自民党総裁選、決まりましたね
政権を握っている民主党の総裁選よりもはるかに注目度が高かったわけですが
権力主義の派閥や根強いしがらみを持つ自民党に於いてこの結果、やっぱりか
民意が表れるとされる党員票は予想以上に石破氏に入ったにもかかわらず
マスコミや評論家が推したとおり決選投票にもつれ込み、大差がつきました
こんなんでいいのか?
これだから自民党は、と言われるんじゃないのか?
特に石破氏を応援していたわけじゃないし
郷里の山口から出馬の安倍氏を嫌いだというわけでもありません
ただ、6年前に総理を突然辞した人間が、再びその席に座ることに違和感があります
そのことを自民党議員は何ら思わないというのでしょうか
今の日本を新しくする、住みよくすると皆が声高に演説していましたが
本当にそういう日が来るのか、またまた不安になってきた今日の総裁選でした・・・
さ、自民党の総裁選とは全く世界の違う、このブログ
昨日の続きとまいりましょう
細島の豪商さんの旧家を見学した後、「細島みなと資料館」へ
木造三階建ての建物は大正10年(1921年)に建築されたもの
市指定文化財の「旧高鍋屋旅館及び附属屋」を改修、平成11年にオープンしました
唐破風(からはふ)と呼ばれる屋根が威風堂々と迎えてくれました
高鍋屋は代々、三輪家によって営まれていた旅館なので、家紋は○に三です
後で聞いたのですが、この唐破風が珍しいのは両端に桃が載っているところ
桃には不老長寿の効果があるとされています、↓桃ですよ、もも^^
受付にはとってもかわいいお嬢さんが座っていました
でも、奥に向かって「説明をお願いしま~す」と叫ばれると
昔のお嬢さんが出てこられました(笑)
高鍋屋の屋号がしっかり書かれています
ここ細島には薩摩屋や飫肥屋とかいった藩名を屋号に取り入れた御用宿(御仮屋)が多く
当然高鍋屋も高鍋藩の御用宿、今でも残っているのはここだけ^^
ここは当主の居間、床の間に平書院があります
ちゃぶ台や長火鉢が置いてありました、ダメよひっくり返しちゃ(笑)
隣には女中さんたちの部屋、三畳の部屋に多い時は6人で寝ていたとか
一階の奥には釜屋(今で言う炊事場)というところがあり
当時の道具であふれかえっていました
元の階段は危険だということで使用禁止、新たに作られた階段を登ってみると
元階段の欄干にはデザインに趣向が凝らしてありました、いい感じ^^
二階の一部屋、野口雨情の掛け軸があります
ちょっと珍しい火鉢
何が珍しいかって?
ふふ、火箸の穴があるんです、初めて見ました(@_@;)
これだと、手に持った時熱くないですよね~
こちらも二階の一部屋の床の間
そしてこちらは三階の一部屋の床の間
なにか気づきました?
そうです、狆潜り(チンくぐり)があるのです
犬の狆(チン)がくぐれるような隙間としてこの名称がついていますが
本来は、書院から採り込んだ光を違い棚の下側の奥まで、届かせる役目を持っています
そして下の床の間にも遊び心が隠れていました
落ちそうで落ちない巻物、これしっかりとくっついているんですよ、か、かたい^^;
こうして本館を見た後は下に戻り、通路を通って北側の管理棟へ
途中には広いお風呂があるんですよ、湯舟は隠してあります
管理館といえど、昭和40年代の建物で普通のお宅です
早速、ここ細島の歴史のお勉強です
文久二年(1862年)の寺田屋騒動で最終的に尊皇攘夷派の志士が投降、薩摩に護送中に
黒田藩士で勤王家海賀宮門ほか2士が、この地の沖合いで惨殺されたというのです
実は日向岬の帰り、ここに寄ろうととっちんが言ったのに
らぼっちが「いいよ、そんなの行かなくて」と答えたところだったんです
でも、こりゃ行ってみなくちゃね^^
他にいろいろ丁寧に説明されたのにほとんど覚えてない(>_<)
二階の資料展示室にもおもしろいものがありました
左側の木箱は金庫、からくりがあるらしい
↑右側にはボーリングのピン、じゃなかった、 と手りゅう弾
物騒なものがあるな~と思ったら
な、な、なんとこれ「坂本竜馬の拳銃」と説明されました
なんでこんなところに?ほんとかな?
失礼ながらそう思いました^^;
説明にはそんなことは一言も書いてありませんでしたし
龍馬の持っていたとされる拳銃とは型式も違うようです、どういうこっちゃ?
丁寧な説明をしてくださったので熟年ふたりいたく感激して資料館を後にしました
そして近くの漁港をぶらっと歩いていると、活気にあふれた声が聞こえてきたのです
吸い寄せられるように行ってみると、たくさんの魚が水揚げされているところ
時刻は午前11時ちょっと前、この時間でもこういう光景が見れるのね^^
何が捕れているんだろう?
これは太刀魚ですね、キラキラしていてきれいです
こちら手前は鰹、お行儀よく並べられています^^
あとはカワハギや、鯖、シイラなどが見られました
この建物の横ではこういう風景が広がっています
太刀魚と鯵の干物、きれいに並べられていると芸術作品のよう^^
烏賊なんて下から見ると、ダンスを踊っているかのごとく美しいです
おじちゃんがハエ叩きを持って戦闘態勢に!
あれ?あれ?うっそーー!!!
ハエじゃな~い(@_@;)
キイロスズメバチが鯖の身をほじほじ、巣に持って帰るつもりなのでしょうか
おじちゃんはこのハチと戦っていたのです
聞けば刺されたこともあるとか、気をつけてね、おじちゃん!
あまりに美味しそうだったので、太刀魚と烏賊を買って帰りました
塩気もきつくなく思った以上にと~っても美味しかったです(#^.^#)
さ、「黒田の家臣」に行ってみましょうかね~
そんなに遠くもありません
は?なに?こんなことって・・・
ちょうど満潮?大潮?
資料館の方に「潮が満ちて渡れなかったりして・・」と言うと
「あまり渡れないことってありませんよ」って言われたのに(>_<)
そうそう、ここは海軍の特攻基地があったところ
人間魚雷震洋は船首に250kgの爆弾を積んだベニヤ板で出来たモーターボート
そのボートで予科練習生出身の15〜18歳の特攻隊員54人が訓練に明け暮れていました
ところが出撃直前、終戦を迎えたといいます
このあたりが格納壕でしょうか、よくわかりませんでした
どう考えてもあり得ない攻撃方法ですよね
今の平和な世の中が有難いです
それにしてもああ恨めしや、満潮
天気もあまり良くないし、やっぱりクルスの海でお願いし忘れたからかな^^;
よ~し、こうなったら景気付けに活きの良い鰹で今日は〆よう(笑)
政権を握っている民主党の総裁選よりもはるかに注目度が高かったわけですが
権力主義の派閥や根強いしがらみを持つ自民党に於いてこの結果、やっぱりか
民意が表れるとされる党員票は予想以上に石破氏に入ったにもかかわらず
マスコミや評論家が推したとおり決選投票にもつれ込み、大差がつきました
こんなんでいいのか?
これだから自民党は、と言われるんじゃないのか?
特に石破氏を応援していたわけじゃないし
郷里の山口から出馬の安倍氏を嫌いだというわけでもありません
ただ、6年前に総理を突然辞した人間が、再びその席に座ることに違和感があります
そのことを自民党議員は何ら思わないというのでしょうか
今の日本を新しくする、住みよくすると皆が声高に演説していましたが
本当にそういう日が来るのか、またまた不安になってきた今日の総裁選でした・・・
さ、自民党の総裁選とは全く世界の違う、このブログ
昨日の続きとまいりましょう
細島の豪商さんの旧家を見学した後、「細島みなと資料館」へ
木造三階建ての建物は大正10年(1921年)に建築されたもの
市指定文化財の「旧高鍋屋旅館及び附属屋」を改修、平成11年にオープンしました
唐破風(からはふ)と呼ばれる屋根が威風堂々と迎えてくれました
高鍋屋は代々、三輪家によって営まれていた旅館なので、家紋は○に三です
後で聞いたのですが、この唐破風が珍しいのは両端に桃が載っているところ
桃には不老長寿の効果があるとされています、↓桃ですよ、もも^^
受付にはとってもかわいいお嬢さんが座っていました
でも、奥に向かって「説明をお願いしま~す」と叫ばれると
昔のお嬢さんが出てこられました(笑)
高鍋屋の屋号がしっかり書かれています
ここ細島には薩摩屋や飫肥屋とかいった藩名を屋号に取り入れた御用宿(御仮屋)が多く
当然高鍋屋も高鍋藩の御用宿、今でも残っているのはここだけ^^
ここは当主の居間、床の間に平書院があります
ちゃぶ台や長火鉢が置いてありました、ダメよひっくり返しちゃ(笑)
隣には女中さんたちの部屋、三畳の部屋に多い時は6人で寝ていたとか
一階の奥には釜屋(今で言う炊事場)というところがあり
当時の道具であふれかえっていました
元の階段は危険だということで使用禁止、新たに作られた階段を登ってみると
元階段の欄干にはデザインに趣向が凝らしてありました、いい感じ^^
二階の一部屋、野口雨情の掛け軸があります
ちょっと珍しい火鉢
何が珍しいかって?
ふふ、火箸の穴があるんです、初めて見ました(@_@;)
これだと、手に持った時熱くないですよね~
こちらも二階の一部屋の床の間
そしてこちらは三階の一部屋の床の間
なにか気づきました?
そうです、狆潜り(チンくぐり)があるのです
犬の狆(チン)がくぐれるような隙間としてこの名称がついていますが
本来は、書院から採り込んだ光を違い棚の下側の奥まで、届かせる役目を持っています
そして下の床の間にも遊び心が隠れていました
落ちそうで落ちない巻物、これしっかりとくっついているんですよ、か、かたい^^;
こうして本館を見た後は下に戻り、通路を通って北側の管理棟へ
途中には広いお風呂があるんですよ、湯舟は隠してあります
管理館といえど、昭和40年代の建物で普通のお宅です
早速、ここ細島の歴史のお勉強です
文久二年(1862年)の寺田屋騒動で最終的に尊皇攘夷派の志士が投降、薩摩に護送中に
黒田藩士で勤王家海賀宮門ほか2士が、この地の沖合いで惨殺されたというのです
実は日向岬の帰り、ここに寄ろうととっちんが言ったのに
らぼっちが「いいよ、そんなの行かなくて」と答えたところだったんです
でも、こりゃ行ってみなくちゃね^^
他にいろいろ丁寧に説明されたのにほとんど覚えてない(>_<)
二階の資料展示室にもおもしろいものがありました
左側の木箱は金庫、からくりがあるらしい
↑右側にはボーリングのピン、じゃなかった、 と手りゅう弾
物騒なものがあるな~と思ったら
な、な、なんとこれ「坂本竜馬の拳銃」と説明されました
なんでこんなところに?ほんとかな?
失礼ながらそう思いました^^;
説明にはそんなことは一言も書いてありませんでしたし
龍馬の持っていたとされる拳銃とは型式も違うようです、どういうこっちゃ?
丁寧な説明をしてくださったので熟年ふたりいたく感激して資料館を後にしました
そして近くの漁港をぶらっと歩いていると、活気にあふれた声が聞こえてきたのです
吸い寄せられるように行ってみると、たくさんの魚が水揚げされているところ
時刻は午前11時ちょっと前、この時間でもこういう光景が見れるのね^^
何が捕れているんだろう?
これは太刀魚ですね、キラキラしていてきれいです
こちら手前は鰹、お行儀よく並べられています^^
あとはカワハギや、鯖、シイラなどが見られました
この建物の横ではこういう風景が広がっています
太刀魚と鯵の干物、きれいに並べられていると芸術作品のよう^^
烏賊なんて下から見ると、ダンスを踊っているかのごとく美しいです
おじちゃんがハエ叩きを持って戦闘態勢に!
あれ?あれ?うっそーー!!!
ハエじゃな~い(@_@;)
キイロスズメバチが鯖の身をほじほじ、巣に持って帰るつもりなのでしょうか
おじちゃんはこのハチと戦っていたのです
聞けば刺されたこともあるとか、気をつけてね、おじちゃん!
あまりに美味しそうだったので、太刀魚と烏賊を買って帰りました
塩気もきつくなく思った以上にと~っても美味しかったです(#^.^#)
さ、「黒田の家臣」に行ってみましょうかね~
そんなに遠くもありません
は?なに?こんなことって・・・
ちょうど満潮?大潮?
資料館の方に「潮が満ちて渡れなかったりして・・」と言うと
「あまり渡れないことってありませんよ」って言われたのに(>_<)
そうそう、ここは海軍の特攻基地があったところ
人間魚雷震洋は船首に250kgの爆弾を積んだベニヤ板で出来たモーターボート
そのボートで予科練習生出身の15〜18歳の特攻隊員54人が訓練に明け暮れていました
ところが出撃直前、終戦を迎えたといいます
このあたりが格納壕でしょうか、よくわかりませんでした
どう考えてもあり得ない攻撃方法ですよね
今の平和な世の中が有難いです
それにしてもああ恨めしや、満潮
天気もあまり良くないし、やっぱりクルスの海でお願いし忘れたからかな^^;
よ~し、こうなったら景気付けに活きの良い鰹で今日は〆よう(笑)
<細島みなと資料館>
[開館時間]9:00~16:30
[入館料]一般210円 学生100円(高校生以下)
[休館日]毎週月曜日、ただし月曜日が祝祭日、またはその振替休日の場合は火曜日
年末年始(12月29日~1月3日)
[アクセス]地図はコチラ
<黒田の家臣>
[アクセス]地図はコチラ
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今日の「自民党総裁選」の結果・・・これが政治の世界なんですよね・・・
テルルは、石破氏に期待(決して自民党員でなはりません!)してみたかったのですが・・・
「細島みなと資料館」
パクッ!はいっ、喰いつきました!
ハッキリと歴史を体感できる場所って好いです!
「坂本竜馬の拳銃」は・・・まゆつばものですな(笑
テルルは今年のNHKの終戦記念番組?を観ていたからか
予科練習生、15〜18歳の特攻隊員といった言葉を見ただけで
涙が出そうになります
テルルは、石破氏に期待(決して自民党員でなはりません!)してみたかったのですが・・・
「細島みなと資料館」
パクッ!はいっ、喰いつきました!
ハッキリと歴史を体感できる場所って好いです!
「坂本竜馬の拳銃」は・・・まゆつばものですな(笑
テルルは今年のNHKの終戦記念番組?を観ていたからか
予科練習生、15〜18歳の特攻隊員といった言葉を見ただけで
涙が出そうになります
こんにちは。
らぼっちさんの記事は内容が濃すぎて
これで3日分はありますね(笑)。
しかし坂本さんピストルには驚きです。
実際の威力なんかも知りたいと思いました。
らぼっちさんの記事は内容が濃すぎて
これで3日分はありますね(笑)。
しかし坂本さんピストルには驚きです。
実際の威力なんかも知りたいと思いました。
ここもまた素敵な建物 資料館
最近は熱心親切に説明して下さる所があって有りがたいですね
それをすぐ忘れるってとこもまた・・・・^^;同じくですが
今は平和になってみんな自分の地元の歴史に興味がでてきたんでしょうかね
古い物を大事に 歴史の勉強をして
良い事ですよね
最近は熱心親切に説明して下さる所があって有りがたいですね
それをすぐ忘れるってとこもまた・・・・^^;同じくですが
今は平和になってみんな自分の地元の歴史に興味がでてきたんでしょうかね
古い物を大事に 歴史の勉強をして
良い事ですよね
へへへ、大きいのが釣れたぜ~^^
知覧の記念館なんかで若者の両親への手紙など見ると
涙で読めなくなりますもんね
ここはイマイチ基地らしい跡もなかったので
感傷には浸れなかったかな♪
知覧の記念館なんかで若者の両親への手紙など見ると
涙で読めなくなりますもんね
ここはイマイチ基地らしい跡もなかったので
感傷には浸れなかったかな♪
今回の記事分量はありますよね
とっちんがはりきりました^^
龍馬の銃は嘘っぽいけど、この地に降り立ってたのは
確かでしょうから、よしとしましょう♪
とっちんがはりきりました^^
龍馬の銃は嘘っぽいけど、この地に降り立ってたのは
確かでしょうから、よしとしましょう♪
メモしろよってことですよね♪
その時感心したことすら、二人して、あれっ!だもん^^;
こちらが、興味持って質問したりすると
嬉しいように、たっくさん答えてくれるんですよ
地元の歴史に興味が生まれるのは50過ぎ?^m^
その時感心したことすら、二人して、あれっ!だもん^^;
こちらが、興味持って質問したりすると
嬉しいように、たっくさん答えてくれるんですよ
地元の歴史に興味が生まれるのは50過ぎ?^m^