花見を終えた「手のじ行くバイ」のおふたりとらぼっち家の4人
すぐに帰るのももったいない?と半ば強引にらぼっちがお誘いしたところがあるんです
やはりブログ上でお付き合いのある
「60歳からの山里暮らし」の沢太郎さんが行かれていてとても良さそうなところなのです
アルコールの入ったらぼっちに代わり、とっちんが運転を交代
飲んだことを忘れて運転席に座ったらぼっち
おいおいとみんなに言われて気付くというオトボケぶり^^;
またまたナビに目的地を登録、よーし!
しか?し、のっけからナビを無視、その後らぼっち何度も無視しろと指示
じゃ、案内させなきゃいいじゃん!とナビが怒っていたかも
熟年ふたりとナビのやり取りにテルルさんもmamさんも苦笑いだったことでしょう
「道は繋がっていますから」とテルルさん、どうも助け舟をありがとう
ようやく県道133号線から竜門ダムの下に向かう道におりました
するとー、ありました!
「神竜八大竜王神社」です
かなり竜門ダムに近かったんだなあ
早速、新しくセメントで造られたような階段を下りて行きます
あまり手のつけられてない竹林がさやさやと風に揺れています
その先の下りきったところにお社がありました
ここも、だ?れもいませんでした
聞くところによると「不思議に幸運を招く注目のスポット」らしいのですが
雨乞いの神様で全国にあるらしい八大竜王とは別の神様ということなのか?
なんと、宇宙最高の神で我が国に於て唯一ヶ所と書いてありますよ
「おんめいきやしやにえいそわか」を真心を込めて唱えると
すべての人の幸を誘いていただけるということらしいです
信じるものは救われるとも申しますし(あ、それはイエスキリストですね)
熟年二人もテルルさんの首が少しでも良くなりますように!
とお願いしました
少し小さめのお社の後ろにはとても大きな木がありました
これはらぼっちが御神木と間違って撮ったクスノキ
どうですか?間違っても不思議じゃないほど堂々としているでしょう?
そしてこちらが御神木の夫婦杉です
熊本県菊池市 注目のスポット!の神竜八大竜王神社の紹介には
竜門ダムの近くには
むかし「雄龍」と「雌龍」が棲んでいたといわれる男龍と女龍の二つの淵があり
その男龍の上岸には伝説の夫婦杉=ご神木が見事にそびえています
とあります
確かにすぐ横には竜門ダムから流れる迫間川がありました
テルルさんは下りてみられましたが
連れてきた当の本人のらぼっちは川にはまったく興味なかったのでした
こうしてちょっとマニアックな神社に参った後は
ここに来る時に通りがかった桜並木の素晴らしいところに寄ったのでした
そこはすごくオーソドックスな場所ですよ
そのお話は明日にします
ここで今回テルルさん、mamさんからのいただきものをご紹介♪
おふたりさ?ん、ありがとうございました
前日行かれた太宰府のお土産、「勝手に最中」です
きゃ?、面白いネーミングですね
たぶん自分で作っておくれということだと勝手に解釈
竹の皮で作られた箱(籠?)に入っています?♪
中を拝見!
おお?、やっぱり皮と餡が分割されていました
早速、皮に餡を載せて挟みます
あ?、載せすぎたようです、隙間ができています?
いっただきまーす!!パクッ、サクッ!
わお、香ばしくてかる?い♪
粒餡もほのかなスッキリとした甘さで大きさも程よく
すっごく美味しいです
そしてmamさん手作りの「ミョウガの梅酢漬け」(でしたかね?mamさん)
そのままでもとても美味しかったのですが
冷や奴の上にのっけてみました
梅酢のさっぱりした味とミョウガのシャキシャキがあっていて本当に美味でございました
もったいないのでちびりちびりといただいております
どうもご馳走様でした
<神竜八大竜王神社>
[所在地] 熊本県菊池市龍門上長野
[アクセス] 地図はコチラ
日曜日はとても楽しいお花見をしてきました?
以前からブログで親しくさせていただいている「手のじ行くバイ」のお二人と一緒です
1月の末に行ったここで、花見をしようと今月になってお誘いしたのです
その時テルルさんは首の具合が良くない様子でした
無理されないようにと言ったのですが、快くご一緒して下さいました
とっちんは田舎料理しか出来ないので、お弁当の献立に悩む
しかし、ま、いいか、ハイカラなものは所詮作れないのだからと開き直りました
そして、失礼にも約束の時間をかなりオーバーしてお迎えに行きました
前の日にらぼっちがピカピカにした(つもりの)エアウェイブで^^
さあ、しゅっぱ?つ!!
おお、らぼっちかなりの安全運転です、順調々々よしよし
乗ってすぐから4人とも話が盛り上がり、賑やか?な車内
話が途切れることなくあっという間に目的地が近づいてきました
ところがです
ナビで案内させていたにもかかわらず、通り過ぎちゃいました?^^;
だって前回は裏側から来たものですから
じゃ、この際だからまわりこんで前川水源に寄ってみようと
いつものようにらぼっちがひょいとハンドルを切ってしまいました
池のところに以前のようなゴミがないことを祈りながら覗いてみました
ゴミは減ってはいましたが、残念ながらまだありました
4人で「う?ん・・・」
この日も水源には多くの人が水を汲みに訪れていました
そして亀尾城址の手前にある板井熊野座神社に到着!
ここでもたくさんの桜に迎えられながら、車を降りました
いや?、いいんでないかい?満開じゃござんせんか
ミツバチの羽音がブンブンと聞こえています、忙しそうでしたよ
ここもよかったのですが、目指すは亀尾城址、本丸跡の先
桜はどうなってるかな?と遊歩道をぐるっとまわって行きます
着いたどーーーー!! あれっ?
左側の桜は終わってる??
んではなく、種類が違うらしくまだ固いつぼみでした
まぁ仕方ないか、コレばっかりは人間の都合に合わせてくれるはずないし
場所取り、場所取り!
あ、いや、だ?れもいないのでどこだっていいのですけど^^;
景色のいいところに陣取ります
貸切だよ?ん!
おや、早速テルルさんローアングルからの撮影です
首は大丈夫かなあ?
ちょっとお昼には早かったけどお花見開始?♪
とっちんのただ詰めた弁当と違って、mamさんのお弁当の上品なこと!
なかでも絶品だったのがmamさんお手製の「このしろ寿司」と「いわし寿司」
すんごく美味しかった?☆☆☆
コレ商品になりますよ、絶対!!
とっちん、お金出して買いますもん♪
鶏ミンチロールや季節もののふきやワラビ、菜の花もとても美味しかったです
残りをお持ち帰りとしていただいて帰ればよかったと後悔しきりでした
本当にご馳走様でした
日が陰ると寒くはありましたが
気持ちはテルルさんmamさん、お二人のおかげでぽっかぽっかだったんです
ひとしきり食べた後は、テルルさん、カメラを持つ腕がうずかれたようで
風が吹いたといってはパチリ、鳥がいるといってはパチリ
さすが、タイミングを逃さないこだわりカメラマンのテルルさんです
うちのカメラマンはちーっこいコンデジを手に
これは無理、あれもうまく写らないといいわけばかりです
それでも撮ったのがこんな写真^^;
なんだかな?、何を撮りたかったのかもよくわからないでしょ?
とっちんは、かろうじてこういうのが撮りたかったんだろうと推測できるのですが^^;
そうそう、桜の木の下には花びらじゃなくこんな桜の花がたくさん落ちていました
どうしてこんなふうに落ちているのか、気になっていたのですが
昨日の熊日夕刊に原因が載っていましたね
スズメちゃんの仕業だったんです
熊日新聞によると
「盗蜜」という行動で、桜の蜜を吸うんだそうです
スズメはクチバシが短く太いので
うまく蜜が吸えなくて根元を食いちぎってしまうとか
スズメって案外不器用なのね^^;
すごくタイムリーだったのでビックリしましたが
わざわざ新聞に載るってことは
こういう状態が今年は多くなっているということなのでしょうか
さてさて、楽しい楽しいお花見もお腹いっぱいになり、寒さもありでお片付けです
そうだった、ここにはトイレがないのです
下の水源まで歩いていくにはちょっと遠すぎるので車で下りましょう
と、その前に
本丸跡の上がり口にあった桜をバックに記念撮影を、ということに^^
テルル会長、三脚をセットされて、まずはお二人で
どんなポーズがいい?
よーし、行くよ!
ビタッ!!カシャ!!
バッチリ決まりましたね
うふふ、愛があるでしょ♪
後ろから微笑ましく拝見させていただきました
わかってはいましたが、本当にお二人、仲がいいんですよ^^
お互いが思いやりを持って接しておられるのがよ?くわかりました
我が家も見習わなくてはね、と家に帰って二人で話したのでした
私達二人はただただ楽しいばかりの一日でしたが
「手のじ」のお二人にはかなりきつかったのではなかったでしょうか
それなのにこの後も連れ回してしまいました、ごめんなさい
亀尾城址!今まで仮登録だったのですが
人に教えたくない地域スポットNO5に登録決定です^^
このベンチ、結構ぐらつくんです^^;
<亀尾城址>
[所在地] 熊本県菊池市七城町亀尾
[アクセス]地図はコチラ
八代市の桜の名所の一つに遙拝神社の一帯があります
仕事の関係でこの辺りをちょくちょく通りますが
まだ桜の時期に訪れたことがありません
ということで、とっちんとラボを誘って
「遙拝堰」と「豊葦原神社(通称・遙拝神社)」に花見に出かけました
球磨川の河原に駐車して、八代平野土地改良区連合さんの敷地におじゃまします
市民の皆さんが既に、お弁当を広げたり、わんこと散歩したり
花見を満喫されているようです
土木の神様ともいわれる清正公は
約400年前、八代の地で治水と利水を兼ねた一大事業として
それまでの杭瀬を改修し、強固な石堰(旧遙拝堰)を造りました
球磨川の洪水時の水圧に耐えうるように、舟通しのため中央を開けて
左右岸から流れに向かって斜めに石を積む工夫を施しました
上から見たら、ちょうど八の字に見えたことでしょう
今でもこの辺りに、八の字という橋や施設があるのもこのためです
現在の遙拝堰は、農林水産省が昭和48年に改築したものです
遙拝堰で取水された用水は、八代平野の水田約6,000haの農業用水のほか
工業用水や上水にも利用されております
い草は全国シェア9割を誇り、とまとの生産量は日本一です
はちべえトマトは、ここで作られているんですよ^^
遙拝堰をバックに桜なんぞ
そして、こいつも!ラボとのコラボ(あれっ、おやじギャグってます?)
だめだ!うちのこの子は一時もじっとしてません
でもこの瞬間だけ、カップルを羨ましそうに眺めていたラボ・・・
遙拝堰の目の前の少し高いところに「豊葦原神社(通称・遙拝神社)」はあります
今日、来た目的はこの病気平癒というお守りを買いたかったのです
やはり創建が天平宝字2年(757年)という歴史があるだけあって
結構大きな杉が取り囲んでいて、神秘的な空気を感じます
なになに、石段に「一二三、いろは」という文字が刻まれているとな
これが「二」、これが「ろ」でしょうか
御祭神は、國常立尊・国狭樋尊を含む天神地祇19柱と相殿3神ということです
生活の守護神というだけあって、ご利益は
家内安全・開運厄除・交通安全・商売繁昌・病気平癒・五穀豊穣
の神様として地域で崇敬されています
天井画は力強く鷹が羽ばたく様子が描かれています
平成14年度八代工業インテリア科の卒業生作だそうです
お参りの後、社務所に行けども、あちゃー無人だ!
残念ながら、お守りは買えませんでした
ところで、あんたへっぴり腰で何しとん??
30m位の高さがあるから、そこから落ちたら死んじゃうよ
この後、なかなか後ずさりができないラボでした
横の駐車場でも、花見が盛り上がってますね
焼き肉で一杯やっているようです^^
神社の横から、車一台がやっと通れる道路が山頂に続いているようです
道路脇には桜が植えられているので、これを上がられる人もちらほら見られます
桜も見事ですが、絶景でした!!
八代市を眼下に見ることが出来るんですね
球磨川、九州自動車道、肥薩おれんじ鉄道、日本製紙の煙突
一望できますね、なかなか良いポイントでした
撮り鉄らしきおじさんがJR肥薩線の方にアングルを向けていたので
桜を入れてSL人吉号を狙っているんだろうな^^
うちらはあまり興味ないので、桜の密を吸うために飛びまくっている
メジロを狙ってみましたが、こちらも一瞬もじっとしてません^^
こちらが、がんばったとっちんの成果です(笑)
あっ、この後、向かった八代宮で偶然に四つ葉のクローバー発見♪
(ちっちゃな若葉もあったので正確には5つ葉^^)
テルル会長にあげようかね
八代の桜巡りでした^^
<豊葦原神社(通称・遙拝神社)>
[住所]熊本県八代市豊原上町字遙拝3011
[電話]0965-39-9123
[アクセス]地図はコチラ
今週末の桜の花見はちょっと遅いかなと思っていましたが
いやー、最高の花見日和だったですね
皆さんも、お出かけされましたかー^^
熟年も土曜日は八代へ、日曜日の今日はブロガー仲間さんと
い・い・と・こ・に行ってきました ^^
そのお話しの前に、八代で腹ごしらえのお話しからです
八代市へ仕事に行く度にずっと気になりつつ、行けてない中華料理屋があります
臨港線沿いにある「中華菜館 蒲公英(タンポポ)」さんです
そうこの看板を見たことがある方も多いのではないでしょうか
トマトラーメン狙いで職場の連れと入ったのが先週
あまりの美味しさにとっちんを連れてリピートです^^
先日、来たときは分からなかったんですが
なんと、マイ箸を持参の方には餃子が無料で付くそうです
いつもお出かけの際は、マイ箸を持ち歩いている熟年、ラッキー♪
メニューはこちら
トマトラーメンは、冷やしもありますが、ちょっと時間がかかるということで
こちらは夏にとっておきましょう
とっちんに、人気NO1のトマトラーメンを注文してもらって
らぼっちは特選チャンポンを注文
まずは「餃子」が出てきました
が、なんとこれが1人一皿ちゃんと6個入りが出てきたんですよ
えーっ、なんだか申し訳ございません^^
次に、出てきたのが「特選チャンポン」
野菜がたくさん載っていますね
チャンポン麺は極太、豚骨スープにからんで旨い!
スープの塩加減もちょうどいい塩梅^^
最後に、真打ち「トマトラーメン」の登場です
ラーメンだけではなく、ご飯やデザートまでついてきます
オーナーの奥様が言っておられました
トマトスープは、トマトと野菜をことことと煮て作るので濃厚ですよ
ご飯と辛子酢は、スープを最後まで飲み干して欲しいという
ご主人のこだわりだそうです
そして、デザートの方はトマトが練り込まれていて息子さんのこだわりだそうです
なるほど、スープは、とろみがあって濃厚なトマトの酸味がすごいです
野菜の甘味も加わって、スパイシーなスープです^^
そして、これでもかといった果肉がスープの中にごろごろと転がっています
しかし麺の方は、茹ですぎてふんにゃり麺だったので
日が変わったらどうなのかなと確認したかったんですが
やはり、本日もふんにゃり麺でした^^
しかし、これでこの麺ではないと合わないという作り手のこだわりを確認できました
たしかにぷりぷり麺では合わないかもしれません
お猪口に入っているのは「辛子酢」
ラー油の製造過程でできるものだそうです
辛いのでちょっと入れるとまた違った味が楽しめます、とのこと
半分くらい入れて、うんなるほど、ピリッとくる辛さがまた新鮮!
トマト風味を増強させて、更に美味しさアップです
結局、全て投入^^
麺がなくなると、次はご飯を投入
こりゃ、スープとご飯のまた違った食感が食欲を落とさせません!
オーナーの思うつぼにはまっちゃいました^^
息子さんこだわりのムースもクリームチーズとトマトの香りが
あいまって美味しかったです
このお店は、店員さんの対応も爽やかで
間違いなく、リピートから、行きつけに格上げされることになるでしょう^^
ご馳走様でした
この冬、仕事で来た時、農地の至るところで、山のようにトマトが捨てられているんですよ
ちょっと、眉間にしわが寄る光景でした
これは捨てずに、加工品や料理にもっと使おうよ!
トマトをふんだんに使った料理をもっとアピールしようよ!
がんばるんだ、八代
肥後味趣乱 ☆4つ
<中華菜館 蒲公英(タンポポ)>
[住所]熊本県八代市大村町844-1
[TEL]0965-35-4339
[営業時間]【火?日】11:30?22:30
[定休日]月曜日
[アクセス]地図はコチラ
いやいや花冷えとはよく言いますが、それにしても昨日までは寒かった
一転、今日はポカポカ陽気で、熟年夫婦は体がついていかないゾ!
竹田散策のために駐車したそばに
遠くから見ても、何かありそうだと引き寄せられるものが見えますよ
そこに向かうと情緒ある佇まいの石段がありました
登らにゃいかんでしょ、とその前に
熟年夫婦が是非とも参っておかなければならない場所がありました
「八幡山命水延命地蔵尊」には、3体のお地蔵さんがあります
寝つかないで、ボケないで、ポックリと旅立ちたいという
お年寄りの心の支えになっているお地蔵さんなんです
これはあやかりゃなんでしょ、パチパチ
ありゃ、お地蔵さんの御堂の上になにやらありますよ
年代も不明ですが、市内最大の「十六羅漢」です
後ろの赤い鉄塔が本当に景色を壊してるなぁ
さて、石段をのぼってみましょうか
この景観、いいなぁ♪
上では3つの階段に分かれています
まずは中央の階段からいきましょうか
「願成院本堂」、別名で愛染堂といいます
竹田市内最古の建造物で、国指定重要文化財に指定されています
派手さはありませんが、静かな空間を醸し出しています、パチパチ
その本堂の横にも、なにやら案内板が
釈迦の足の裏の形を刻んだ「仏足石」です
ちょっと線が分かりづらいいな
そして、階段を左に上がると「円通閣」です
江戸時代中期に建てられた中国風楼門で、市重要文化財です
なぬっ、門扉の両脇の柱に梵字とな、撮ってないし
門をくぐるとこのまま、愛染堂の敷地に入っていきます
そして、階段を右に上がると「観音寺」です
門の奥は普通の民家に造り帰られているため
趣にはちょっと欠けます、らしい本殿もないし、案内板もありません
ただ、奥にあったこの石塔は歴史を感じます^^
次に向かったのがここです
やはり、ここは入っておかないとですね
廉太郎の旧宅でもある「滝廉太郎記念館」です
廉太郎少年が12才から14才までの2年間を過ごした家です
中は資料がたくさん展示されていますが、展示物は撮影は禁止です
庭から下りて蔵へ行くには下駄を履いていきます
カラーン、コローンを聞いてね^^
この階段を上った部屋が廉太郎の勉強部屋です
ちょっと薄暗くちょっと殺風景です
この部屋を飛び出しては、よく岡城址に上っていたそうです
日本人のための学校唱歌を作り、日本人作曲家による初めてのピアノ独奏曲メヌエットを作曲し
肺結核のため23才の若さで死去、あまりにも若すぎる・・・
もうひとつ、「殿町武家屋敷跡」です
家老や上級武士の屋敷が多く、土塀や長屋門が昔の面影を残しています
もう、夕暮れが迫っていたのでゆっくりは出来ませんでしたが
今度来るときは、もう少し、予習してきましょうか
また参ります、竹田城下町♪
<滝廉太郎記念館>
[所在地]竹田市大字竹田2120-1
[電話番号]0974-63-0559
[営業時間]9:00〜17:00
[入場料]300円
[アクセス]地図はコチラ
今日は天気も良く、どこそこでの桜の花見スポット情報を聞いておりました
今朝、阿蘇山頂は雪景色だったらしいですね
自衛隊通りにも今宵、この寒さの中で花見をされているグループ発見
多分、職場関係でしょうね^^
明朝は氷点下になるらしいですから
風邪引かないようにですね
さて、お昼時に荻岳山頂での絶景を堪能しまくった熟年夫婦
空きっ腹を抱えて下山
道中で食べるところを探そうと県道135号線を竹田方面に急ぎました
と、途中で「巨大いなり寿司」を見つけました
あははは、赤牛でしたね
腹が減りすぎると食べ物に見えてしまいます
そしてしばらく行くと今度は民家の入り口に看板が
おお、そんな謂われのあるモクレンなんですね
鎮痛・消炎剤として用いるために植えつけたと伝えられています
樹齢は約180年とありますが、思ったほど大きくありません
見たところ主幹は途中で折れたようです
つっかえ棒が太いので分かりづらいですね
いやいや花より団子です
なかなか食べれるものが見つからず、とうとう竹田の市街地にやってきてしまいました
この時すでに午後2時近く
やっと食べ物にありつけるという安堵で、店を探しながら少しブラブラ
よくよく考えたら、これまで竹田の街を歩いたことなかったんです
さすが歴史のある街並みですね
古い建物や露地のひとつひとつが郷愁をそそります
あ、そうそう腹ごしらえ、腹ごしらえ^^
最初に訪ねたところは今は閉店となっていました
次に行ったところは、食事は午後2時で終了とのこと
3軒目はこちらを発見
江戸時代、来藩した武士のの宿泊所だったところらしいです
火事に遭い、当時の3分の1を残して1806年に普請されました
ここでも食事出来るじゃないかと入ろうとすると
熟年二人の前にいた人達が断られていました
なぬ??これじゃどこに行っても昼飯にありつけないってことかい^^;
ここで熟年ふたり、焦る!!
同じようなところを2度も3度も歩き
とうとう疲れ果て、もうまんじゅうでいいや、でこちらにお邪魔
「生長堂」さんです(まるで他人とは思えない^^)
ところが名物の「はら太もち」は売り切れ
じゃ、おはぎにしようと見ると、残りはふたつのみ
後はまんじゅうをチョイスです
「おはぎ」
「ピリ辛高菜万十」
そこまで”ピリ”ではなかったけれどなかなかのお味
皮もキメが細かく上品な食感で美味しかった?
「かぼす万十」
皮にもかぼすの味がついていたのですが
餡は普通の白餡だったので、ちょっぴり残念^^;
「かぼちゃパン」
これはなんちゃないかぼちゃの蒸しパンだったのですが、侮るなかれ
かぼちゃの香りがほんのりして、なんとも素朴な味で二つくらいペロっといけそう
どうにか腹を満たし、再び散策再開です
こちらはどうやら以前は銭湯だったようです
現在、造りをそのままにカフェとなっていました
こちらには登録有形文化財の文字がありました
あちこち開け放たれていましたので、ちょこっとお邪魔してみました
なんと竹田市内最古の町屋だったんです
梁も太くて使われている木材は黒光りしていて重厚な感じがしました
外に出て改めて建物を見上げると、その大きさに目を見張りました
そして、「豊音寺の二重門」
寺町でも最大級の門だそうです
二重門というのがとても珍しいそうですが、我々にはどこが二重なのかもわからずじまい
ただ、龍の絵らしきものがなんとなく心に残り
威圧感のある門だという印象でここを後にしました
いや?、見どころ満載ですね、竹田の街って!
でもこれで終わりじゃありませんよ
立ち寄ったところもたくさんあるので明日ご紹介しま?す♪
<豊音寺二重門>
[アクセス]地図はコチラ
昨日の、続きです
荻神社から離合するのにはちょっと難しそうな狭い道を上って行くと
だんだん視界が開けてきて、自然と期待が高まります
そうです、目指したのは「荻岳」です
頂上近くまで車で行けるので楽チンでいいですね
駐車場には例のものが設置してありました
さあ、まずは荻岳西側頂上に行ってみましょう
途中にこんな碑や四方の山の説明板がありました
元熊本県知事の細川護煕氏時代に緑化運動の一つとして
整備された公園であるという案内の石碑のようです
スズランも自生しているという案内もあったのですが
時期には早すぎ、どこにあるのか全然わかりませんでした^^;
少し歩くと頂上なのですが
牛の糞があちこちに落ちており、気をつけてないと踏みそう^^
西側頂上には熟年よりもうちょっと年輩のご夫婦が二組、お弁当を広げておられました
「こんにちは」とご挨拶、あぁお弁当が美味しそう^^
熟年もお弁当を買ってきて、ココで食べればよかったと激しく後悔!
高田保馬氏の歌碑がありました
高田保馬って誰?
先ほどのご夫婦の一組に伺ってみましたが
あちらも初めてということでわかりませんでした
帰ってから調べました、佐賀県出身の歌人だそうですよ
昭和39年宮中御詠歌会の召人となった際、阿蘇ゆかりのこの歌を詠んだとか
しかし、数々の有名大学教授を歴任されておられるのにびっくりです
社会学者で経済学者でもあるんですよ
さっぱりなんて書いてあるかわかりません
わからないので、さっさと次に行きましょう
さあ、絶景、大パノラマですよ
こちらは西側の阿蘇五岳方面
野焼きの煙りに包まれてなーんにも見えません
そしてこちらは、南側の祖母山系
阿蘇神話によれば、健磐龍命はこの山上に立ち、開拓の構想を練られたそうな
展望所からの眺めは熊本百景の一つでもあり
阿蘇、九重、祖母の山々の大パノラマが一望できるんですよ
この頂上からなにやら下りていく階段がありますね
糞を避け避けおりると赤い鳥居の数々、予想どおりでした
ここが「朝日稲荷神社」ですね
日本農耕民族の信仰の神であり、五穀豊穣、家内安全など庶民のための神なんですね
でも残念ながら入口が固く閉ざされ、お参りすることはできませんでした
さて今度は、東側の頂上に行ってみましょうか
こちらには大きなTV用のパラボラアンテナが設置されています
地デジ用もあります、だからこの山中でも映ってたのね^^
そしてこちら山頂には、いろんな碑や石柱が立っていますよ
新熊本百景、年代を感じる方位盤、そして知事の塔
第2代知事細川護久氏が減税したことに感謝した村民が立てたそうです
字はよく見えなくて、九曜の紋ばかりが目立っていました^^
この東側山頂から見たパノラマはこちら、しつこいって^^;
でも、この荻岳山頂は木に遮られることもなく九州の霊峰を360度
見渡すことが出来ます
今度行くときは、弁当を持って行かねば
久しぶりに、人に教えたくない地域スポットに登録です
ええと、確か登録NO4号だったかな^^
皆さんも、お天気の良いときに家族でお出かけ下さい
気持ちいいこと太鼓判です!
<荻岳山頂>
[アクセス]地図はコチラ
自衛隊通りの桜がそろそろいい感じになってきたと思っていたところ
昨日からの雨で花びらがチラっと散っているじゃありませんか
なぬ?、この満開の時期に恨めしい雨じゃ^^;
雨よ、お願いだからあんまり桜にダメージを与えてくれるな!
まだ花見をしてないんだから・・・
(あくまでも自分本位な考え方です)
そして久々にこの方登場!
「なーんでここんとこ雨ばっかりなんだよ
こんなに降ってたんじゃ散歩にも行けやしない」
と、少々ふさぎ込んでおります
ま、こんないじけたヤツはほっといて
阿蘇方面へのドライブの続きをお話ししましょうね
瀬田神社のある県道207号線から国道57号線に入り一路阿蘇へ
おお、天気はいいのに野焼きの影響で曇っているように見えます
JRいこいの村駅近くから往生岳方面を撮りました
黒煙があがっているところもあるし、真っ赤な炎が勢いよく燃えているところもあり
遠くで見ていても怖い感じがしますね
何百年もの昔から、野焼きをすることによってダニなどの有害な虫を駆除し
草原を維持してきているのですから
地域の方々の努力も並大抵ではないことだと思います
しばらくすると緑いっぱいの草原が広がり
阿蘇ならではの花々が咲き、春爛漫の阿蘇の風景になることでしょう
そんな風物詩を見ながら車を走らせていましたが
ここ!といったところも思い当たらず、ずるずると滝室坂を上ることに^^;
そして休憩のため、道の駅波野に立ち寄りましたが
ただでさえ車が多いのに工事中で仮設トイレが立ち並び、駐車場が狭くなっていました
らぼっちはなんらかの情報を収集しようとパンフを取りに
とっちんはいつものように新鮮で安くて大きい(多い)野菜を購入に
結局、はっきりと決まらないまま竹田方面に向かったのですが
道の駅からちょっと行った県道41号線のほうに右折してみました
そう、案内板を見たのです
そして目的地に行き着く前に立ち寄ったのがこちら「荻神社」です
な?んかおかしいと思いません?
そう、注連縄がえらく垂れ下がっていますよね
屈んで入るにしてもちょっと大変でした
鳥居の後ろにそびえ立っている2本の大きな木はトチノキのようです
石段を登るとすぐに渡り廊下のような橋が架けられています
下を見ると水はないものの川とおぼしき窪みがありました
橋はまだそんなに年月は経っていないようでした
境内にあがると立派な説明板がありましたよ
それにしても阿蘇神社の12神のうち6神が奉納されているとはすごいですね
それだけ由緒正しい神社なのでしょうね
説明によると御神木の二叉杉の1本は残っていると書いてありますが
どうもその後そちらも倒れてしまったようで跡形もありませんでした
あんれ??
こちらの御賽銭箱は新しそうなのに、いつ使われるのでしょうかね
社殿の左奥には菅原天満宮、風乃神、地神などを祀ったお社などが並んでいましたよ
菅原道真を祭った石は学問に御利益があるそうですが
半開きになった扉にちょっと腰が引けた熟年は
落ちていた風乃神様の札を触ることもせずおいとましてしまいました(バチアタリ?)
そしてすぐ横にあった「中江神楽殿」に足を運んだのです
こちらの中江岩戸神楽は「古事記」「日本書紀」にでてくる神話を中心に劇化され
江戸時代中期に豊後各地で盛んになったものが、この波野にも伝わったとのことです
荻神社の説明板にもありましたが
鈴木健二前熊本県立劇場館長が平成2年1月に24時間連続生放送されたのをきっかけに
三十三座がすべてが復活したようです
ここで舞われる中江岩戸神楽は
国選択無形民族文化財、県指定重要民族文化財となっています
現在でも三十三座すべて舞われるのは全国でも珍しい郷土芸能のようです
4月から11月までの第1日曜日に午後1時からこの中江神楽殿で舞われています
結構奥まったところにありますが、こんなりっぱな伝統が息づいているんですね
多分、子供達も少なくなったのではないかと思います
小さい頃から神楽を舞っている方々、今後も継承していっていただきたいです
やっと膨らみ始めた桜が誰もいない神楽殿の駐車場で
密かに春の息吹を漂わせていました
長くなりそうなので、今日はこのへんで終わりにしときます
さあ、次に目指すはあそこだー!
もちろん、車でね♪
<荻神社、中江神楽殿>
[鎮座地]熊本県阿蘇市波野大字中江
[アクセス]地図はコチラ
またまた雨降りですね
休み明けからちょっと鬱陶しい日々が続きそうです
そんな中、本日、新熊本市が誕生しましたね
人口72万人を越え、政令指定都市に向けて新たなスタートを切った訳です
行政区画は説明会をも行われ、市政だよりでも周知されていますが
イマイチ市民にはピンと来てないような・・・
歴史や湧水、農産物など世界に誇れるものはたくさんありますが
「もっこす」や「わさもん」の感覚、九州の中央に位置しているということで
熊本が九州の拠点として発展していけるのか少々疑問です
将来、熊本には定住しない人間ですが
安心安全で誰もが暮らしやすい熊本市を目指してもらいたいと思います
さぁて、3連休の中日を1歩も外に出ずに過ごした熟年ふたり^^;
せっかくの最終日を無駄にしたくないということで
昨日は良いお天気にふらふらと誘われて出かけてきましたよ
どこに行くかはっきりと決めもせず(よくあることですが)
とにかく阿蘇方面にでも行こうかということで出発です
さすがに3連休、車が多い
阿蘇方面行きには他県ナンバーの車も目立ちます
第2空港線から空港を過ぎ大津町に入ると県道202号線に曲がります
いつもは一気に阿蘇に向けて走るのですが
昨日は途中で止まらなければならない事情がありました
その事情のひとつはコレです
おおー、西原の山々が燃えているーー!なんてね^^
この日は方々で野焼きが行われていたんですが
最初に見たのが俵山近くのこの野焼きだったんです
ささ、阿蘇に向かいますよ
と、先を急いでいたのに次はコレです
ひょえ?、なんともきれいじゃござんせんか!ほぼ、満開です♪
ここはどこかと言いますと、じゃ?ん
しょっちゅう通っているのに桜には気付かなんだ^^;
神社があるのは知っていたのに、未だかつて寄ることもなく通り過ぎていました
桜に吸い寄せられるように車を降り、橋を渡った熟年ふたりでした
鳥居の横に説明板がありました
八代の妙見宮を勧請されているんですね
「割子の水」と言われる湧水は
2枚目の写真にある橋の手前のパイプで県道まで引っ張ってあります
な?ん、水道かと思っちゃったじゃん^^;
1570年の頃の石段だからか、はたまた前々日のウォーキングが祟ってか
上りにく?い石段を上るとそこには断崖がそそり立っていました
この崖下に山之神、年之神、天満宮、地神と刻まれた4つの自然石が祀られています
ここに比べると社殿はちょっとかわいい感じがします
下の上井手との間にある石垣には大きな木もあります
「オガタマノキ」です
手書きの説明板がほのぼのしますね
「招霊(おきたま)の木」とも言われるようですね
モクレン科の常緑高木?
だったらと一生懸命見上げて花を探してみたのですが
香りも全然せず、花の姿もありませんでした
おかしいな、もう終わっちゃったのかな
上から見た桜です、本当にきれいでした
向かいの山にも桜が満開のようでしたよ
この日は花見(花撮)の予定はなかったのですが
思わぬところでお目にかかれました
「今日のドライブは幸先いいぞ!」と阿蘇に向かいました
ところが、らぼっちのお目当ての物はまだ全然で、ちとガッカリ
ナイショですが、コレだったんです
再度の勇み足でした^^;
この後のドライブはどうだったのかって?
それはまた明日のお話しで♪
<瀬田神社>
[所在地]熊本県菊池郡大津町大字瀬田
[御祭神]天之御中主神(あめのみなかぬしのかみ)
美都波能売神(みずはのめのかみ)
[アクセス]地図はコチラ
関所を通過!
さっそく、お弁当を参加ハガキで交換しましょうかね
でもこのお昼過ぎあたりから、風が吹き荒れるようになり
全てのものが飛ばされそうです
スタッフのお姉さんが交換所の看板を抑えながら応対してました
昼食会場は小峯公民館でと思ったのですが
坂の下にあったので、また上がってくることを考えると、イヤ!!
近場の防火水槽の横に陣取りました^^
これが馬見原弁当ですよー^^
竹の皮で包まれていますね、で、中身は
馬見原商店街の自慢の一品が少しずつぎゅーっと詰まっています^^
みやべの小桜ころっけ、中原鮮魚の鯨の竜田揚げ、卵焼きが美味しかった
でも、750円はちと高い気もしました
<約10km地点再スタート 小峰公民館 12:20>
ささ、先は長い、出発しましょう
しかし、休憩していたためか、午前中の疲れがきたのか
このあたりから、らぼっちのペースが落ちてきます
おーい、とっちん、待ってくれ?
林の中、水仙の脇を抜けて、尾根を歩きます
<約12km地点 虎御前 13:00>
往時、この場所には女松の大木があり天下にも珍しい松林を虎御前と呼んだそうです
そして、こんな山の上に明治時代まで小峰小学校があったんですって
水を確保するのも難しそうな尾根なのに日向往還の旅籠として栄えたそうです、びっくり!
まだまだ、尾根筋を歩き続けると、日向往還の中で最も景色が美しい場所
「大阿蘇見晴らし」と呼ばれる場所です
遠くに根子岳も見えたんですが、写真ではわかりません^^;
りっぱな石柱の近くには、こんな中学生による手作りの道標もたくさん見かけました
猿田彦太神の石碑の横を抜けると
<約15km地点 仮屋公民館 13:40>
ようやく後半の休憩所である仮屋公民館に到着です
しかし、お湯も水もポットには既になし
水分補給のため途中でペットボトルを買っておいてよかった
この時の二人の足の状態は
らぼっち:右膝痛、両股関節痛、つま先痛、足裏のマメ
とっちん:右足指の水ぶくれ
K&Kにようやく、ここで追いつきました
「彼らはここからきっと車だね」と二人でささやいておりました
さて、「休んだら、歩けなくなるよ」と、とっちんの叱咤により
休憩もそこそこに出発です
しかし、ここからまた登りがきつい
ピッチの上がらないらぼっちを見かねて
とっちんが、引っ張ってくれることに
ああ、情けない、とお思いの諸君、私は重い荷物を担いできましたから
"当たり前"、"あっ、そうですか!"
坂を登ると、また絶景です
ここからも阿蘇が見渡せます
しかし、まだまだ続く先の見えないこの道
上るときは股関節が痛い、下る時は膝とつま先が痛い
この頃は、70過ぎくらいのおじいちゃんにも抜かれていく始末
と、この辺りでこの方たちに追い抜かれてしまいました
かなめさんに、「てっきり最後は車で行くのではと思ってました」と言うと
「今回で4回目の参加ですが、一回も車には乗せてもらってないんですよ」とやんわり回答
健脚度、K&Kには完敗でした
更に、西水神宮の横を抜けて国道を渡って上ると、何やら大きな杉群が
もしかして、ついにここまで来ましたか
<約19km地点 幣立神宮 14:50>
何度も来ました、幣立神宮の巨大杉よ
待っていてくれましたか!
んにゃ、待っていたのはK&Kでした
普段は入れない蘇陽校舎内を抜け、また山道を下ります
途中、またかなめさんに抜かれました
いつも電話しながら、結構早足で歩いていきますよ、りっぱ!
うん?かめきちさんは?
と、思ったらすぐ後ろを歩いてました
以下、とっちんとかめきちさんの会話^^
「かなめさんとは、いっしょには歩かれないんですね」
「いつもマイペースなんですよ」
「かめきちさんは走っておられるのでもっと早いのかと思いました」(ズバズバ)
「昨日から、ちょっと風邪気味なんです」
「え?、熱があったりとかしてないですよね?」
「そりゃわからんです」
「明日も歩かれるんでしょう?」
「いや明日は通潤橋でのイベントに出ることになっているんです」
「じゃ、今晩はこちらに泊まりですか?」
「はい、通潤山荘に泊まります」
「あ、もうすぐ着きますよ」
と言うと、さっさと下りて行かれました
かめきちさんは思った以上に、クソまじめでシャイな方でした
ちゃんと目を見てお話しされていましたよ^^
そして、気になった石碑や草花の写メを度々撮っていました
おっ、なんか街並みが見えてきました
さて、これを下りるともうすぐですね
夫婦岩の前を意気揚々と、最後はとっちんの前を歩いていますよ
そして、いよいよゴールです
なんだか馬見原商店街の方々が拍手で歓迎してくれているようです
ありがとうございまーす、これは良い企画です、疲れが一挙に吹っ飛びました^^
<22km地点 馬見原 15:25>
ゴール!!!!
約6時間で、22kmを完歩です
畳が敷かれている舞台で、自分達でご褒美のトマトと柚子のアイスです^^
この方々はゴール直後、ラジオの生放送に出演中でした
ご苦労さんです^^
これが完歩証ですが・・うーん
さて、浜町へ向かうバス乗り場へ行きましょうか
ん? えーっ、足が上がらない、膝が伸びない、足がつる!!!
ちょっと休んでたら、この様です
びっこを引きながら、また来ますね、馬見原商店街^^
天気の方も晴れ女のとっちんのおかげ?でなんとか持ちました
しかし、浜町へ戻るバスの中ではすごい豪雨!
ギリギリセーフといったところでした
ところで、参加者としての提言を少し!
?途中、距離か残距離どちらかの案内板があるとよかった
?完歩証には時間をスタンプするか、書き込んで欲しい
(ただ印刷したものではなく、世に一つのもの)
?到着したらなんらかのご褒美が欲しい(例えば豚汁、ぜんざいなど)
それらを用意することで、ゴール地点に人が止まり
商店街を散策することにつながるのではないでしょうか
(皆さん即バスに向かっていたので )
来年はどうしますか?と聞かれたら
きつかったですが、ゴールは心底嬉しかったことを思うと
たぶん参加すると思います
今度は浜町までの20kmコースかな^^
ところで帰り着いて足を靴下を脱いでみると悲惨な事になっていました
らぼっちは両足親指に大きな水泡が出来
とっちんの水泡は潰れ、靴下半分が変色していました
もちろん次の日は出かける気力はもちろん
歩くのもままならず、一日ごろごろしていました^^;
はあ、ウォーキングも記事も長かったぁ・・・
この長い記事にお付き合いして下さった皆様
ありがとうございましたm(_ _)m
<馬見原>
[住所]熊本県上益城郡山都町馬見原
[アクセス]地図はコチラ
昨年、日向往還の名所探しで八勢目鑑橋や石橋に感動を覚えた熟年二人
浜町や馬見原もよく出かける大好きな場所です
「第5回日向往還歴史ウォークin山都町」に惹かれるのは当然のなりゆき
でもどのコースにするかで二人は大悩み
結局、一番健脚度が問われる通潤橋から馬見原までの
アップダウンが激しい22kmの「がんばれコース」に決めました
が、申し込んだ後も完歩できるか不安だらけ
参加費用は、参加料1500円、馬見原弁当750円です
家を7時前に出たので道の駅「通潤橋」には8時前に到着
昨年の八朔祭りで優勝した造り物とにらめっこしていたら
8時半からの受付が早めに始まりました
午後から風雨が激しくなる予想だったので心配してましたが
朝はまだまっ晴れのよい天気です
22kmのがんばれコースに参加された方は297名
熟年の番号はNO110と111
おっ、なんだかとっちんはゾロ目でラッキーNOではないかい^^
ところで、このお二人も参加
K&Kのかなめさんとかめきちさんです
写真をお願いしながら、かなめさんには
負けたくないなと密かに思ったらぼっちでした^^
<スタート 通潤橋道の駅 9:30>
さて、9時30分通潤橋の放水を合図に一斉スタートです
歩いている本人たちは日向往還の景色を堪能しながらの撮影なんですが
ちょっと長くなることをご勘弁下さい
日向往還沿いには真新しい道標が所々に設置されています
また名所には、案内看板が設置されていましたよ
スタッフさんのこの辺りの心配りが嬉しいですね^^
前半は、この方たちとペースが一緒で
ちょうど後ろを歩くことになりました、結構早い
かめきちさんは、前だけでなく、後ろも結構薄くなっておりした(失礼)^^
<約2km地点 聖橋 10:10>
聖橋に到着です
1832年の架橋で矢部手永で最初の眼鏡橋です
こんな山道はあたりまえ!
<約5km地点 10:40>
ようやく休憩所の男成神社(おとこなりじんじゃ)に到着です
熱いお茶、おしんこ、いちごが用意していました
男成神社は、代々阿蘇氏が元服の式を行っていたという由緒によるものです
また西南戦争で政府軍との戦に連敗した西郷軍が矢部に撤去してきた際
この男成神社で犠牲者の招魂祭が行われ、酒を汲み一夜の野宿をしたそうです
拝殿の周りには大きな杉が見えます
皆さん、まだまだ続く完歩に向けてお参りをされているのでしょう
お参りすると神主さんがお祓いもしてくれました
とっちんのトイレの間に、神主さんが中に上がられませんか
と言われ、天井の絵を見せてくれました
明治12年の頃のものだそうで、当時のまま?の色合いが素晴らしい^^
さて、トイレが混んでて出発が遅れましたが出発しましょう
途中、西南戦争の砲台跡がありましたが
どこに向けて発砲していたかはわかりませんでした
<約6km地点 山屋トンネル 11:00>
このコースで最も見たかった、山屋トンネルに到着です
凝灰岩を掘り抜いた素堀で、長さ22m、高さ3.3mのトンネルです
中は意外と勾配があって、ズルッと滑ってしまいましたよ^^
この貫原坂という急坂や十二木里跡を抜け、稜線を見ながら
まだまだがんばって歩いてますよ!
<約10km地点 小峰公民館 12:00>
そして、遠くにようやく中間地点の小峰公民館が見えてきました
ちょうど12時に到着、10kmで2時間半ですか
もう、ここまで頑張って来られたのは馬見原弁当を食べたいからの一念から^^
そして、関所でNOを確認してなんとか半分終了!!
はあ、本当に完歩できるのだろうか
心配された天気はまだまだ全然、大丈夫!
それでは、続きは、明日ということで・・・
はぁ、でも記事も長くなるわ^^;
<男成神社>
[住所]熊本県上益城郡山都町男成
[アクセス]地図はコチラ
いやー、今日はこれまでの人生の中で
最も歩いた一日となりましたよ
もう今日は本当に疲れ果てました・・・
その話は明日とさせて下さい
と、いうことで
前から行きたい行きたーいと思ってた市内3強うどん屋さん?の一角
「まるまうどん」さんへようやく行った時のお話しです
先週の土曜日、12時過ぎでしたが、もう並んでいますよ
車をなんとか停めると、すぐ入ることができました
空いていたのはカウンター席の一番奥
メニューから、3品をチョイス
「温玉」「ぶっかけチクワ天」「ゴボウ天うどん」
この時は楽勝と思っていたのですが^^;
さてまずは、「ゴボウ天うどん」
出汁はイリコでじっくり取っている感じです
ぶっというどんが熱いスープの中で泳いでいますが
しっかりしたコシですから、柔らかくなりそうにもありません^^
「ぶっかけチクワ天」
揚げたての長いちくわ天はさくさくで美味い
うどんの方は冷なのでさらに腰があって、んー、固く感じる
「釜玉」
お腹が、もうそろそろいいよーと
感じだしたときに釜玉登場です
でもこの卵を崩すと違った世界がありそうですよ^^
醤油を掛けるのかと思ったら
卵をくずして、熱いぶっかけ出しをかけるんですね
半分固まりかけた卵と出汁がよくからんで、美味い♪
お腹はだんだんはち切れんばかりになってきましたが
この釜玉が一番好きだったかも^^
外に出たときには更に行列が伸びていました
もう10分遅れたら、待たないかんかったのね^^
店を出てから熟年二人で話したのは
「まるまうどん」さんは、太過ぎだよね、ということと
この辺は個人の好みなので、いろいろ意見もあるでしょうが
うちらには、もう少し細くてもいいかなと感じました
ご馳走様でした♪
肥後味趣乱 ☆3つ
<まるまうどん>
[住所]熊本市江越2-16-11
[TEL]096-325-0132
[営業時間]11:00?18:00
[店休日]日曜日
[駐車場]8台
[アクセス]地図はコチラ
"近くにありて、遠きかな"
というような場所は誰しもありますよね
熟年夫婦も通勤や散歩で横を通りながらも
なかなか中までは入らない、場所へ行ってきました
「水前寺成趣園(すいぜんじじょうじゅえん)」です
駐車料金は要るし、入場料400円ですから
度々行くところではありませんね
今回は駐車料の掛からないところに止めて(すみません^^)
ちょっと目的があったので、10年数年ぶりの訪問です
水前寺成趣園は、熊本藩の初代藩主細川忠利が
寛永13年(1636年)頃から築いた「水前寺御茶屋」が始まりで
第3代細川綱利のときに泉水・築山などが作られ、現在見るような形となりました
豊富な阿蘇伏流水が湧出して作った池を中心にした桃山式回遊庭園で
築山や浮石、芝生、松などの植木で東海道五十三次の景勝を模したといわれる
1929年(昭和4年)12月17日に「水前寺成趣園」として
国の名勝および国の史跡に指定されました
おーっ、この景色は変わっていませんね
水の量は、っと
以前より、少し増えた気がするが、気のせいでしょうか^^
それにしても、鯉と鴨は庭園と合いますよ
でもこのカモメ(ですよね)ってどうなんですか
確か八代市の城跡でも見かけましたが
こんな街中にまで進出してくるかい、おみゃあさん達は
しかも素早いから、鯉の餌を片っ端から盗み食い!
海に戻りなさい、と叱っても聞き入れられず^^;
そして、どのアングルで撮っても背景に入るビル群
興醒めしてしまいますね、仕方ないことですが・・・
秋にはこの馬場で流鏑馬(やぶさめ)が開催されます
出水神社の御神事として薪能(たきぎのう)が行われる場所がすぐ横にあります
どちらも知った風に書いていますが、ニュースでしか見たことはありません^^
東海道五十三次の景勝を模していますから当然、富士山もあります
それにしてもやはり日本庭園というのは落ち着きます
日本人である証拠、それと歳とってきた証拠^^
能楽殿、西日本随一の名舞台だそうです
中では能の練習をされていました
そして能楽殿の横には山桜が満開^^
土産売り場は興味ないので素通りしようとしたとこと
バーナーの音を見やると
おっ、綺麗なガラス玉発見!!
なんとこの場所で40年以上、トンボ玉や動物細工を作り続けている
職人さんのお店でした
とっちんが、トンボ玉に見入っているので
買って上げるよ
(1000円で喜んで頂ければ本望です^^)
で、お買い上げがこちら
なんだか奥深い味わいがありませんか
形が微妙に歪んでいるのも手作り感があっていいではないですか
実は水前寺公園に立ち寄った目的は、園内にある「出水神社」だったのです
明治11年(1878年)、水前寺成趣園内に創建された神社です
藩祖細川藤孝(幽斎)・2代忠興・3代忠利・6代重賢を主祭神とし
それ以外の歴代藩主および忠興の妻の玉(細川ガラシャ)を配祀しています
また、敷地内には能楽殿があり、奉納される出水神社の薪能は
全国に伝えられる薪能の中でも五番目の古い歴史を誇ります
さすが出水神社です
手水も湧水ですよね、水苔がまた趣があります
他にも、長寿の水や歌碑など歴史ある史跡があります
拝殿横の五葉松は数百年の古木だそうです、躍動していますよ^^
ふと見ると外人さんがお参りしていました
さて、目的であった健康祈願のお守りを買い求め
水前寺成趣園を後にした二人でした ^^;
<水前寺成趣園(すいぜんじじょうじゅえん)>
[住所] 熊本市水前寺公園8-1
[TEL] 096-383-0074
[入園料] 高校生以上400円、小・中学生200円
[営業時間] 3月?11月 7時30分?18時00分、12月?2月 8時30分?17時00分
[アクセス] 地図はコチラ
「宇城の着たび」ツアーを満喫した熟年ふたり
このまま家まで速攻で帰る・・なあんてこと、あるはずがありません^^
ちょっとうろっとした後
らぼっちの大好物、”白玉”を所望することとあいなりました
もちろん白玉と言えば
「白玉屋新三郎」さんです
以前訪れたのは1年ちょっと前です
久しぶりでやんす^^
店内に入ると少?しレイアウトが変わっていました
なんだか洋菓子が増えたような・・・
と思いつつテーブルにつくと出てきました、お茶とお菓子
自家製手作りパウンドケーキです
これレーズンやクルミが入っていて美味しかった?
なんかもう満足です♪
いやいや、白玉を食べに来たんでした^^;
メニューは?ええ?っと・・・(↓大きくして見てね)
時期的にこれでしょうと、とっちんは「いちご三昧白玉」
まあ?、女の子にはモッテコイのかわいい盛りつけだこと
ちょっとこのおばちゃんにはもったいないくらいのビジュアルです
ただ左二つは練乳とクリームの違いがあまり感じられませんでした
敏感な舌を持ち合わせていない我が家の致命的なところです
この日は結構暑かったので
らぼっちはアイスがのってる「花見白玉」
おお、これはおじさんでもいけるゾ!
左の蓬白玉は想像したとおりのおいしさ、春を感じます
右側の桜白玉が桜餡?と相まってかな?り美味でした^^
アイスもたっぷりこんと盛ってあり、満足満足♪
ご馳走様でした?☆
この日ツアーでいただいた資料の中に
小川の魅力がまだいっぱい詰まっていることを知りました
また来るからね?!!
こうして白玉をぺろっと食べ終えた二人は市内に用事があって
国道3号線を一路、北へ向かうのでした
<白玉屋新三郎> ホームページ
[住所 熊本県八代郡氷川町吉本72
[TEL] 0964-43-0031
[営業時間] 9月?5月 9:00?18:00
[イートインコーナー ]
10:00?17:30 (オーダーストップ)
6月?8月 8:00?20:00
[イートインコーナー ]
10:00?19:30 (オーダーストップ)
[定休日] 元旦
[駐車場] あり
[アクセス] 地図はコチラ
なんとあのベッカム様がアキレス腱断裂しましたね
びっくり!!
あんなに激しい運動をしていて、身体のケアもしっかりしているはずの
アスリートがあんなシーンで切れるんですね
普通に歩いていて切れた2回目の断裂を思い出してしまいました^^;
気を付けよう・・・
さて、「小川商人の余情あふれる旧商家で過ごす一日」の最終回です
地元の素材を使った手作り塩屋御膳を堪能した熟年二人は
まったりもそこそこに、きょろきょろと周囲を見回したあと
探索開始!!
まず、気付くのがこの欄間ですね
後で知りましたが、鴨居の縦縞模様が入っているのはカエデだそうです
あまり大きくはありませんが、客間から見える中庭も風情がありますよ
床の間も気になりますが、飾り物には気付いても本質には気付きません
するとこの後、スタッフの森田さんがいろいろと案内して下さいました
床の間の大黒柱は四面節無しというたいへんりっぱなケヤキの柱だそうです
見えない裏側まで手が込んだ飾りが入っています
廊下の床板は、新しく張り替える予定でしたが
優しい感触がある桜の木でできていたこと
床板の下にクッションや音を吸収する横木が入っており
大工さんが、「これはこのまま使用する方がよいでしょう」と言われたそうです
また天井も匠の技が詰まってます、素人目にもすごい!!
お店の入口から3番目の梁はなにやら一際目立つ模様があります
分かりづらいですが写真では2番目の梁です
これは来客が最初に目に入る所に最も美しいトラフ(縞)模様の梁を
配置しているとのことです
また、庭の奥にあるトイレはウォシュレットの綺麗なトイレに改修されています
改修前は、”ぽっとんトイレ”だったそうですが
昔、小川町を夜逃げされた方が今は成功され、百万円をトイレの改修費として
ポンと寄付されたそうです
二階にも貴重なものがたくさんありますよ^^
一階から見上げた天井の高さがわかりますか?
なんともすごい大きな梁でしょう^^
この右側の棚には、先ほど頂いた上等な陶器が並べられていたそうです
どこそこに昭和チックなものが無造作に置かれています^^
この桐箪笥の中には、着物やウェディングドレスまで
入っていたそうです、今でも着物が入っているんですよ
棟方志功の版画も最初は無造作に置かれていたそうですが
今はどなたかの指摘で、せめてと壁に掛けられたそうです
この床下には補修用の板がたっくさん入っていました
この中はまだまだ未知の物があるとのことでした^^
森田さんが続けられます
「この塩屋は私たちが子供の頃、よく遊んでいました
でも空き家になってからは痛みも酷く、寂びゆく町屋の象徴のようになってしまった
なんとかしたいと、平成11年に女9人が改修に向けて立ち上がりました
最初は、おなごなんかに何ができるか、と皆さん冷ややかだったです
行政も公的資金は出してくれないので、個人資金を出して始めました
しかし、儲けのためにやっているのではないということがわかってくると
町内外の方々から、支援金を頂きなんとか改修の運びとなりました
この時は本当に人の温かさを感じました
最初、掃除に入った時は、この2階も雨戸で閉じられていたため
真っ暗で、狸のフンが山のようにありました
でも、この雨戸を開けて光が差し込んだとき
風が駆け抜けたんです、この時の感情と
風が私たちを後押ししてくれたという思いを、名前にしました」
映画鑑賞会やコンサートも開かれるそうで
近所のおじいちゃん、おばあちゃんも鑑賞できるので喜ばれているようです
それと、今ではアジアから見学に来られる方が多くて
観光バスの駐車場所に困るほどだそうです
なんだか、森田さんの説明される目が生き生きしてるんですよ
信じたことに打ち込む姿は、人に感動を与えるんですね
このように輝きたいと単純に、でも真剣に思ったらぼっちでした
この森田さんは農家もされていて、塩屋御膳のお米や野菜も提供されています
最後に、無農薬の生姜までいただいたのでした
次は、カフェに来ますね、と
森田さんと握手して、塩屋を後にした熟年夫婦でした
新麹屋の柏原さん、まち歩きの小田先生、塩屋の冨士田さん、森田さん
そして、企画していただいたNPOのスタッフの方々
ご苦労様でした、そしてありがとうございました
この後、なんとくろさんから、お土産まで頂いちゃいました
白桃の香りがついたフレーバードティーと茶菓子です
桃のほのかな甘い香りが、ほっと・・落ち着きます
なんと優雅な気分になれる紅茶なんでしょう^^
オートミールのクッキーもとても美味しくいただきました
ありがとうございましたm(_ _)m
くろさん、今回はご一緒できてほんとうに嬉しかったです
もう少しゆっくりお話できたらよかったのですが
またの機会までとっときますね^^
あ?、楽しい一日でした♪
<風の館 塩屋> ホームページ
[住所]熊本県宇城市小川町小川79-1
[TEL]0964-43-6191
[営業時間]11:00?17:00
[ランチ営業]日曜営業
[定休日]火曜日 水曜日
[駐車場]有(商店街の駐車場
[アクセス]地図はコチラ
今日は天気は良いものの、風は少々冷たく
なんといっても黄砂の影響で見通しが悪かったですね
目はショボショボ、口はイガイガ、春の風物詩とはいえ
最近ではかなりの頻度で日本にもやってきています
自然現象といわれてきたものが、今や森林減少や砂漠化などの
環境問題となって地球を脅かしているとのことですから
地球規模で取り組まなければならない状況に陥っているわけです
争い事なんかしてはいられないんですよ!
しょっぱなからカタい話になってしまいましたが
昨日のお話の続きです
グーグーと鳴るお腹を抱えて、「塩屋」さんの方に戻りました
中に入ると風の会のメンバーの方々が忙しく動いておられました
写真の左奥のほうにお膳が用意してありましたよ
熟年ふたりはくろさんご夫婦の前の席を陣取りました^^
席に着くとメニューが配られました
家ではこんなに品数が作れないのですごく贅沢です
さて、「塩屋御膳」が揃いましたよ^^
せっかくですからひとつずつ紹介しましょう
まず、「お吸い物」
菜の花、かまぼこ、白玉が入っています
とても上品な味で、菜の花もシャキシャキしていました
「カンパチの煮付けと一文字のぐるぐる」
このカンパチだけは田崎市場から仕入れてこられたようです
こちらも我が家にはちょうどいい味付けでした
「わらびの卵とじ」
今年はまだ出ていないようなことをおっしゃっていたので
保存されていたものだったのでしょうか、それにしてはしゃきっとしていましたが
「白和え」
大根、人参、こんにゃく、春菊、豆腐が入っています
素材の味が生かされた優しい味でした
「さつま芋と生姜のかき揚げ、なすのピリ辛、蓮根きんぴら、里芋の甘辛」
生姜をの千切りがかき揚げに入っていてとってもおいしかった?♪
里芋は一度揚げてから甘辛く味付けがしてあり香ばしかったです
「煮物」
椎茸、人参、こんにゃく、高野豆腐、スナップえんどうでした
さすがに地元の野菜、美味しいのは当たり前です
「酢の物」
大根と人参が入っています
大根は菊花に包丁が入れられ、甘過ぎず、酸っぱ過ぎずちょうどいい味です
「ごま豆腐」
説明がありましたが、何か忘れたちょっと甘辛いタレが
ぷるんとしたごま豆腐とちょうどいい感じに合って美味しかったですよ?^^
デザートは「きな粉団子」
これも白玉でした
これにご飯と漬け物が付いておりました
お米や野菜は地産地消、有機栽培のものだそうです
風の会のメンバーの方々のお気持ちが表れている料理でした
くろさんご夫婦とも少しお話ができました
娘さんの風邪、ロッシーさんの最近の様子
穏やかで微笑ましいご家族ということが改めてわかりました
寡黙で、それでいてすごくお優しそうなご主人に
くろさんは細やかな心配りをされておられます
がさつでちっとも気遣い出来ない、いつもの私達ふたり
くろさんご夫婦は驚かれたことと思います
あきれずこれからもよろしくお願いしますね
ところでこの美味しいお料理が盛りつけられている器に気付かれましたか?
この食器は昔、商家でおもてなしに使われていたものなんだそうです
絵柄や色合い、贅沢な気分で食事が出来ました
「昔のものですので、欠けた部分もあるかと思いますが、ご了承下さい」
と言われたのですが、そんなことを感じることもなく
載せられた料理がなくなって、出てくる器の絵の綺麗さを見ながら食事が終わりました
本当にご馳走さまでした♪
そしてその後「甘酒づくり」のデモンストレーションです
風の会の代表をされておられる冨士田シゲ子さんに教えていただきました
まず”麹”が出てきました
もったいないからとこの麹はくず米から作っているというお話でした
次に餅米を少々柔らかめに炊いたものが出てきます
それにポットからお湯を徐々に入れていきます
ある程度入れてから、麹を投入します
そして、再びお湯を入れ60度の温度にします
甘酒はこうしてお湯を入れるのですが、酒は水を入れるのだそうです
ほ?、それで発酵に違いが出てくるんですね
こうしてできた甘酒、このままではまだ完成ではありません
これを各自持ってきた魔法瓶に入れて持ち帰り
15時間後、煮立たせて砂糖、塩、生姜を入れて味を調えます
塩屋さんで頂いたのより少し生姜の効いた味になりましたが
冷たくして美味しくいただきました
生姜は今回いろいろとお話して下さった森田さんのお宅の
無農薬生姜を早速使わせていただきました
ちなみに生姜って通常かなりの農薬を使うと聞いてびっくりしました
見た目からして土地が肥えてなくても出来そうなのに・・・
そしてちなみに一番農薬を使う野菜は、こんにゃくなんだそうです
実際栽培したことない野菜にはなんか無頓着でいたような気がします
いかに体に良いもの選び、地元のものを消費するということが大切なのか
改めて勉強になったお昼時でした^^
この生姜は昨日、今日と調理に使わせてもらっています^^
<風の館 塩屋> ホームページ
[住所]熊本県宇城市小川町小川79-1
[TEL]0964-43-6191
[営業時間]11:00?17:00
[ランチ営業]日曜営業
[定休日]火曜日 水曜日
[駐車場]有(商店街の駐車場
[アクセス]地図はコチラ
今日はまたうっとうしい一日でした
天気も長続きせず、イマイチだるい感じの週の始まりです
ガンバルゾ!!^^
さて、昨日ですが
新麹屋さんでのまあまあの和ろうそくの出来に気をよくした熟年ふたり
モニターツアー参加者の皆さんと一緒に(もちろんくろさんご夫婦も)
新麹屋さんの裏から通りに出ました
さあ、”まちあるき”の始まりです
右を見ると、小川阿蘇神社が眼の前に!
以前来た時も感動ものでしたが、今回もやっぱり眼を見張るものでした
おや?右上には以前来たときにはなかったもの?
昨年の7月にライトアップのためのライトがどーんと建っていたんです
おかしいな、10月だったんだけどあったのかなあ^^;
ライトアップも見てみたい気持ちになりますね
こ?んなおおきな樟がどんなふうに浮かびあがるのか興味津々です^^
まちあるきの先生「小田勝」さんが
目にも鮮やかなオレンジ色のジャンパーを着て説明をして下さいました
80歳とのことですが、階段をシャンシャン登られるお元気な方でした
なんか前回と同じようなアングルでしか写真を撮っていなくて
帰ってから苦笑してしまいました^^;
熊本城の築城材料にならなかった樟の説明を伺い、神社のほうへ
1040年の創建から現在の社殿は三代目、総ケヤキ造りということでした
阿蘇四の宮のヒメミコノカミと三の宮のクニタツノカミが合祀されています
ここから下りるのかと思いきや、小田先生は横の墓地との間の道を上に
ありゃ、こっちに何かあったんだ^^;
この山は「観音山」と言われているんですね、知らなかった
お墓しかないと思っていましたから・・
横の階段を登って行くと早速、仁王像が街を見下ろしていました
江戸末期のもので小川商人達の寄付により奉納されています
こんなところにも(というと失礼ですが)武蔵の塚がありました
全国に9ヶ所ある塚のひとつだそうです
武蔵とゆかりのある剣の達人が小川に住んでいたからという話もあります
他にもいろいろと小川商人ゆかりのものが存在していました
「芭蕉碑」 「羅漢像」 「六地蔵塔」
そしてここには小川で一番古いと言われる「東福寺」があります
ガイドブックには堂内にご本尊や観音像などが安置されていると書いてあります
本堂は台風によってかなりのダメージを受けていましたので
本当にこの中に置いてあるのかと思ってしまいました
見上げると、正面には「こて絵」を見ることができました
左官さんが使う”こて”で花が描かれています
屋根もいたるところが傷み、瓦も崩れてしまったままでした
歴史的にも貴重だと思うのですが、とても残念でした
「まちあるき」はこうして幕を閉じました
もう少しいろんなところをお話を伺いながら散策してみたかったのですが
12時をまわり”腹の虫”がうるさく鳴る頃合いになったので
また「塩屋」さんのほうに戻り、お昼ご飯をいただくことになりました
小田先生、どうもありがとうございました^^
<小川阿蘇神社の樟 >
[所在地]熊本県宇城市小川町小川11
[樹齢]約1300年
[樹囲]約13m
[樹高]約32m
[アクセス]地図はコチラ
3月14日の今日は、世間で言うホワイトデー^^
はい、ちゃんととっちんには返しましたよ
羽田空港で買った、キースマンハッタンのロールケーキです
生クリームの見た目が堂島ロールに似ていたので
即、買いでした^^
うん?食べたかったのはらぼっちではないかって?
はい、そこら辺はとっちんにも、
これ、「お返しではなくて、土産やないの」と、だいぶ突っ込まれました
「うーん、そうなるかな^^」
生地の肌つやはとっても美しいろーるです
でも、味の方は、クリームがちょっとしつこいか
しつこいですが、まだうちNO1ロールは
「めたぼロール」に変わりなしです^^
????????????????????????????????????????
昨日の雨がウソのようにいい天気となり
どっちかいうと暑かったですね
そんな日曜日、美里NPO法人ホールディングスが企画した
着たび「小川商人の余情あふれる旧商家で過ごす一日」に参加してきました
ブログ仲間のくろさん亭のくろさんからお誘いをいただき
今日を楽しみにしていたところです^^
ところが家を出るのが遅れ、到着は集合時間の5分前
くろさんとはお初なので、ろくに挨拶もできぬまま
「和ろうそくづくり」の新麹屋さんへ移動です
入口横には子供達が作ったのであろう
和ろうそくと洋ろうそくが置かれています
そこで作業台に着席して初めて、参加者9名全員を確認できたので
あっ、こちらのご夫婦がくろさんだ、と確認でき
ようやくお辞儀だけの挨拶を交わすことができました
なんとも、ご無礼な初対面となりました
<新麹屋で和ろうそくづくりを体験 10:30?11:30>
柏原家の「新麹屋(しんこうじや)」さんは
江戸時代末期から明治の初めごろに栄えた商家の一つで
家屋は明治5年の建築、1000坪の敷地を有していました
商標はヤマコ印です
商いは、金融業、反物、茶、木蝋(もくろう)製造、製糸工場など幅広く事業を行い
「塩屋」とともに、小川町が繁栄していたころの面影を残す建物の一つです
作業開始前に少し前説!
勉強になりますです、はい^^
・和ろうそくは櫨の実から作ること
・洋ろうそくより、明るさ、時間とも4?5倍優れていること
・洋ろうそくと違って煤がでないため、文化財を置く部屋で使われること
・蝋の色は黒から白に精製されるにしたがって高くなるとのこと
・櫨の実は、赤穂浪士を預かったお返しに赤穂藩からいただいたこと
・新麹屋では、生蝋を生産し大阪まで送っていたこと ・・・etc
それでは柏原家のご主人夫婦とお嫁さん達の指導により
早速、和ろうそく作りの開始です
?濡らした木枠に蝋が漏れないように上下2ヶ所にゴムを掛けます
?い草でできた芯を差し込みシートを敷いて台に固定します
この時、芯が中心になるように注意です
?65度くらいの煮溶かした蝋を型に流し込みます
少し経つと蝋が沈み込むので上から足します
?白く固まったら台から取り外し、上端(立たせる面)を水平に成形します
?木枠を丁寧に取り外し、羽根の部分を削り取ります
?シールを濡れタオルで巻き付けると絵が張り付きます
皺が寄ってこれが意外と難しい^^
ヤマコ印、わかりますか^^
?袋に入れると出来上がり、要した時間は約20分くらいでした
うん、贈答にもなりそうですよ^^
皆さんも、なかなかの出来でそれぞれ満足されているようです
ご主人もその出来に驚かれていました^^
落ち着いたところで、周囲を見回してみると
時代を感じさせる天井の下にいました
貴重な資料もたくさん展示されています
新麹屋さんが海外から輸入していたものに
セイロンから輸入した紅茶があります
これです
ってこの固形のものが紅茶なんです、びっくり!!
ロシアに輸出していたとのことです
庭も快く見せて下さいました
いくつもあった蔵はもうありませんが
往時を思わせるりっぱな庭木が所狭しと植えられていました
新麹屋という旧商家でまずは、ま?ったりの1時間を過ごさせていただきました
もう少し、ゆっくり資料なども見たかったのですが
時間も押していたようで、次の「まちあるき」へと移動です
この話はまた明日^^
<新麹屋>
[アクセス]地図はコチラ
先週末に佐伯市に出向いた熟年夫婦の目的は
「ごま出しうどん」を食べたかったからです
佐伯まで行くんですから、人気のお店を調べて参りましたよ
TVで紹介されたり、B級グルメに出店されてる
「味愉嬉(みゆき)」さんです
店名の由来は食べて・愉しく・嬉しいお店というキャッチコピーのようです^^
ごま出しとは大分県の南部に位置する佐伯市の代表的な郷土料理です
豊後水道で獲れた白身魚のえそ(上級かまぼこの原材料)を焼き
胡麻と一緒にすり鉢に擂り合わせ地物醤油を足しながら仕上げます
長期保存が可能で、エソが大漁の際に作り置きしていたことが発祥とされています
お湯で溶くと胡麻の香る魚のだしの効いた、まるで味噌汁のようなあじわいです
TVや雑誌に紹介され、人気がじわじわと広がっています!
本当は昼食で頂く予定だったのですが
寄り道が多くて夕食になってしまいました^^
場所は歴史と文化の道のすぐそばでした
狭いですが、店の裏側に3台ほど入る駐車場があります
満車の場合は、店の前に有料駐車場もあります
お店の中は、たしかカウンター6席、テーブルが3席くらいの
こじんまりしたお店です
ごま出しへの思いがそこかしこにありますよ^^
お客さんに、アニメ関係の著名人が多いのでしょうか
えそが目の前の棚に置かれています
すごい歯並びですね^^
カウンターの奥に座ると、ちょうど目の前で
若いご主人が一生懸命に調理中でした
ちょっと話しかけづらい感じです
お母さんと二人で切り盛りしています
ごま出しうどん2杯と、とり天を注文♪
最初、容器にたっぷり入ったごま出しが出てきました
見た目も、まるで味噌ですね
でも胡麻の風味が香ってきます
釜揚げうどんを持ってくると
最初無愛想だと思ってたご主人が饒舌家に早変わり^^
「初めてですか、普通のごま出しうどんは、この丼に入れますが、
うちではもう一つの楽しみ方があります
つけ麺風にしていただくこともできます
その後に、つけ出しを丼に移して、味を調整すれば、
普通のごま出しうどんとして楽しめますよ^^」
「なるほど!」
それでは、ごま出しを2杯くらい入れて
釜揚げうどんの汁を3杯くらい入れるとつけ汁完成!
で、この後は、丼の方にも入れてスープとしても味わうんですよね
カボス胡椒もいれるとまた一味変化が楽しめます
うん♪
えその旨味と胡麻の風味があいまって独特な味わいですね
漁師さんたちがこぞって食べるのが分かった気がします
と、味わっていると
「どちらからですか」「熊本です」
「この前、母親と天草に行って来たんですよ
あちらは観光客を迎える態勢がしっかりできていますよね」
「こちらもがんばっているじゃないですか」
「佐伯のほうはまだまだと感じたなあ」
「武家屋敷の通りなんて、よかったですよ」
「熊本城のお城まつりにも行ってみたいですね」
「お互いにお客さんが行き来するくらいになればいいですね」
佐伯のごま出しうどんを広めようと、今では30軒以上が提供しているとのことです
なんて会話していると、とり天!登場^^
柔らかっ、大分のとり天、初めて意識して食べた気がする^^
うん、とっても満足な夕食となりました
残念だったのが、お持ち帰り用のごま出しが売り切れていたこと
帰ってから家でも食べたかったのに、無念!
味愉嬉さんも親子で佐伯の郷土料理をもっともっと盛り上げて下さいね
そして、また熊本へおいでください^^
さぁ、もう18時過ぎですからとっとこ帰りますよ
2時間半かけて(笑)
ご馳走様でした♪
<味愉嬉> ホームページ
[所在地]大分県佐伯市中村南町7-25
[電話番号]0972-23-7240
[営業時間]am11:00?pm10:00
[定休日]火曜日
[駐車場]店舗裏3台分
[アクセス]地図はコチラ
さあ、どうやらこうやら佐伯の城山から下りてきた熟年ふたり
城山の下には、いかにも武家屋敷があっただろうという
「城下西町」「城下東町」「城東町」などの地名があります
国道217号線から入った大手門跡から櫓門前を通り養賢寺までの道を
「歴史と文学の道」とされています
2枚目の写真の建物は大手門跡すぐの所にある佐伯小学校ですが
とてもいい環境にあり、街並みに合わせたであろう門もかなり立派です
櫓門から右に曲がると桜並木の道になります
もう少しして桜の季節になると見事な風景になることでしょう
いつものことながら、我が家は時期をはずしております^^;
この城山の市道山際の通りは国土交通省選定の「日本の道百選」に選ばれています
「日本の道百選」を調べたら
熊本には「大津街道」と「天草パールライン」の二つがあるようです
ぼてらぼてら歩いているとなにやら一層、情緒いっぱいに佇むお屋敷が^^
土屋邸のようです
土屋家は、毛利藩お抱えの藩医でした
今もなお、その家系を受け継ぎ、お医者様をされているそうです
土屋邸の庭はかなり広く素晴らしい趣のあるものだということですよ
伸びた庭木がとても良く手入れがされていました
門が開いていればちらっとでも覗けたでしょうが、固く閉ざされたままでした
こちらは裏門?「藩医門」と書いてありました
また少しぶらっと歩いてると
おお、こちらは門が開いているではありませんか
「汲心亭」(きゅうしんてい)と札がかかっています
「たのもー!」道場破りじゃないんだから^^
ここ「汲心亭」は本館「更深軒」と草庵「五味庵」があり
美しい庭を眺めながら抹茶がいただけるそうです
ところがここに入った時刻は16時57分、17時の閉館まで3分でした
本館の中では着物を召された方が片付けをされていたようでした、残念^^;
門を出たところで立て札に気づきました
こちらは「安井」(あんせい)といって
八代藩主・毛利高標に仕えていた藩医・今泉元甫が
飲み水に困っていた庶民のために、私財を投じて掘った井戸の一つということです
そしてここからほんの少し歩くと、またまたりっぱなお屋敷がありました
庭もまた素晴らしそうでしたし、丸形のポストの赤がポイントになっています
そのお隣には「国木田独歩館」がありました
明治26年10月から明治27年6月末までの間
国木田独歩と弟収二が下宿したのが坂本永年邸です
その坂本邸を改修して「国木田独歩館」として公開されています
明治時代の佐伯を紹介する写真コーナーや
独歩の生い立ちや文学的な特徴を、様々な資料で知る事ができるということです
訪れた時すでに17時をとっくにまわり
門は”閉館”の札が掛けられておりました、またしても残念^^;
またちょっと行くと、なんだかおもしろそうなところがありました
白壁の多い街並みの中で黒っぽい板壁のお宅
「茶房 山頭火」さんのようです
張り紙には「お茶でも飲んで休んでいきなさい」みたいな事が書かれていました
「時間が時間だし、まさかね」とふと横を見ると
「今は留守にしています、勝手に窓から覗いてください」と書いてありました^^
なになに?覗いてみろって?
んんーーー?なんじゃーー?
お面でしょうか?
作業途中のいろんなお面がたくさん並んでいました
なかなかユニークなお店でしたよ
この後、毛利家の菩提寺「養賢寺」まで歩いたのですが
今日はここで「何か」があったらしく
門の前にはタクシーがずらーっと並び、僧侶の方々が出てこられたりしていたので
写真を撮りたくても、カメラを向けることが出来ず
立派な「養賢寺」の様子が撮れませんでした、ことごとく残念^^;
こうして歴史の産物に思いっきりふれあった熟年ふたりは
この後やっと今回のドライブ本来の目的のものに会いに行くことにしたのです
その話は明日ですね♪
「なあんだ」って言わないでくださいよ^^
「国木田独歩館」塀の上の辛夷
<汲心亭(きゅうしんてい)>
[所在地] 大分県佐伯市城下西町3番15号
[開館時間] 平日は9時?22時、日曜・祝日は9時?17時
[休館日] 毎週月曜日、12月29日?1月3日
※希望者にはお抹茶(お菓子付き300円)をお出しします(9時?17時)
[アクセス]地図はコチラ
<国木田独歩館>
[所在地] 大分県佐伯市城下東町9番37号
[開館時間] 9:00?17:00(入館は16:30まで)
[休館日]月曜日(月曜日が祝日の場合は翌日が休館)
(年末年始12月29日?1月3日)
[入館料] 大人200円、小・中学生100円
(15人以上の団体は大人100円、小・中学生50円)
[アクセス]地図はコチラ
今日はらぼっちが東京出張です
一泊なので明日は帰ってきますが
とっちんはラボと寂しく?留守番しております^^
らぼっちは今頃、連れ二人と飲み会に参加しているんじゃないかな
さて、大分南部のドライブの続きですよ?ん
風連鍾乳洞を出ると国道10号線を更に東へと向かいました
今回こちら方面に来た本来の目的をまだ達していなかったからです
本来の目的ですか?
ムフフッ、それはまた後日となります
程なく佐伯(さいき)の市街地に着きました
以前、こちらに来たのは宿毛に渡るフェリーに乗る時
2年前になりますが、その時は道の駅に寄っただけだったので
今回は是非とも城山に登ってみたくて行ってきました
国道217号線から城山のほうに曲がると見えてきました
「三の丸櫓門」です
今は城郭の遺構として唯一この「黒門」と呼ばれる三の丸櫓門を残すだけだそうですが
城跡を示す石垣は殆ど完全に残っているそうで、ちょっと興味をそそられます
三の丸櫓門に続く石垣です
なかなかいい雰囲気を持っていました
車を文化会館の駐車場に停めさせてもらい、いざ登城!!
と思ったら、すぐさま鳥居をくぐることに
「なんで?」と少し不思議に思いながら歩を進めると
ありましたよ、読むのが面倒くさくなるような説明板^^;
要するに
「慶長6年4月、日田より入封の初代毛利高政が佐伯荘2万石の城下町の建設にかかった
三層の天守閣をもつ本丸を中心に、二の丸・西の丸を西南に北の丸を東北に広げていて
舞鶴の翼を広げたように見えるため鶴屋城とも呼ばれている
城は慶長11年に完成したが、程なく失火により本丸・二の丸を失うが
その復興をあえて行わず、寛永14年山麓に三の丸を開き
以来二百数十年、佐伯藩政はここで執られた」
ということのようです
もうひとつ看板を見つけました
城山に登るには、道が3通りあるようですね
一番左側の「翠明の道」は道がイマイチなので却下
その昔武士が通ったとされる「登城の道」
とっちんはこの「登城の道」を登りたかったのですが
”武士”とは程遠いらぼっちが頑なに拒否したので
右側の「独歩碑の道」を行くことになりました
約800mあるそうです
登り始めてすぐの頃から
「ホラ見ろ!こっちの道を選んで正解だったろが!」とらぼっち
「だいたいあっちの道(登城の道)は急な階段ばかりに決まっとる!」
「はいはい、そうですね、こっちがよかったかも」と返事したのですが
だんだん遅れ気味になっていくのは、らぼっちなのでした^^;
道は広いのですが、自然のままにしてあり
小動物とか出てきそうでしたし、鳥も何種類も見かけられるようです
道々、下りて来られる方々と挨拶をしました
いいですよね、こうやって知らない人間同士で挨拶するのは^^
ただ、私達二人より年輩の方ばかりでした
15分くらいで頂上に着きました
おっ、最後は心臓破りの坂が、なんちゃって^^
ここは映画「釣りバカ日誌19」のロケ地になったようです
その時の映画に出演していた竹内力さんは佐伯の出身だとか
ふ?ん、ミナミの帝王はここで育ったんですね
なかなか眺めがよく佐伯の街がよく見えました
ここでお待ちかね?のパノラマです
天守閣に上がる石段から石垣を撮ってみました
こぢんまりしていますが、しっかり反り返っていましたよ
天守閣跡には祠が建っていました
お城の天守閣が神社になっているのも珍しいですよね
あぁ、そっか?、だから登り口に鳥居が建っていたんだとこの時気付きました
本丸跡から二の丸跡の方へ行ってみましょう
途中には「登城の道」だと思われる道が見えました
ここに国木田独歩の文学碑がありました
なんて書いてあるのか字も小さく汚れていて皆目わかりませんでした
二の丸跡から西の丸跡に続きます
写真は西の丸方面からです
西の丸跡からはまた違った山の風景が広がっていました
ここは高さ140mもないんですね
もう少し端の方に寄ってみたら
なんと山桜が満開で熟年二人を迎えてくれました
何か分からずに写真は撮っとこうと思っていたもの
これは「砲台跡」でした
こんな穴を掘って山の上から討っていたのですね
北の丸跡に登るもうひとつ別の北側の石段
山城の石垣が昔のまま美しく残された城山でした
桜の季節、緑の濃い時期、紅葉の頃、四季折々いろんな姿を見せてくれるでしょう
佐伯市民の憩いの場として親しまれていると聞きました
こんな街中に手つかずの自然が残されていると癒されますよね
本当にいいところでした
にもかかわらず、下りる時にまた”すったもんだ”です
ま、そこはご想像にお任せします^^;
下りたところになんかかわいいものが
小便小僧かと思いきや、かっぱちゃんでした
らぼっち、水の出し方がわからず、手をかざしたりしていましたが
急に出てきた水に濡れまいとして飛び上がっていました
なあんだ、そんな元気あるんじゃん!
<佐伯城址>
[所在地] 大分県佐伯市西谷
[城郭構造] 平山城
[築城年] 慶長11年(1606年 )
[指定] 大分県有形文化財(三の丸御殿櫓門)
[アクセス]地図はコチラ
今日は寒かったですねー!
積もることはありませんでしたが、横なぐりの雪が痛かった^^;
県内の高校受験生はたいへんだったろうな
でもこの寒さも明日まで
週末にかけては暖かくなるそうです
膨らみかけた桜の蕾もびっくりしてちょっと縮こまったかもしれませんね
さて大分ドライブの続きです
再び、国道10号線に戻り東に10kmも走らないところに
同じ文字を書いた看板がたくさん出ていました
まるで「おいでなさい、おいでなさい」と言うように^^
そうして引き寄せられるように着いたところが
「風連鍾乳洞」です
鍾乳洞と言えば、球磨の「球泉洞」やとっちん故郷の「秋芳洞」は知っていますが
こちらの鍾乳洞はどんなんかな??^^
大正15年に発見された国の天然記念物だそうです
洞の奥行きは500m、閉塞型の鍾乳洞だったので
風化されず最も美しい形で成長したものが多く、純白に近いのが特色のようです
どれどれ?穴ぐらに入って行き、ひたすら進みます
頭を打たないように気をつけなければなりません
あ、それと足を滑らさないようにも気をつけますよ^^;
最初に見えたのが「亀さん」
う?ん、見えなくもないか
次が「ちりめん土手」
これは模様がすごく綺麗で、まさしく”ちりめん”でした
次は滝が続きます
「瑞雲の滝」 「腰折の滝」 「布引の滝」 「音無の滝」
なかでも見事に見えたのが「不老の滝」
普通の鍾乳石とちょっと違って見えます^^
そして最後の広場に到着しました
ここは竜宮城と呼ばれ、東西約30m、南北約20mの大宮殿となっています
面積は15aもあるそうでいろんなおもしろい造形物が見れます
振り返って見上げるとぎょっとするような形をしたものがありました
「シャンデリア」です
「鍾乳帯」と「ヘリクタイト」の表示がありますね
大変珍しい幅が約1mの帯状の石(鍾乳帯)でシャンデリアが出来ているのはわかりました
でも、ヘリクタイトは小さくてまわりが暗いのでよく見えませんでした
ヘリクタイトとは
「鍾乳洞の貴品といわれています。
天井、つらら石、石柱等の表面から水滴の落下方向とは無関係に
しぼり出しのように、側方に伸長する曲がりくねった形の鍾乳石です。
あまり大きくならないのですが
風連鍾乳洞のヘリクタイトは長さ8cmくらいのものも多く
最大は10cmぐらいのものもあり
これも日本の鍾乳洞中最もよく発達したものと思われます。」
(風連鍾乳洞観光協会のHPより)
かわいいものをご紹介しましょう
名前の付け方がなんとも^^
「仙人の庭」 「子安観音」 「おじいさんおばあさん」
まだまだありますよ
「幽香連峰」
「白銀の城」
「鍾乳石群」
なかでも「競秀峰」は、洞内最大の石筍群で
100本以上の大小石筍群の集団で、基部の周囲16m高さ10mもあるそうですよ
100万年以上かかって出来ているだけに圧巻でした
なんか気持ち悪いくらい重なっていますよ^^;
すごいですねーー!
天井からは”つらら”が無数にぶら下がっています
何かの拍子に落ちてきたら、刺さってしまいそうです
こんなところで事故に遭いたくないですけど
そして「昇天洞」
「天上界」
「霊妙閣」
いかがでしたか?
洞窟はライトが点いていても、ちと暗く写真がイマイチのところもあります
でも、日本一美しいと言われる所以がわかりました
実際目の前にすると確かに色も形もなかなか美しゅうございました^^
夏にはここからそう遠くない三重町の稲積水中鍾乳洞に行ってもいいね
なんて話していますが、どうなりますことやら^^
オマケ
「シャンデリア」を裏からみたところですが
熟年ふたりにはどう見ても「エチゼンクラゲ」にしか見えませんでした^^;
<風連鍾乳洞>
[所在地] 大分県臼杵市野津町大字泊1632
[TEL] 0974-32-2547
[入洞時間] 8:00?17:30(4月?9月)
8:30?17:00(10月?3月)
[入城料] 大人 800円(高校生含む)
中学生 600円
小学生 550円
[休日] 台風及集中豪雨に上る増水にて入洞不能の外年中無休
[駐車場]二カ所(無料)
[アクセス]地図はコチラ
きよかわの自慢さがしにとりあえず終止符を打ち
一旦、道の駅まで戻り国道502号線を東へと向かいます
三重町を過ぎ、野津町から国道10号線に入ったころ
ナビになんだか気になる文字を発見!
なになに「九重塔?」「キンモクセイなんちゃら?」
これは行ってみらなんでしょう
国道10号線には案内標識が立っていました
結構有名なのかもね
県道633号線に入り少し走り、途中を右折すると見えてきましたよ
今度はナビが正解でした
説明板がなかったので、ちゃ?んと調べましたよ^^
この九重塔は鎌倉時代の1267年に建立されたもので
当時、この地にあった延萬寺の境内物であったと言われています
延萬寺はこの地区に「馬場」という地名が残っていることから
かなり大きな寺であったと推察され
16世紀後半の島津氏侵攻による豊薩戦争で消失したといわれているようです
その火災で唯一残ったのがこの塔だそうで
塔の基礎は壇上積式、四面には大型の格狭間(こうざま)が刻まれ
東面に薬師、南面には釈迦、西面に阿弥陀、北面に弥勒の4仏が陽刻されています
なんだか複雑な造りのようですが
なんでも豊後の石塔を代表する傑作だそうですよ、すごいですね?!
柵がしてあって、近くには寄れず4仏様のお顔を拝見出来なかったのですが
りっぱなものであることはよ?くわかりました
近くには菜の花畑もあってのどかな風景が広がっていましたよ^^
そしてこの九重塔からわずか100mちょっと脇道に入ったところに
もうひとつ目指したもの
「キンモクセイなんちゃら?」・・・ではなく
「キンメイモウソウチク」はありました
(カタカナにするとすっごく分かりづらい!)
「金明孟宗竹」なんですよ
最初から漢字で書いてくれ!竹でしょ、竹!
でも、ただの竹じゃなかったんですよ、これが!
ほ?、ここは個人の所有のようですね
説明を読んだ後、早速入ってみました
ぎゃ?、なんじゃこの竹は?
本当に見たことない柄しているじゃないですか!
こんなの初めて見ました
あまりにもきれいな竹だったので、もしかしたら
「かぐや姫」がいるんじゃないかと思ってしまいました
この金色に輝く金明孟宗竹が普通の孟宗竹からの突然変異で育つなんて思えません
やっぱり、相当珍しいものなんですね
ただ、奥の方には普通の色のものばかり生えていました
この金明孟宗竹は黄金の竹と呼ばれ
福岡県久留米市や宮崎県北川町のものは国の天然記念物に指定されているようです
が、こちらも相当な数が見られ、負けてないような気がします
しかーも、「キンメイチク型」と「縦縞型」の両方が自生で混在しているのは
ココだけで、もっと貴重らしいですよ
県から国の天然記念物に格上げに なってもいいんじゃないでしょうか
金明孟宗竹は普通の孟宗竹と同様に大変生命力が旺盛なことから
最近では庭園用に栽培されているようです
竹林は管理が大変なんだそうです
筍が出てくるまま伸ばしたい放題にしておくと
光や風が通らず、健康な(?)竹林にはならないと聞いたことがあります
この竹林の所有者さんや町の方々も大変でしょうが
自生の金明孟宗竹を大事に守っていって欲しい・・
そう思っていたところに
「オオバカタレー!!」
なんちゅうことを!
けしからーーん!!
観光地でこんな事をして何がおもしろいんじゃ!
堂々と自分の名前なんぞ書くという行為が
いかに恥ずかしいことかわからんとは・・・
嘆かわしい思いを抱え、竹林を見上げると
竹は風に吹かれさらさらと優しい葉音をたてて熟年二人を見下ろしていました
ちょっと悲しい気持ちを引きずりながら車に乗り込みました
続きはまたあ・し・た♪^^
<石造九重塔>
[所在地] 大分県臼杵市野津町大字王子字中馬場3089
[形式] 石造多重塔(檐塔)
[高 さ] 5.95m
[年代] 1264年
[指定] 国重要文化財(昭和29年9月指定)
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<金明孟宗竹>
[所在地] 大分県臼杵市野津町大字王子1210
[種類] キンメイイク型と縦縞型
[指定] 大分県特別保護樹木(昭和51年7月指定)
県指定天然記念物(昭和52年3月指定)
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さて、きよかわの自慢のひとつ
日本一の「左右知のイチイガシ」さがしです^^
ナビの案内を信じて絶壁の上の民家周辺を探すも見あたらず
少し先に行って見るも看板もなし
あきらめて、いったん別な道を戻ろうとしたところ新たな案内板を発見
やはり、この先なんだ、と先ほど引き返したところを更にもう200m位進むと
ありました、ようやく見つけました、ここを曲がれの看板^^
狭い山道を左に入っていくと、ここですね
2、3台停められるスペースがありました
ここからは徒歩で5分かかるようです
と、その前にナビさん、ナビさん
あなたは何処をお教え下さったのでしょうか
こんなにズレまくっているんですが^^;
で、今日の雨で更にずんずん伸びた感じの
なばのほだ木の横を抜けて
坂道をくねくね上がって
イノシシよけのネットを回り込むと
おーっ、ありました、「左右知のイチイガシ」です
昭和63年に環境庁の巨樹巨木調査の樹種別で全国一に認定されました
樹齢1000年くらいで大分県の特別保護樹木にもなっています
これは、これは、すごいではないか
二人して、すごい、すごいの連発です
いろいろ見てきた巨樹ですがこれは5本指に入ります
なにが、すごいって、こちらのイチイガシは
生気が漲っているんです
補助のつっかい棒もありますが、支えてた枝がない
朽ちちゃったのかな、それとも
そんなもんは必要ないわい、というところでしょうか^^
表面にはゴツゴツとした瘤(こぶ)があり
根元の方は溶岩とも、岩の塊ともとれるような風貌です
樹勢はまだまだ元気そのもの、1000年の衰えは感じません^^
裏に回って驚きました
幹の中心部が空洞になっており、中には祠(ほこら)が祭られています
上は空いていて、陽も差し込んでいますよ
これでよく元気でいられるものだ
すぐにお参りしてから、カシ爺の周りをぐるぐる廻ります
あれっ、なんだか大きな節が顔っぽく見えませんか^^
苔もカシ爺にとっては髭みたいなもんですか^^
またまた、二人してパワーを分けてもらいましたよ
この樹が醸し出す空気は独特のものではなく
むしろなんだか隣の家の大翁とでもいうような親しみを覚えました
「いいもの見たね」とカシ爺を後にした二人は
次の日本一の径間を持つ、轟橋をめざしました
んが、道路工事全面通行止め、ガーン!!
戻って回り込めば行けるのでしょうが
本日はもっと遠くまで行く予定だったので
次回の宿題としましょう
もう一つの日本一の桃の花も拝めず
また来なさいということでしょう^^;
<左右知のイチイガシ>
[樹種]ブナ科コラナ属(常緑高木)
[樹齢]1000年以上
[幹周]約12m
[幹高]約20m
[指定]大分県特別保護樹木(昭和49年3月指定)
清川村指定天然記念物(昭和63年10月指定)
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道の駅きよかわで見つけたきよかわの自慢探しです
日本一のイチイガシと日本一の径間の石橋を見に行かないでかい♪
とうことで、県道45号線を南に走らせます
途中、イチイガシの案内看板もあるし、ナビで奥岳川沿いにあるのも確認したし
楽勝でしょう^^
ということで、即行、向かうつもりが
やはり途中いろいろ気になるものがありまして^^
まず、「宇田姫社」です
平家物語や源平盛衰記の案内板の説明に惹かれて少し調べてみました
この宇田姫神社は華ノ本姫を祀っていて、神殿の清水の湧水する穴そのものが
ご神体で女神を表すものといわれています
豊後国の山里の娘、華の本姫は大蛇の化身である若者と恋をし
大蛇の申し子である「大神惟基(おおがこれもと)」を
「萩塚(はぎつか)」で産んだと伝えられています
この大神惟基の五代子孫が「緒方三郎惟栄(おがたさぶろうこれよし)」で、
豊後国大野荘緒方郷を拠点として活躍した十二世紀末頃の源平争乱期の武将です
ご当地の英雄です
この辺りには平家浪漫に係わる史跡は他にもたくさんあるようですね
大きなお社ではありませんが、なかなか渋い佇まいですよ^^
ん?、神社の左の岩盤の間から沢水の音がします
しめ縄がありますから、この穴がご神体なんですね
案内板にあった大きなツバキとはこれですね
でも残念ながら花はほとんど落ちてしまってました
この後、奥岳川沿いを上っていくと
石橋発見、でも日本一の石橋とは違うようですね
「岩上橋」です
清川村で2番目に古い石橋です
今では車は入れず、人の往来だけが可能です
一番古い深谷橋の看板も見かけましたが
その時はこの看板の橋とは気付かんかった^^;
右側の欄干は架設当時のままなんですね
次に見つけたのは「歳神社のムク」です
田んぼの中にポツンとある小さな神社ですが
大きなムクの木が遠くからでも目立ってました
村指定の天然記念物です
更にずんずん奥岳川沿いを上っていくと谷がだんだん深くなってきて
見事な溶結凝灰岩の造形美が両岸にそそり立ってきました
阿蘇の火砕流堆積物で急激に冷やされたため縦に亀裂が発達したものです
その上流には、またこのような石橋が
こちらは新しそうですが、緑色の川の色とマッチしていますね^^
ところで、日本一のイチイガシはナビの案内では
まさしくここなんですが絶壁ですよ
この絶壁の上にあるんだろうか・・
日本一のイチイガシさーん、何処ですか?
まだ、手つかずの土地、きよかわは探索にはことかきません
まだまだ気になる看板がたくさんありましたが
次回の宿題ということで^^
<宇田姫社>
[所在地]清川町三玉(宇田)
[アクセス]地図はコチラ
<岩上橋>
[形式]1連石造アーチ
[橋長]26.0m
[橋幅] 2.8m
[径間]26.0m
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今朝は霧がすごかったですね
熊本空港あたりが特に酷かったんですが
飛行機の離発着には影響がなかったのかなぁ
熟年夫婦は少し遠出し、県境を越えてきましたよ
さっき帰り着きましたが、
帰りもすごい濃霧で非常に危険でした
では今日のアップは軽めに^^
途中で立ち寄ったのが「道の駅 きよかわ」です
何度かおじゃましたしたことがあったんですが
なんだかちょっと以前と感じが違ってました
なんだか地域として力が入っているような^^
ちょっと、中を覗いてみましょうね
桃を全面に出して売り出そうというのが良くわかるでしょ
ピンクピンクしてます
ジュース「桃しぼり」と「白桃ブッセ」、買いっしょ^^
そして、さすが大分県に足を踏む入れたんだなと分かるのが
鶏飯と鶏天などが置いてます
でも目が止まったのは、これ!
「鶏飯ころっけ」、買いっしょ^^
冷えてても、美味しかったぁ♪
発砲スチロールがたくさん並んでいます
酒まん、たんさんまん 焼きまんなど
ほかほかで温かいですよ
そんな中、気付いたのが「しゃげまん」
おばちゃんに、これなんですかと聞くと
「中身は同じだよ、見た目が悪いから、安くしとるんよ」、買いっしょ^^
野菜コーナーも朝早いから新鮮野菜がたくさん
”なば”が、でかすぎやございやせんか
野菜の紹介も
読んでしまうと、買いっしょ^^
ところで、外のきよかわの案内板になにやら気になる文章が
なになに、きよかわに3つの自慢!
それは行かにゃんでしょ^^
ああ、寄り道が増えるぜ!
では、きよかわの自慢の紹介はまた明日♪
<道の駅 きよかわ>
[所在地]大分県豊後大野市清川町砂田1574番地1
[電話]0974-35-2117
[営業時間]7:30?18:00
[アクセス]地図はコチラ
熟年夫婦の「人に教えたくない地域スポット」の認定第1号
のところに行ってきました
約1年ぶりの再会です
こんなに度々出したら、教えすぎだろう、って!(笑)
思えば「七転び七起き」のブログが始まったのも
この木に会いたいと綴ったことが始まりでした
そして、3度目の捜索でようやく見つけることができた「高森殿の御杉」様♪
一度目の記事
二度目の記事
三度目の記事
この道路は九州自然歩道の一部になるんですよ
牧場はやはり門が閉まっていましたが
上を越えるか、下をくぐるか二つに一つです
横からは入れません
でも足をかける場所には苦労しないので女性でも簡単に越せます^^
あれっ、枯れた杉が倒れています
高森殿の杉は大丈夫だろうか
こんなに坂は登ってましたっけ?
そうですよ、簡単に会うことはできませんから
おっ、緑の冠をちゃんと被ってますよ^^
らぼっちは全く平気なんですが
花粉症の方はこの時期に杉林に行くなんて想像できないんでしょうね
案内の標柱もちゃんと立ってます
さあ、元気かなあ^^
お?っ、変わらず元気でいましたね!
巨樹を何本も見てきましたが
この木は別格です
お殿様、ちょっと拝見させてくださいね
と、お墓にお参りした後
すごい、すごい、すごい、すごい・・・・
何度叫びながら木を回り、見上げたことか
前回よりは、少し良いアングルの写真をと思ったのですが
やはり入口から見下ろしたアングルが一番いいみたい^^
何度も樹肌に手をあてて、頭をあててパワーをいただきました^^
それにしてもこの枝はいったん土についてからまた伸び上がって
一本の杉の木のように見えますが高森殿さんの枝・・ですよね^^
杉は枝打ちしなければ、こんなにも自由奔放に育つんですよね
巨大蜘蛛の足じゃないよ^^
人間は子供の頃から、しつけや教育という理屈で制限されていますが
自然の中で自由に育てれば、野性味溢れる大器に育つのでしょうね
この木を今まで残してきた先人の方々に感謝ですm(_ _)m
これから先もこの牧場がこの風景で変わらぬ事を祈ってます
へこんだ時にまた来るよ^^
「高森殿の御杉」様♪
<高森殿の杉>
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高森の街中を走らせていると
たしか、お仲間ブロガーさんのところで見かけたお店だよね
帰って検索したらコチラの方やこちらの方がすぐヒットです^^
「から揚げ 丸福」さん、さっそくおじゃまします
メニューから、ぶつ切骨付きから揚げをチョイス
ケースの中から、かぼちゃころっけ、野菜ころっけをチョイス
でもころっけが安いよ、見え辛いですが1個63円です
まず、お値段が優しいよ
全て、注文を受けてから揚げています
はいはい、待ちますよ^^
そうこうしていたら、何やら見たところ20台の若い女の子達数人が
山ほどの野菜を買い込んでいます
ん、レジでの会話が日本語ではない
観光客ならば野菜は買わないよね
後で、お店の奥さんにお聞きしたら
中国人の方たちで、最近は多いですよとのこと
どうも近くに工場?かなにかがあるらしい?
こんな田舎でもグローバル化の波がきているのでしょうか
らぼっちの揚げ物はお兄さんがジュワーッと揚げてくれています
待つこと、約10分!
まずはころっけ、しばらくしてから揚げが揚がりました
さっそく、揚げたてを車内でしゃぶりつきます^^
あまりに熱そうなので、先に揚がっていたころっけです
かぼちゃころっけ
一口食べて旨?い!と脳が答えました^^
かぼちゃの甘さがすごく引き出されている
野菜ころっけもいけますね
そして本命のから揚げです
「からあげ一筋!秘伝のタレに漬け込んだ伝統の味は30年間変わらぬ美味しさ」
この謳い文句はダテじゃありませんよ
熱々で手に持つのも苦労しましたが
ハフハフしながらかぶりつくと
柔らかくて肉汁が口の中にあふれ出てくる
写真を撮っていると肉汁がハンドルに落ちちゃいましたよ
精肉、野菜、雑貨も取り扱っていて
ご近所の何でも肉屋さん、といった気さくなお店でした^^
ご馳走様でした♪
<から揚げ 丸福>
[住所]熊本県阿蘇郡高森町高森1648-2
[電話]0967-62-3146
[時間]10時?19時
[休み]月曜
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今日は桃の節句、雛祭りですね
昨年、とっちんにはショックなことがありました
一応、実家には立派ではありませんでしたが、自分のお雛様があったのです
その雛人形は15人の段飾りだったのに、段になるものがついていませんでした
毎年祖母と一緒に、箱や本で段を作り飾っていたのです
そしてとっちんが高校の頃、事件は起きました
遊びに来ていた年の離れた双子のいとこの姿が見えないなと思っていたら
飾っていた雛人形の首が全部もぎ取られていたのです
目が点、多分その後怒り狂っていたのではないかと思いますが
あまりにも衝撃的で、散らばった首のないお人形と屈託のない双子の顔しか覚えていません
その雛人形を去年実家から持ってこようと母に「お雛様どこにあると?」と聞くと
「あ、あれ?ずいぶん前に捨てたよ」
ガーーーン!!

捨てる前にひとこと言って欲しかった
小さいながらも今では珍しい御殿がついている段飾りだったのに(T_T)
でも、実家にいつまでもあるわけないですよね、邪魔だし
ただ、お人形さんたちには申し訳なかったと悔やまれる出来事でした
前置きが長くなりました
さて、今日は先週の長崎ドライブ「龍馬ゆかりの地をさるく」のおまけ編です
長崎の街を歩くといろんな通りでいかにも”らしさ”を感じる所に出合います
なんでもないようですが、観光客にしてみれば
情緒たっぷりに見えるものです



長崎の街は観光客にやさしい街だと感じます
だって、石碑や看板が多い多い!
ただ、地図には見やすいもの、見づらいもの、間違ってるものといろいろです^^;
その地図を見て寄ってみようと思ったのがこちら


中津藩士の次男だった諭吉は、1854年、19才のときに長崎へやって来ました
光永寺で約半年過ごし、その後、山本物次郎の家に半年過ごして蘭学を学んでいます
長崎での滞在はわずか1年ちょっとです
この辺りは当時、長崎奉行直属の下級地役人らが住んだ長屋があったところだそうです
「福翁自伝」には、諭吉がこの井戸で、水を汲んで一歩を踏み出そうとした瞬間
安政の大地震に合ったという記述が残されているようです
また、ぶらぶら歩いているとこんなものがあったり

明治10年、フランス人、レオン・ジュリーの指導で
日本最初の缶詰工場が作られたところなんです
初めて缶詰を見た日本人は缶で保存するということにびっくりしたでしょうね
そして、こんなところも

茂吉は長崎医学専門学校の精神病学科教授として長崎へやって来ました
大正6年12月、35歳の時でした
妻輝子と前年に誕生した長男茂太を東京に残しての単身赴任だったそうです
大正10年10月に欧州に留学するまでの4年近くをここで過ごしました
近くの桜町公園に茂吉の歌碑が立っているということをさっき知りました
あ?あ、公園の横を通ったのに、残念でした^^;
そして、かなり日も傾いてきた頃に着いたところが「丸山公園」
公園の隣にはレトロな造りの交番がありましたよ(ピンボケでした^^;)


こちらにも龍馬さんがいらっしゃいました
等身大くらいの龍馬さんがもうライトアップされていました
でもよく見る龍馬像とはちょっと顔が違う^^

ここから「花月亭」に行きたかったのに
なぜか道を1本間違えてしまい行き着けませんでした
あ?、また宿題が出来てしまった^^;
間違えて入った露地を行くとこんな所にでたのです

なにやら大きな物体が眼前にそびえ立っていました
巨樹らしきものを見たら行くしかありませんよね


どうやらここは「大徳寺公園」というところらしい
でも公園にある遊具はちょこっとあれど、寺は見あたらない
代わりに鳥居があるように天満宮と稲荷神社があるのです
珍しいところだなと思い、大徳寺公園で調べてみると
♪「寺もないのに大徳寺
平地なところ丸山と
古いお宮を若宮と
桜もないのに桜馬場
北にあるのを西山と
大波止に玉はあれども大砲なし
シャンと立ったる松の木を
下(さが)り松とは」♪
長崎にはこの「長崎七不思議」という歌があるのです
明治の末期から大正にかけて長崎でも流行した
「大津絵節」の替え歌として作られ、お座敷唄になったようです
その歌の真っ先に出てくるのが大徳寺
なあんだ、お寺はないんじゃん!
と思いきや、なんと明治元年までは大徳寺というお寺があったそうです
この公園の端っこにあったのがコレです


これまた巨樹でございました
樹齢約800年で長崎県第2位の幹周を持つ木らしく
長崎県の天然記念物に指定されています
主幹はすぐに3つの支幹に分かれていて
太さのわりには樹高は低く、大きく横に伸びて広がっていました

そのほか、公園内には結構大きな木が2本ありました


この時、この公園では小学生とかの小さい子ではなく
中学生くらいの男の子達が7、8人で賑やかに缶蹴りをしていました
微笑ましく眺めながら「お寺のない大徳寺公園」を後にしました
これで長崎のお話は終わります
長らくお付き合いくださいましてありがとうございます
熟年ふたりは今回、数々の宿題を残して熊本に帰ることになってしまいました
異国の地を思わせ、同じ九州にありながら不思議な感覚に浸れる長崎♪
近いうちに再び訪れるであろう、この街のネオンを
歩き疲れた足を引きずりながら見入った二人でした

<大徳寺公園>
[所在地]長崎県長崎市長崎市西小島町大徳寺
[駐車場]無
[大クス]幹周り12.6m、根周り23.4m、樹高14m、樹齢約800年
[指定] 県天然記念物 (昭和25年4月10日指定)
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とっちんが先週末の研修旅行で買ってきたのがこちら
高森湧水農園の佐賀ほのかです
とよのかもいくつか混ざっていました^^
なんでも150円/gで採った分だけお買いあげだったようです
瑞々しくて美味しかった^^
さて、坂梨から高森に抜ける県道265号線の九十九折りを
ずんずん登っていくと「箱石峠」に上がってきます
が、ここからは阿蘇五岳は見えませんよね
そこで、ここから左に曲がって少し登ったところに絶景のポイントを見つけました
阿蘇五岳が眼前に、今登ってきた道路を見下ろすことができます
少し霞んではいましたが
風が心地よくて気持ちいい♪
この道をもう少し進むと草千里のミニチュア版もありました
ところで、雪国の子供達が頭にかぶるようなこんなものが
あったんですけど、これって何ですか?何するもの?
野焼きに関係するものでしょうか
何か保存でもするものでしょうか
どなたか、知っておられる方は教えてください^^
まあ、知らない道はどんどん行ってみることですね
いろんな発見や疑問がありますです^^
ここに来る途中、別の山にちょっと入ってみました
こんなに暖かいので春の恵み、「タラの芽」が出ているのではないかと
でも、まだちょっと気が早かったです^^
後二週間くらいしたら、もう一度来てみましょう
二人分で数本あればよいので、山の持ち主様
お許しあれ♪
<箱石峠>
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