですよね
それもみんななかなか素晴らしい形をしています
今回は少しマニアックな場所まで行ってきました
わかりづらいとの話(誰の?)に少々引き気味になりながら
国道218号線から県道39号線に入って行ったのですが
案の定、途中で迷いました^^;
なんのことはない、まっすぐ10kmほど車を走らせればよかったんです
そして県道152号線に左折するとこんなところを通ります
ここから500mくらい先を右折して1kmほど行くとあったんです
卵形をしているということだったのでわりとすぐにわかりました
「大藪山神(おおやぶさんじん)のヒノキ」です
いかがざんしょ?
逆光であまりきれいな写真になりませんでしたけど^^;
木に近づくにつれ、枝ぶりの凄さに目を見張ることになります
とてもノビノビと育った感じです
ぎゃはは!木の下にはすご?く簡単な説明板がありました
っつーか、なんの説明にもなってないんじゃない?
「ふるさと熊本の樹木」ってこんなもん?
ま、だらだらと難しいことが書いてないので、これもありか^^
それにしても、なんの変哲もない場所に普通に立っているこのヒノキ
杉に比べると生長は遅いようですが、それでも結構な迫力がありました
ヒノキの巨木って初めてでしたが、素晴らしかったです
枝と枝がからまらながら伸びていたり
同じところから何本も枝が出ていたりして
首が痛くなるほど見上げていました
写真では2本に分かれているように見えますが
実際は3本に分かれていて、それぞれがかなり太いです
山神さんの名にふさわしくすべてを包み込んでくれるような
そんな雰囲気を持ったヒノキでした
「お?い、らぼっち、なにしてんの?」
「登ったらバチがあたるかな?」
「あっは?、ムリムリ、帰るよ!」
道路脇には「フウロケマン」(たぶん?)が咲いていましたよ
とってもかわいらしい花ですが、毒があるそうですよ
ひえ?、早いとこ退散で?す!!
<大藪山神(おおやぶさんじん)のヒノキ>
[所在地] 熊本県上益城郡山都町一の瀬大藪
[幹周] 6.3m
[樹高] 21m
[樹齢] 推定300年
[指定] ふるさと熊本の樹木(昭和56年3月12日指定)
[アクセス] 地図はコチラ
4月も半ばだというのに雪なんて、寒すぎるんじゃないか?い
春はいずこに??
うう、灯油はもうないのだ^^;
さて、日曜日のお話し・・
山都町に行く前に時間があったので寄り道をすることにしました
R218経由でどこかあるだろうとノープランのまま家を出発!
これといって何も思いつかないまま甲佐町を通り過ぎ美里町に入ってから
さてどこに行こうか、と車を止め二人で考える
そこでふと管理者Uさんの「検定に出ない熊本雑情報ブログ2」の記事を思いだし
熊本最古の水路橋に行ってみようということになりました
場所がわかるかな?と心配しながら国道218号を山都町方面に向かいました
そうしたらなんのことはない、国道沿いに大きな看板(杭?)が建っておりました
案内板に従って進むこと20分弱、なんかガーガーと妙な音が聞こえてきます
入り口付近にはトラックや車が数台
今から歩いて向かおうとする道にはキャタピラーの跡がありました

んん?これはもしかして工事中?
ってことは見れない可能性大?
いや?な予感を抱きつつ歩いていくと、やはり小型の重機で道の崖側を補修中


小型とはいえ狭い道なのでキャタピラーはいっぱいいっぱい!
人がちょろっと横を通ることもままなりません
どうしたものか考えていたら、ちょうど重機が多少広さのある所に移動
慌てて走り寄り、通してもらうことができました^^;

結構な山の上なのですが
見えてきた石橋は山の景色と重なり、見事な調和を見せてくれていました
柏川井手といわれる水路にはきれいな水が流れています
この水路は11kmもあるそうですよ

種山石工が最初に造った水路橋で後の通潤橋のモデルになったそうで
通水橋では日本で2番めに古いものです
とても趣のある石肌になっていますよ


あれ???
県の説明板には、なぜかしっかりと「おけだき」と書かれていますね
裏を覗くと階段のようなものが見えました

水路橋の雄姿である橋上の写真、撮ったと思っていたのに
ないじゃ??ん!!残念!!
まだ現役の水路橋なので、もうすぐ活躍の時期ですね
頑張れ!雄亀滝橋!

そういえば、気になったのは「雄亀滝」と呼ばれる理由
説明板には「桶岳」の文字が見えますが
桶岳に雄亀滝という滝でもあったのかな?
でも、こんなところで?こんなすんばらしい橋に出会えてすごく満足でした

藤の花が真っ盛りでしたよ

山を下りる時、数軒あった民家の前で遇ったワンコ
ちぎれんばかりに尻尾を振っていたのに、おもいっきり吠えていた
おいおい、キミどっちやねん?

<雄亀滝橋(おけだけばし)>
[所在地] 熊本県下益城郡美里町石野
[形式] 単一石造アーチ
[橋長] 14m
[完成] 1818年
[指定] 県重要文化財(昭和49年11月19日指定)
[アクセス] 地図はコチラ
風が冷たい、明朝は暖房が必要なんでしょうか
やれやれ、風邪を引きそうで困ったもんです
皆さんもお気をつけくださいね

今日はどーんと写真からいってみました!
いかがでしょう?
これは小学校の塀で、グランド側の角から撮った写真です
萩の街歩きがまだ残っておりましたので
最後、駆け足で紹介したいと思います
ここ萩市には明倫館という有名な学校がありました
明倫館は萩藩5代藩主、毛利吉元が享保3年(1718年)に建設しました
当時は天下三館(水戸の弘道館・鹿児島の造士館)の1つとして呼ばれ
全国有数の規模の藩校でありました
明倫小学校にその遺構の門があるということで立ち寄ったんですよ?

おおー、威風堂々と建っておりました
「明倫館の正門」、通称「南門」です
1849年(嘉永2年)に建築されたものですが、2回の移築が行われ
再び建築当初のこの位置に戻ってきたようです



実は小学校の校舎は木造建築で昔の雰囲気の姿をそのまま残しており
国の史跡にも指定されています

つるつるになり歴史を感じる木の階段の手摺りに感動したり
ノスタルジックな気持ちに浸りながら校舎を見ていたのですが


他にた?っくさんあった遺構を全部見逃していたのでした
車をバスセンターの方の駐車場に止めれば見れたのかも^^;
孔子を祀る聖廟の前門、「観徳門」でしょ!
周囲を玄武岩の切石で築いたもので遊泳術、水中騎馬の練習に使われた
日本最古にして唯一の水練場であるプール「水練池」に
坂本龍馬もここで試合をしたといわれている剣術場と槍術場である「有備館」
ただひとつ、「明倫館碑」だけが偶然にも校舎の前に二基写っていました^^;
だって、校舎には先生と思われる方々がおられ
うろうろするのがちょっと憚られたもんですから・・
でも考えてみれば、観光地なので堂々と見せて貰えばよかったかなと後で思ったのでした
明倫小学校から市民広場を通り城下町の街並みを残している呉服町の方へ移動
なかなか風情がありますよ



「景観のため電柱、溝蓋がありません、ゴミや吸い殻を捨てないで」と書いてありました
なるほど、確かに蓋があると興醒めしますよね
江戸屋横町にある「木戸孝允旧居」です
桂小五郎と言ったほうが分かりやすいかもですね


和田小五郎→桂小五郎→木戸貫冶→木戸準一郎→木戸孝允
昔の人間は養子に行ったり、通称を使ったり、藩主から賜ったりと
人生のみならず名前のうえでも忙しかったんですね^^;

まだチョンマゲを結った孝允
う?ん、やっぱり違和感があるな?

見事な屏風や孝允誕生の間


これは孝允7、8歳の頃の書でかなりの達筆です

らぼっちがどんなに頑張っても足下にも及びません
呉服町通りに出ると豪商と名高い「菊屋家住宅」がありました

びっくりするくらいの広?い敷地です
幕府巡見使の宿として本陣にあてられたそうで
主屋、本蔵、金蔵、米蔵、釜場の5棟が国の重要文化財に指定されています



向かいにはやはり商家だった「旧久保田家住宅」
板壁の色が目を引きますね


そこから菊屋横町に入るとこんな萩焼がショーウインドウに

インパクト大でしょ?タイトルがいいですね^^
しばらく歩くと「高杉晋作誕生地」の家があります
ここは旧宅とは言わないんだ、と妙なことが気になったりします


「西へ行く人をしたひて東行く
心の底そ神や知るらむ」

西行を慕って自ら「東行」名乗ったりもしたようです
奇兵隊を組織し総督となったのも高杉晋作です
薩長同盟に尽力し、第二次長州征伐には全藩を指揮
諸所で活躍したのですが、29歳の若さで病死しました

本当ならひとつひとつが興味深いところではあるのですが
時間もなくほんとうにざーっと見て歩いてしまったので
こんなまとまりのないものになってしまいました
いっぱい、見落としがあってまたまた宿題だらけとあいなりましたが
満足いっぱいの「長州・萩のぶらり旅行」でした
もう一度、いや季節を変えて二度くらいは訪れたいものです
<おまけ>

山口県の県道のガードレールは本当にオレンジ色なんです♪
<明倫館>
[住所] 山口県萩市江向
[指定] 国指定史跡(昭和4年12月17日)
[アクセス] 地図はコチラ
<木戸孝允旧居>
[住所] 山口県萩市呉服町2丁目
[指定] 国指定史跡(昭和7年3月25日)
[開館時間] 8:30?17:00
[入館料]1 00円 (小学生未満は無料)
[定休日] なし
[アクセス] 地図はコチラ
<高杉晋作誕生地>
[住所] 山口県萩市南古萩町
[開館時間] 4月?10月(8:30?17:00)
11月?3月(9:00?16:00)
[入館料] 大人100円 中・高生50円
[定休日] 不定休
[アクセス] 地図はコチラ
今年の春は特に、低気圧や前線の影響を受けているそうで
天気が不安定になっているようですね
熟年夫婦は年がら年中、情緒不安定?
身体もなかなか順応できなくなり、いろんな不具合が生じてきています
頭の鍛え方が足りないからかな^^;
そんな熟年ふたり、昨日はまたまた山都町に行ってまいりました?

はい、この「第10回 チェント・ミリア かみつえ」のイベントに
世界の名車がたっくさん、すごかった・・・
NO???!!ちがーーーう!!
なんと、第1回「山都ころっけ認定審査会」に出席してきたのです
なぜに?とお思いの方、よくわかっていらっしゃる^^
グルメブロガーでもない熟年夫婦に声をかけてくださったのが○さん
以前から山都町にお邪魔した記事にコメントをいただいてました
舌の肥えていない二人でも大丈夫なんだろうかと不安を感じつつ
少し早めに会場に着きました
○さん、お話しや説明を細かくしていただきありがとうございました

斑に分かれると伺い、資料を見ていると「こんにちは!」の声が!
顔を上げるとそこには「くろさん亭」のくろさんご夫婦がいらっしゃいました
おお、1ヶ月ぶりの再会です^^
もしかしたらと思っていましたが、お会いできて嬉しかったです♪
話もそこそこに、くろさんご夫婦はA斑、熟年はC斑に分かれて審査が始まりました
(4斑に分かれて8品ずつの審査でした)
写真はなぜかB斑のころっけたちです^^;

今年1月から行われた「ころっけ街道スタンプラリー」に
初日から参加して辛口の記事を書いてはいましたが、審査するとなると緊張します
この「ころっけ街道」のコンセプトは
「うまかぁつもりて山都なる」
・繊細で華麗な技、美しき心のこもった「おもてなしの“ころっけ”」
・山に感謝し、山の恵みに魂込めた“ころっけ”
ということです
熟年夫婦の審査したC斑の中で
この”山都魂”をビンビンに感じたものをチラッとご紹介
「里のめぐみ」 チポリーノさん

具材もたくさんで色合いがとても鮮やか、味もとても良かったです
さすがパン屋さんだけに、パン粉には特徴があるようです
「かぼ猪ころっけ」 居酒屋かぼちゃ

肉は猪ですよ、猪!
なんでもご主人が仕留めてこられるとか・・・(マジ?)
肉には臭みもなくなかなかの味わい、中のかぼちゃがクリーミーで美味しかった
「おしよせころっけ」 鮎の瀬交流館

おふくろさんが作ったようなやさしい食感、やさしい味わいでした
旧矢部町の郷土料理「かすよせ」をころっけにしてあります
子供からお年寄りまで、美味しくいただけると思います
ところでこの「山都ころっけ」には認定五ヶ条なるものがあります
その壱 山都町のおいしい農産品・畜産品・特産品を使用している“ころっけ”
その弐 愛情たっぷりの手作り“ころっけ”
その参 こだわりの“ころっけ”
その四 地産地消、食育を推進している“ころっけ”
その五 おいしい幸せを提供できる“ころっけ”
これを基に認定審査会では10項目が掲げられておりました

お店の方々が山都町の味を考えに考えてつくられたであろう、ころっけたち
この熟年夫婦が認定審査なんておこがましくて申し訳ない気持ちでした
ころっけとにらめっこしつつ、口の中と脳をフル活動させて
ようやく自身の審査が終わった時には
すでに他の斑では結果を出されていました、ふう?^^;
ただですね?
ほとんど丸ごとが置いてあったため、1個を取ってこなければならず
すぐにお腹いっぱいに!
昼食を抜いていたのにもかかわらずですよ^^;
とにかく、ちょっと作りすぎですよ!
ナイフなどが添えられていると、必要な分だけ取ってこれたのにと
帰りの車の中で思ったところでした
そうしたら他の斑のころっけも食べられたのに・・(欲張り過ぎ?)
あっ、それからシロウト意見ですけど
ころっけと何かをコラボさせてはどうざんしょ!
例えば、手を汚さず、コロッケを挟んでさっぱり頂くために
レタスを10枚セットで用意しておくなんて、いかが^^
高冷地野菜の山都レタスとして売り出せませんか?
もう一つ、今回はころっけの味を審査するのが主だったのですが
皆さん、モニターでありながら、お客さんの代表でもあるんですから
ころっけに限らず山都町を如何に盛り上げるか
フリーに意見交換する時間や記述するペーパーがあってもよかったかなと
ちょっと思った次第です
かくして、○さんのおかげで貴重な体験をさせていただきました
ありがとうございました
(○さん、とってもおもしろい方でした^^)
また、お呼びとあれば馳せ参じま?す
審査も終わり、解散になった時に
くろさんから美味しいものをいただいちゃいました?♪
くろさん、サプライズ過ぎますって^^;
くろさんらしいチョイスに思わず顔がほころびました


なんともかわいいパッケージデザインじゃないですか
チロルなかなかやりよるな!
くろさ?ん、ありがとうございました?
熟年夫婦は気も付かずに、ただくろさんのサプライズに乗っかっちゃいました
後でゆっくりといただきますね^^
二人で、このせいでメタボになろうと、寿命が縮まろうと仕方ないね
と笑いながらパクついていました^^
さて、春山の幸を求めて、次に来たのは俵山です

ワラビで有名ですよね
でも熟年の狙いはワラビではありません、これです

実は5?6年前にワラビを採っていたときに
小学校の理科の先生という方が
「これを採ってごらん、天ぷらにしたら美味しいよ」
と教えてくれました
それが「ハナウド」です
それからは、毎年ワラビ狩りの人を横目にハナウド狩りです
セリ科の多年草ですが花は知りませんので、こちらからどうぞ
ハナウドは谷間のような少し湿気があるところにあります
そして、このような若芽を摘みます♪

田植えしそうな恰好をしたご婦人がここにも一人^^
ハナウドは採れたかなぁ

香りはうまく表現できませんが、摘んでは鼻まで持ってきて
満足感に浸っております
なんだか癒し効果があるんですよね^^
摘んでしばらくすると萎れるので
帰ってからはすぐに水に浸した方がいいようです
そして、次に向かったのは阿蘇高森方面の「タラの芽」です
2月末からちょくちょく覗いている山ですが、頑な程に固い芽をしてるんです
巷の道の駅では、1パック200円くらいで出回っていますから
さすがにもう若芽が出ているでしょう、と
しかーし、さすがは阿蘇!
まだほとんどがこんな感じでした

でもあきらめずに探しているとこんな芽やあんな芽がありましたよ


タラさん、ごめんね
少しだけ頂きますね、ポキッ♪
この後、手野の名水へ
他に誰もいなかったのは初めてです
うちは毎回これだけの量を汲みます、50リットルくらいでしょうか
100円で申し訳ありませんが、水神様頂いていきます

ところで、山菜はどれもアクが強いのでその日のうちに
下準備しなければなりません
特に大変なのがタケノコ
うちの玄関前はこんなことになっちゃいました


ラボが勝手に食っちゃってます
まあ、そのくらい生でも美味しいということでしょう
そして、昨日の夕食にタケノコの煮物と山の幸の天ぷらが登場です
疲れた身体で、とっちんが作ってくれました
でーーーん!


このタケノコの煮物とハナウド、コゴミ、タラの芽の天ぷらには
ビールがよく合うぜよ(龍馬伝を見ながらだったので^^)
山の恵みに感謝しながら美味しく頂きました
とっちん、美味しいよ?^^
ということで、山の幸編は終わりですが、海の幸編はいつ行こうかのお、とっちんよ!!
この日は珍しく、くっきりとした景色が見られましたね
ウチのカメラではこれが限界ですけど^^

川沿いには黄色の絨毯もありました

やっぱり、ドライブはえええのお
って、いつまで龍馬やってんかって^^
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26度を超す夏日だったと聞いて、納得!
しかも、黄砂もほとんどなく(たぶん)遠くの山々までくっきりと見えてました^^
熟年夫婦は朝から丸一日、山の幸を求めて走り回りましたよ
まずは知人宅のある城南町での「タケノコ掘り」です
知人となる本人さんは不在なのですが、鍬まで貸して頂き、いざ竹林へ^^
昨年も体験しましたが、少し早かったからかタケノコを見つけることに一苦労しました
今年は、逆に少し遅かったため、ちょっと大きめのタケノコが至る所に、にょきにょき♪

これらは少々固そうと敬遠し、ちょいと頭を出したものを見つけて掘り方開始!

太い根っこがタケノコを囲むように守っている?ので、なかなかうまく行きません
昨年の経験をふまえ、今回は少し掘ってタケノコの根の方向を確認したら
「えいっ」とひと太刀ならぬ、ひと鍬^^

また、昨年は気持ちが入りすぎて?、腰を痛めたので
今年は慎重に作業しましたよ
陽気のせいもあって、2?3本も掘れば汗だくです^^

そうこうしていると、知人のお父さんが車で様子を見にこられました
らぼっちの親父よりも5つくらいは上だと思うので80半ばでしょうが、しっかりされています
「これはやわか」、「これも掘らんな」
「はい、はい、わかりました^^」
二人とも汗を、ふきふき最初は敬遠していた大物にも挑戦です
ひと鍬が、斜めに浅く入った明らかなミスも
「いい、いい、成功たい」、お褒めの言葉がお上手なんです^^
そのうち、「大き過ぎるけん、これは打ち倒してくれんね」
そうですよね、この際ですから、我々をどんどん使って下さい
高齢化で竹山がどんどん荒れているんですよね
昨年までは知人が管理していましたが
こんなに傾いた竹は昨年はなかったような・・・

「あんたたちゃ、朝から弁当持って、夕方まで掘りにきなっせ
うちの娘達も5?6本しか掘って帰らん、たくさん掘って近所に配んなさい」
「・・・・・・・・」 ^^;
山に入って1時間半くらいでしょうか
腰もなんとか大丈夫だったし、予想以上の収穫でした
お父さんの”ココ掘れ”指示のお陰です^^

お父さんに、丁寧にお礼を申し上げ、城南を後にしました^^
それから、城南町には、こんな珍しい史跡があるんです
「御領貝塚」です
縄文時代後期の九州最大の貝塚だそうです

本当に貝だらけなんです
が、ほとんどシジミの貝がらだそうです



そしてこの貝塚の上に若宮神社があります
地域のかけがえのない神社なんでしょうね


さて次の山の幸を求めて向かったのは・・・^^
<御領貝塚>
[所在地] 熊本県下益城郡城南町東阿高
[指定] 国指定史跡
[アクセス] 地図はコチラ
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せっかく日本海に面した萩市にいるんだからと
魚の美味しい店を携帯で探すも、ぱっとした店は見つからず
道の駅に行けば何かあるやろと
「萩しーまーと」の中にある和食レストラン「来萩」さんにおじゃましました

駐車場の混みようから想像はしていましたが店の外は行列が^^
でも15分程度で呼ばれたので助かった、なんとか腹の虫が暴れるのに間に合いました^^
こちらは、魚市場隣直結の立地条件もあって、新鮮な魚をふんだんに使った
自慢のメニューが並んでいます
注文は外で待っている間に決めてました
どのメニューにも、貝汁、漬物がついています

それにしても、来るのは早っ、ものの10分くらいではなかろうか
こりゃ、回転が速いはずだわ!
姪っ子の注文は、「カニグラタン」と「おまかせ寿司」
その日の仕入れによって毎日寿司ネタが変わるそうで今日はこの10貫
美味しいとにっこりしながら、ぺろっといっちゃってました


とっちんの注文は、「ジャンボ穴子天丼」
穴子が大きすぎて、どのようなアングルに収めようか四苦八苦してました
ご飯少なっ!と感じたようですが、穴子の天ぷらはサクッとして美味!

らぼっちの注文は、「来萩スペシャル」

新鮮な魚介がたっぷり載った海鮮丼は、人気NO.1メニューだけあってビジュアルがたまらん^^
ウニもイクラも美味しかったのですが、やっぱりご飯が少なっ!!
大きな海苔の下には、ご飯はほとんど隠れていませんでした
皆さんこれで、満足してるんやろか、ちょっと残念!
ご飯が少なく物足りなかったので、揚げたての天ぷらを車の中で食べ
お腹を満足させた3人は、日本海が一望できる笠山へ向かいました
笠山は萩市街の北端部に位置し、日本海に突き出た半島になっています
2003年に活火山に指定された阿武火山群と呼ばれる50余りの火山の一つで
約1万年前に噴火した最も若い火山です
また、安山岩の小さな溶岩台地は世界でも萩だけにしか見られないそうです
山の麓には、笠山と越ヶ浜の間を砂が堆積して陸続きになったときに
取り残された海の一部である風光明媚な「明神池」があります

後で知ったんですが、明神池は気水湖で池と溶岩の間を海水が行き来しているため
池にはマダイやメバルなどの海水魚も生息しているそうです^^
池の畔にある厳島神社の奥には最大の風穴があり
溶岩の間から吹きあがる風は13度くらいの冷たさで
まさしく天然のクーラーだそうです
観光客の皆さんは、湖畔を散策していますが
熟年は車を一旦停車して写真を撮っただけで笠山に上りました
まずは、日本海の絶景でしょう!
それほど大きくはない駐車場はほとんど満杯です
それというのも、頂上は桜が満開なんですよ

なになに標高112m、火口の直径30m、深さ30mで世界最小の火山とな
世界一小さな噴火口がこちらです

のぞき込んでもよく分かりませんが、そうなんでしょう
確かに周辺の岩は溶岩らしき色をしてました

さて、展望台に上ってみましょうか

ほおーーーーーっ、絶景じゃ!
青い空、青い海、満開の桜、トンビのコラボは如何なもんでしょうか

遠くに見えるのは島々はやはり笠山と同じ火山です
前に見える島々は笠山よりもずっと昔の噴火によるものだそうです
来てよかったよん♪
神社の近くの案内板には「伊藤博文旧宅」や「伊藤博文別邸」の文字が躍っていました
これは行ってみらな?ん♪
ゆっくり歩くこと5分、生け垣に囲まれた中に旧宅はありました
茅葺きのこぢんまりした建物です
「伊藤博文旧宅」


伊藤博文は、1841年9月2日今の熊毛郡大和町で
百姓林十蔵、母琴子の長男として生まれました
この建物はもと萩藩の中間、伊藤直右衛門の居宅でしたが
安政元年(1854年) に父十蔵が一家をあげて伊藤家に入家しました
博文が14歳の時のことです

その後、博文は17歳のとき吉田松陰の門(松下村塾)に入って教育を受け
尊皇攘夷運動の志士として活躍しました
28歳の明治元年、兵庫県知事に赴任するまでの14年間、ここで過ごしました

七部屋あったのですが、中ほどには二畳の部屋とかがありました
姪っ子と何に使う部屋なんだろうと首を傾げあいました
庭には母に叱られて立たされたという出世石が残っていたらしい
また見落としました^^;
風呂と便所が野外にあり、当時の農村では典型的な下級武士の住宅なんだそうです
伊藤博文の学業時代を偲ばせる貴重な史跡ということですが
さぞや夜は暗かったことでしょうね
旧宅を裏の方から眺めて、そのまま隣に移動すると
「伊藤博文別邸」に行くことができます


建物全体の写真を撮り忘れちゃった、なんでじゃ?^^;
でも玄関はまるで道場って感じで、「たのもー!」って大声をかけそうです
伊藤博文が、明治40年(1907年)に現在の東京都品川区大井に建てたものです
ここへは、往時の面影をよく残す玄関、大広間、離れ座敷の3棟を移築したようです

明治時代の宮大工伊藤満作の手によるものでして
別邸には天皇から下賜された灯籠や
広間の畳五枚分の1枚杉板の鏡天井
離れ座敷の節天井など意匠に優れたものがあったようです
相変わらず見方が悪かったのでしょうか
説明書きもなかったようで、何一つわかりませんでした^^;
普通、上ばかり見ては歩かんもんね
百円玉二つ(姪っ子は靴が履きづらいからと外で待っていました)を
箱に入れた際、パンフでもあったのでしょうかね
こういう形式も良いと思いますが
もう少し見どころを活字で表したものが欲しかった・・・(泣)
帰ってからいろいろ調べていると
なんと「ここにはガイドが常駐し、施設の説明を行っている」とか説明してある
え????そんな人いなかったし、じーさんが一人おらしたけど
ガイドしてくれる気配もなかったよーん^^;

長州ファイブのお話しや博文さんのいろいろはたくさん書いてありましたよ




そして、以前の千円札にあった肖像画に比べると若い頃からの写真に
伊藤博文!というとなんとなく違和感を感じてしまうのでした
実際、東京にあった別邸はここより倍くらいの大きさがあったのかな

初代内閣総理大臣をはじめ枢密院議長、貴族院議長に就任するなど
政府の要職を歴任した博文は明治42年69歳の時、ハルピン駅で凶弾に倒れました

横の広場にあった博文像、かなり高いところにおいででした
こういっては失礼ですが、なんともちんちくりんで
クリスマスケーキの上にあるサンタの人形のように思えてなりませんでした^^
<伊藤博文旧宅 伊藤博文別邸>
[住所] 山口県萩市大字椿東字新道1511-1
[開館時間] 9:00?17:00
[入館料] 別邸のみ100円(小学生未満は無料)の寄付
[指定] 伊藤博文旧宅 国指定史跡(昭和7年3月25日指定)
伊藤博文別邸 市指定史跡
[定休日] なし
[駐車場] あり
[アクセス] 地図はコチラ
東光寺を見学した後は、本日の本命「松下村塾」と「松陰神社」へ
お寺から車でちょいと降りる程度です
小川の横にあった駐車場が1台分だけ空いていました
境内の中を見てビックリ!!
やはり、萩の観光名所だけあって、車も人もうじゃうじゃです
特に目についたのが、リクルートスーツらしきものを着た団体さん
どこかの企業の新人研修でしょうかね
女二人は人酔いしそうと嘆いておりますが、仕方ありませんよね
「はい、行くよ」と急かす、らぼっち!
途中、石碑や案内板があります
「親思う心にまさる親ごころ きょうのおとずれ何と聞くらん」
この歌は吉田松陰が安政の大獄により、江戸伝馬町の獄舎で斬罪に処せられる前に
故郷の両親にあてて送ったものです
境内を少し入るとすぐに茅ぶき屋根の建物があります、これが「松下村塾」です
人の波をぬって一瞬のタイミングを計り、パシャ!
意外に小さいですね
門人が増え手狭になったため、塾生達の手で一棟建て増しされ
それが今残っているこの建物だそうです
松陰は一方的に教えるのではなく、塾生たちと一緒になって問題を考え
机上の講義だけでなく、軍事教練や農作業など、心身両面の鍛錬が行われました
また、何時も情報を収集し将来の判断材料にせよ、と説いたそうです
現代の企業戦略にも通じますよね、それでリクルートスーツがいっぱいなのかな^^
松陰が塾で教えたのは1856年から、野山獄に入れられるまでのわずか2年でしたが
高杉晋作、久坂玄瑞(げんずい)、伊藤博文、山県有朋など
多くの志士が輩出されたのも頷けますよね^^
って、知ったかぶりしてますが
壁に張り出されている門人の写真見ても分かるのは、このメンバーくらいだし^^
こちらが8畳の間の講義室です
そして、その横には松陰幽囚の旧宅がありました
この3畳の間に閉じこめられていたようです
ボランティアの方が幽囚と蟄居は違うと説明されていましたが
何が違うのか、肝心なところがよくわかりませんでした^^;
お次は一番奥にあります「松陰神社」です
後で調べててわかったのですが、松陰神社と松陰の墓は東京にもあるんですね
萩の神社は、松陰の実兄杉民治が土蔵造りの小祠を建て
明治40年(1907年)に松陰の遺言により愛用していた赤間硯と松陰の書簡を
神体として祀ったのが創建だそうです
現在の社殿は昭和30年に新しく建てられたもので
萩市で学問の神として最も尊敬を集める神社です
最近、勉強よりはバイトに勤しんでいる姪っ子がお神籤を引くとのこと
引き当てたのは「吉」、大吉ではありませんでしたが本人は満足のようです
ここから、東光寺までは歩いて15分くらいなので
ここに車を置かれて上っておられたのですね、納得♪
中には「吉田松陰歴史館」もありましたが、ゆっくりしている時間もないので
今回はスルーです^^
そんな、行き当たりばったりの行動パターンがここでも後悔を生むことに
松陰神社の駐車場左側隅に、昭和四十三年明治維新百年を記念して
表面右は「薩州田上藤七 長州久坂玄瑞 土州坂本龍馬」
中央に「薩長士連合密議之處 岸信介書」
左側に「文久二年一月 鈴木勘蔵宿之跡」と刻した自然石の石碑があったんだとさ
むむむ、無念!!
神社横の小川では桜の花びらがきらきらした水面を流れていました♪
<松陰神社(境内に松下村塾)>
[所在地] 山口県萩市椿東1537
[主祭神] 吉田寅次郎藤原矩方命(吉田松陰)
[創建] 明治40年(1907年)
[アクセス] 地図はコチラ
とっちんの山口の実家からそのまま帰ってくるのは惜しいですよね
ということで、ちょっと寄り道することにしました
目的地は「萩市」です
この日も、いつも通りの”行けばなんとかなるさ精神”で急遽決定です
とっちんも「、えーっ」とはいながらも反対はしませんでした
本人も久しぶりに行ってみたかったのだと思います^^
萩といえば、幕末から維新にかけて日本を動かす数々の志士を輩出した長州藩のお膝元です
姪っ子にも尋ねると「いっしょに行ってもいいよ」との返事
というか、おまえさんはエアウェイブに乗らないと熊本まで帰れないしね^^
道中は「あっ、この道、通ったことある」、「ここ部活で来たことある」
とっちんと姪っ子の山口県人によるおしゃべりで盛り上がってました^^
約50分程で萩に到着です
萩市といえば吉田松陰ですが、その前にこちらに立ち寄りました
長州藩主毛利氏の菩提寺にもなっている「東光寺」です
元禄4年(1691年)萩藩三代藩主毛利吉就(よしなり)が建立し
総門、三門、鐘楼、大雄宝殿の4棟の建造物が国指定重要文化財になっています
まずは寺入口にある1693年の建立の「総門」、一つ目の重要文化財です
見上げて、「ほ?っ」大きさに感嘆の声!
なにやら、門の向こうにもっと大きそうな門がありますよ
桜の陰になってよく見えませんが、どれどれ♪
どどーん!!で、でかい!!
1812年建立の「三門」です、二つ目の重要文化財です
どうですか、この堂々とした風格
この門は今まで見てきたどの山門よりも大きく感じました
そして、またまた門の奥の方に桜に隠れた大きな屋根が見えますよ
静かなはずの山寺ですが結構、観光客が多いですね
熟年夫婦と同年代の方々が結構、拝観されていました
まあ、その理由は後から知ることになりますが^^
と、本殿に向かう前に三つ目の重要文化財である「鐘楼」です
ん??正直何が重要なのかよく分かりません^^
そしてこちらが四つ目の重要文化財、1698年建立の「大雄宝殿」です、でもこれ以上は進入禁止?
と思ったら、前に回り込むことができました
しかも本殿の扉が開いていたので中をちょいと覗き見!
姪っ子曰く、「わーっ、シャンデリアみたい」
うーん、確かにそう見えなくもないね^^
鬼瓦は,NHK大河ドラマ「太閤記」(1965年放映)のタイトルバックに使用されたそうです
なんとも厳つい顔ではありますが、なんだか愛嬌もあると思いませんか^^
そしてこの奥が毛利家墓所です
一番奥に3代藩主毛利吉就から11代までの奇数代の藩主とその夫人の墓が並んでいます
初代秀就と偶数代の藩主は、市内の「大照院」にあるそうです
大きな杉や檜に囲まれた厳かな佇まいの中に墓所はありました
重臣達が献上したという石灯籠が500余基
奥には藩主と側室など20基が並んでいます
このほか殉難十一烈士墓、維新志士慰霊墓八基などがあるそうですが
どれかよく分かりませんでした、というか後で知りました^^
お殿様のお墓でも長居は無用です
と、さっさと下っていったのですが
吉田松陰の生誕地やお墓がこの近くにあったことを後で知ることに
悔やむことしきり
まっ、いつものことですけどね^^;
吉田松陰少年が駆け回ったであろう東光寺を後に
車で山を下りていきました
<東光寺>
[住所] 山口県萩市椿東椎原
[TEL] 0838-26-1052
[開館時間] 8:30?17:00
[入館料] 高校生以上 300円、小・中学生150円
[定休日] なし
[アクセス] 地図はコチラ
一昨日は山口のとっちんの実家に1泊で行っておりました
一昨年亡くなった父の3回忌法要があったためです
ギリギリではいけないと早めに家を出発
途中、眠くなったらぼっちと運転を交代したとっちん
快調に飛ばし、いんにゃ安全運転をした結果
思ったよりとても早く着いたので、ちょっと実家を通り過ぎ
地元では「八幡様」と呼んでいる「徳佐八幡宮」にしだれ桜を見に寄りました
最近、熊本からの日帰りバスツアーでも桜の時期にはよく見かけるようになりました
子供の頃(何十年前になるんだ^^;)よく遊んだ場所でもあります
その昔、桜の花はもちろんありましたが、人が呼べるほどのものではなかったような・・
あり?まだ早いのかなと思っていたところ、知らないオッチャンが
「もうだいぶ散っとるもんね!」ととっちんに話しかけてきたので
「あっ?そうなんですか」とにこやかに返事しときました^^
そう聞けば時間もないことだし、370mあるらしい参道を歩くこともなく
130本あるとも言われる桜を堪能することもなくそこら辺をちょろっとしました
「八幡様」のお顔
由緒と御神木(木の種類はわかりませんでした^^;)
隣にはとっちんの出身中学があり、とても懐かしかったのですが
もうずっと前に合併のため校名が変わり、校舎が建て替えられています
せめて、とっちんが木登りをして記念撮影した大木や
当時ちょっと有名だった緑の桜を探してみたのですが
とうとう見つかりませんでした
時はいろんなものが失われてゆくものだとちょっと寂しくなりました
さて実家に行くと、兄嫁と伯母が準備をすっかり整えて待っていてくれました
兄は目が悪く、母は病気で体が思うように動かないので
とっちんの甥っ子やいつもの姪っ子の大学生ふたりが手伝いです
それでも玄関のお花は母が生けたそうです
昨年末は食事もベッドでしていたという母が
また少しずつ動けるようになって一安心
そして、こちらは兄嫁の作です
命日は5月なのですが、実家は農家
4月に入るとすぐに田植えの準備、5月は田植えの真っ盛りという状況を踏まえ
早めの法要となりました
90歳の伯母をはじめ、出席者の半分はお年寄り
体の方はそれなりですが、口は本当に達者です^^
いいことです、それが元気でいられる源となっているのでしょうから
無事に法要を終え、ほっと一息
どうです?すごい田舎でしょ^^
このあたりの田んぼが実家のものになります
これから忙しくなりそうです
兄は目が悪いながらも黒毛和牛の肥育をしています
現在45頭飼っていると言っていました
こんなちっちゃい子牛もいました、かわゆいじゃないの^^
そして、ノラが居着いて増えてしまった猫たち
なんと過去最高?の8匹に増えたそうです
兄嫁には実家のことは任せっきり、とっちんは何もできず頭が下がるばかりです
父が生きているときは自己中で頑固な父の性格に往生し
今は兄や母の面倒を見つつ、家の事を切り盛りしてくれています
自身も血圧が高く、薬を手放せないようです
体に気を付けて無理をしないよう過ごして欲しいと願うばかりです
浜町のイノウエ菓子店の横に「レストラン シャトウ」という洋食屋さんがあります
昨年末のTVで紹介されていたので頭にはインプットされていました
隣接する日本料理の「紗陶」は息子さん
このシャトウは親父さんががんばっておられます
ひと仕事を終えた後、ランチにおじゃましてみました^^
店構えも店内も洋食屋さんっぽいです、が
メニューはなんでもござれなんです^^
どれも、とびっきり超リーズナブル!
財布の中身が寂しいサラリーマンにはなんとも優しい価格設定♪
創業以来ほとんど変わっていないとのこと
お店はご夫婦かな?お二人で忙しく切り回しておられました
まずは、連れの「シャトウランチ」
らぼっちは壁に貼ってあったお勧めランチ
「魚ピカタ、魚フライ、ハンバーグ、スープ、ライス」にしました(ながっ^^)
とにかく、びっくりしたのはそのボリューム^^
大皿に魚ピカタと魚フライがあり、それで終わりと思いきや
もう一つ大皿に載ったハンバーグ登場!
ピンボケだった(>_<)
これでなんと680円ですから驚きです^^
料理はどれも美味しく頂きました
特にといったら失礼かもしれませんが
このオカカが絶品でした^^
ダシがまだ十分とれるのではないかと思わせるくらい、鰹の旨味が残っていました
これだけで、ご飯がおかわりできる^^
親子丼(380円)や唐揚げも人気だということで
今度は給料前におじゃまして頂くことにしましょう
(でも、親子丼はメニューにないんですけど^^;)
それと、お客さんはおじいいちゃん、おばあちゃんがほんと多いんです
この日も私たちが入った後に、3組いらっしゃいました
地域のための食堂なんですね^^
後で知ったのですが、HP見ましたでコーヒーサービスだそうです
でもなんだか申し訳ない気がします^^
ご馳走様でした
肥後味趣乱 ☆4つ
?・?・?・?・?・?・?・?・?・?・?・?・?・?・?・?・?・?・?・?・
そういえば、うちロールケーキの部NO1、イノウエ菓子鋪の「山都ロール」ですが
ご主人が体調を悪化させて、これまでどおりの注文は受けられなくなったそうです
なんと24本/日の限定生産だそうですから、予約必至ですよ
本当に幻のロールになっちゃいそうだ^^;
<レストラン シャトウ> HPはこちら
[住所] 上益城郡山都町浜町172-1(横町)
[電話番号]0967-72-3663
[時間]11:00?21:00
[定休]日曜
[サクセス]地図はコチラ
この後、雨が降り出しましたが、この雰囲気のコチラはいかが
いつもより落ち着いた佇まいが、いいなぁ^^
今日はとっちんの亡父の三回忌法要のため、朝から山口まで出かけてきます
今から4時間高速と国道を飛ばして、いえ、安全運転で行ってきま?す
あっ、今晩は泊まりですから!
今日は行楽日和になりそうです
皆さんはどちらにお出かけになりますか?
さぁてさて、天草では助手席に眠りこけた姪っ子を乗せて走っていたのですが
そういえば「Hooby's」のmaiさんが行かれていたっけ、と思い出したところが・・・
それは「天草空港」です
なんだかとても可愛かったのが印象に残っていました
駐車場は無料です
そのせいでもないのでしょうが、八割方埋まっていました
トイレを拝借するため、ちょっと中に入ってみましょう^^
わあ?、人がいない・・・
受付カウンターにひとり、売店にふたり従業員の方がいらっしゃるのみ
写真を撮るのも憚られました
姪っ子曰く、「病院の待合室みたい」
うん、確かに広さと言い、静かさと言い、そんな感じです
デッキからは檻(?)がありうまく写真が撮れません
駐車場から展望台が見えるのですが
一方通行になっていて、ぐるぐる回ってしまいました
なんて書いてあるのか、わかりますか?
「ようこそ あまくさ」です
バランス悪すぎやしませんか!
これって飛行機に乗っていたらよく見えるのでしょうかね
今にも降り出しそうな雲行き、写真も映えません
昼間は離発着もなく、待機中の機体もない、寂しい限りの天草空港でした^^;
この後、リップルランドに寄ったりしながら
このタコ、こんなに大きかったっけ?
それからなになに?ここ有明のタコには五多幸(ごタコう)があると書いてあるゾ
ぶふっ、とっちんにはそれってかなりのこじつけに聞こえるな?
でも祈願の絵馬や錠前がたくさんぶら下がっていましたよ
こうして帰り道、こちらにお邪魔してきました
「blue see do cafe KHU☆KAN」さんです
大きな窓から三角西港と海が見えるのでとても開放的な感じですよ
双眼鏡も何個か置いてあります
これでどこぞのお部屋を覗いて・・ウシシ・・いーえ、そんな事はしませーん
姪っ子は覗いたら「酔ってしまう」と言ってました、弱っ!
姪っ子はこういうアジアンチックなお店に興味津々です
雑貨などおもしろそうなものがいろいろ置いてあるからです
いろいろ見ていたら、またしてもメニューを撮り忘れました>_<
姪っ子はセットではなく、「チーズケーキ」(アイスクリームつき)と「キャラメルラテ」
ここでも5分以上悩んでいたなあ^^;
ケーキは4種類だったんだけど・・・
なかなか決めきらんやっちゃ!
とっちんは「いちごロールケーキセット」、即決!!^^
チーズケーキはちょっともらったけど、もったりと酸味もあって美味しかった?
ロールケーキのほうは間違いないですね
とても美味しかったのですが、大きくてお腹いっぱいになりました
そうそうコーヒーもなみなみと入っていて嬉しかったな
ご馳走様でした♪
食べてからもお店の中をうろうろする姪っ子
つられてとっちんも見て回っていました
お、やばい!
そろそろ暗くなってきた、帰ろ帰ろ
会計の時にレジの横にあった「ハッピードール」(だったっけ?)に目がいっちゃった
姪っ子には一番大きくて目立つタレ目ちゃんをプレゼント!
とっちんはコレで癒されようっと^^
<blue see do cafe KHU☆KAN>
[住所] 上天草市大矢野町登立3998-1
[TEL] 0964-56-6028
[営業時間] 10:00?19:00
ランチタイム 11:30?14:00
ブレッドタイム 15:00?17:00
[定休日] 年末年始(12/30?1/2)
[駐車場] 10台
[アクセス] 地図はコチラ
先週の木曜25日のお話しになります
とっちんは姪っ子と大学の春休みの間にどこかにドライブに行こうと約束していました
なのに姪っ子はバイトが忙しくなかなかスケジュールが合いません
どんだけ稼ぐんじゃ!って話ですよね^^;
どうせなら天気の良い日に行きたいと思っていたら、多い多い雨の日
そうしてやっと先週出かけてきました
予報では雨のち曇りだったかな、雨は降らなかったけどどんよりでした
行き先は天草、とっちんが勝手に決定!
アパートに迎えに行ったのは10時
天草に行くのには遅過ぎるんだけど仕方ない
「10時つったら超早起きだけん、おばちゃん・・」
なんせ姪っ子のバイト先は居酒屋に家庭教師、どちらも夜なんです
アパートから出てきてスーっと助手席に乗ったヤツ、「ん?コイツ・・・」
ついこの前に会った姪っ子と違うじゃんか
エクステをつけて超ロン毛になっていました
「そんなもの付けるより自分の髪をのばしたほうが・・・」
「シャンプーしてもちゃんと洗えんとじゃ・・・」
「それってあんまり保てんとよね・・・」
ぶつぶつぶつぶつ、運転しながら呪文のように批判するとっちんに
姪っ子はドコ吹く風
ま、やってみたかったんだろね^^;
途中、三角西港に立ち寄ったり、松島の海を見たりしたんですが
この日はとーっても風が冷たく、ゆっくり歩くこともできませんでした
本渡に着いた時には当然ですが、すでにお昼
どこに行こうか迷った挙げ句に魚料理を食べようということで
いけす料理「とらや」さんに決めました
水前寺にもあるんですが、行ったことありません
以前、仕事で本渡に来たとき上の人間にご馳走してもらったっけ
結構いい思いをしてたよな、なんてことを思いながらお店に入りました
入るとすぐに大きないけすが目の前とその地下?にあります
伊勢エビに、まさしく鯛や平目の舞い踊りが見れました
屋形船座敷に通されますよ^^
何にするか、なかなか決められない姪っ子に少々待ちくたびれ
こんなインパクトある箸置きと遊んでいたら
メニューは撮り忘れてしまいました^^;
そうそうここは海というか本渡瀬戸の上にあるので
赤い瀬戸歩道橋が窓から顔を出すと見えるんですよ
船が通る時、上がっている状態を見てみたいな?
そこへ小鉢が先にやってきました
「いか酢みそ」です
姪っ子、酢みそは苦手です
「食べなさい、美味しいけん!」むりやり食べさせようとする鬼叔母
酢みそを横によけながら、どうにかこうにか食べておりました
お通しです
「根昆布のポン酢」 「なまこ酢」
姪っ子、酢は苦手ですが、ポン酢はOKなのです、ややこしい
箸がすすんでいるようでした^^
さあて来ましたよ
とっちんの「刺身定食」です
お刺身だけではおかずにならないのですが、あら炊きが付いていたので即決です
この日のお刺身は白っぽいものばかりでしたが、特に好きなものばかりでラッキー!
一番右側には「ひらめのえんがわ」喜んだのはとっちんではなく姪っ子でした^^;
これって「あら炊き定食」といってもいいんじゃなかろうか
あら炊きは鯛のようでした、美味しかった?
ちょっと味が濃いのでご飯がすすむことすすむこと
姪っ子は「うに丼」で
定食とは書いてありませんが
ちゃんと小鉢、茶碗蒸し、味噌汁、漬け物がついておりますよ
姪っ子は何を迷っていたかというと
この「うに丼」か、うにといくらが半々にのった「うにいくら丼」
二択なんですが、5分くらいかかったんじゃないかな・・
らぼっちがいたら、らぼっちが決めていたな、きっと!
先日、ふたりでランチした時(へへ、アップもしとらん^^;)
初めて「うに」というものを口にしたらしい@@
そしたら、目を輝かせ「え、おっ、おいしい?♪」
「ほーらね!食べてみらんけん、美味しさがわからんとよ」
ということもあり、たっぷりのうにを食べさせたかったのでした
先客のかたが帰られた後は大きな部屋が貸切状態になったのです
そこへ、何か大きな音が聞こえてきました
なになに?ときょろきょろしていると
カメラどうにか間に合いました
そうだった、こういう風景が撮れるんだったと思いだし
「さよなら?、またね?」
食べるのにも、撮るのにも忙しいとっちん
この時、瀬戸歩道橋が上がっていたことにちっとも気付いていませんでした
あ?、おバカさん^^;
こうしてお腹パンッパンッになった二人
車に乗ってウロウロしながらどこに行こうかを模索
イルカウオッチングを提案するも、姪っ子の「船は苦手」の一言で却下
でもこの日は風が強くて船は出ていなかったかも、です
それならと思い出したところがあってそちらに車を走らせたのですが
お腹が満足した姪っ子は案の定、夢の世界へ??zzzzz
続きは明日にします^^
ご馳走様でした?
肥後味趣乱 ☆4つ
<天然いけす料理 鮨 とらや> HPはコチラ
[住所] 熊本県天草市志柿町6327-8
[TEL] 0969-22-3855
[営業時間] 10:00?22:00(オーダーストップ20:30)
[定休日] 年末年始
[駐車場] あり
[その他] エレベーター完備
身障者用トイレ有
[アクセス] 地図はコチラ
ぎゃー、今日らぼっちは、突然、転勤を言い渡されました
それが、しかも、なんと、北海道なんです
サラリーマンの因果といえばそれまですがやりきれないぞー!
当然、らぼっちの単身赴任となりますが、寒い北国で生きていけるだろうか
七転び七起き、はどうなるのでしょう
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なんちゃって?^^、まだ4月1日だったよね^^;
ご心配してくれた皆さん、すんませんでしたm(_ _)m
ん?それとも、ばればれ?(笑)
七転び七起きは、しばらくこのまま平穏無事に続きそうです、はい^^
宇宙最高の神様にお参りした後、「手のじ行くバイ」のお二人の”賛同”も得て立ち寄ったところ
それは、菊池神社の”参道”で?す(なんちゃって、おやじギャグすんません^^;)
観光物産館の駐車場に車を停めようとハンドルを切ると
折しも市民広場では「鼓賑まつり」なるものが催されていました
なんでも5年ぶりに復活した和太鼓の競演だそうです
和太鼓の音が内蔵にまで響いてくるほど、勇壮で力強い演奏でした
でも、この時の叩き手のほとんどが女の方々でしたが、あはは・・
テルルさん、ここでもどなたかの後ろ姿を撮っておられました
獲物を狙うハンターのように、あ、いえそんな執念深くはありませんよ^^
さて、参道にはやはり正面の鳥居から行かなくちゃでしょ
ってことで県道側から攻めてみました
おお?、出た、桜のトンネル!!
これはなかなか見事ですよ、ほら!
提灯の数をわざと少なくしてあるんでしょうか、その点は興醒めしなくていいですね
しかし、桜の木の横にはひっそりと
というにはあまりにも、いかついライトが出番を待っていました
ここは桜並木が3列になっているんですよ
2列でもしっかりトンネルが出来ているので見応え充分なのですが
もう1列あることで広がりが生まれ、もっと素晴らしいものになっています
おっと、おばちゃん入っちゃった^^;
ね?、我が家のバカチョンコンデジでも雰囲気伝わるでしょ?
ほぼ満開状態だったので一番いい時期だったんじゃないかと思います
じゃ、今度は若い子を撮ってみたいですよね
え?っと、なかなか見つかんないな?
お、いたいた「若い子」!!
ぶふふっ、かーな?り若すぎました?
この子、本当はおばあちゃんと一緒だったのですが
おばあちゃんには失礼ながらハケたところを撮らせていただきました(ごめんなさい)
この後、神社には参拝せず、菊池公園のほうに行くことに
あいかわらず仲のよろしいお二人、ポーズも一緒!
ん?でもレンズは桜のほうじゃない?
たぶんこの時ですね
鳥が一羽斜面をつついているというお話だったので、それを狙っておられるのでしょう
いや?、写真もお上手ですが、目もいいお二人なんですよ
ぼ?????っと歩いていて何にも気付かない熟年夫婦
改めて目は大事、見逃さない気持ちを持たなくちゃ!と思った次第です^^
ボテボテ歩いていると突然「ニョロが!!」と、テルルさん
「まさか、この時期に?」と、びっくりする3人
2回もこんなシーンがあったのですが、紛れもなくそのニョロは”枝や根っこ”でした^^;
歩いていてもなんじゃかんじゃと賑やかな4人
なんかちょっとしたことでも笑える(まるで若い人達のようでした^^)
そんなひとときにちょっとやすらぎを覚えておりました
そうこうしていると菊池公園に到着しました
あそこから見るときれいかも
おお、きれいですよ?
何種類もあるようで、葉桜になった木もありましたが
こうやって上から段々になった桜の木々を見るのもいいものですね
実は電線が何本か横切っていて肉眼ではちょっと景観を損ねていたのですが
我が家のコンデジではあまり目立ってないじゃないですか
こんな時はラッキーですね、あはは^^
そして、絵になるお二人をパチリンコ!
いやん、こんなにくっついちゃって^^
もー、ふたりの世界ですね♪
でも、しっかりお邪魔虫しておきましたよ、いひひ!
こうして3月の最終日曜日、お天気にも恵まれ楽しい楽しい一日が終わりました
時間が経つのが早かった?
帰りの車の中でもとっちんはズバズバ、ほんと申し訳ありませんでしたm(_ _)m
これに懲りず、また一緒にお出かけしてくださいね、手のじご夫婦!^^
よろしくお願いしまーす♪
<菊池神社参道>
[所在地] 熊本県菊池市隈府町
[アクセス] 地図はコチラ