らぼっち、今日はドッグに行きました
ドッグランではありません、人間ドッグです(笑)
最近どこが悪いだのここが痛いだの言っていたので、ちょうどよかったかも
麻酔をかけるのでドッグ終わってから、とっちんが迎えに行くと
「慢性胃炎だと言われた」と、少々凹み気味
痛いところとは全然違っていたから?
それにしても暴飲暴食はしていないし、最近は食事も気をつけていた
アルコールの量もたいしたことはないはず・・・
は、もしかしてストレス?
般若が一匹ウチにいることでか~い?
いやいや、そんなことはないだろう
だとしたら、とっちんの胃はもっと荒れているに違いない、そうだそうだ(>_<)
でも、今日から食事だけでなくもう少しやさしくしてあげよっかな
と、ちょっと思ったとっちんです(笑)
さて、もう少しで猛暑日になろうかというほど暑かった一昨日の日曜日
らぼっちが「どうしても行きたい」と言うところへ行ってきました
それは、芦北の「赤松館(せきしょうかん)」です
前に訪れてからもう3年になります
3年前の5月は、まだ中には入れない状態でしたが
その年の11月に一般公開が開始されていたんです
そのことをついこの前テレビで知ったので、俄然行きたくなったというわけ
思い立ったらとは言うけど、ほんと気が早いこと^^;
国登録文化財となるこの邸宅は地元では「赤松館(せきしょうかん)」と称されますが
江戸時代後期から芦北地方の大地主として栄えた藤崎家の大邸宅なのです
5代目当主・藤崎彌一郎氏が広大な敷地内に、多くの知識人のお客を迎え入れるため
迎賓館の様なものを造りたいという意図から建造したものです
明治26年(1893年)に上棟の記録がありますが
明治27年の日清戦争勃発により、2階が未完成のまま工事を終えたということでした
実はこちら、7代目のご当主の方が今でも住んでおられます
が、その方のご厚意と保存会の皆様のご尽力でこうして見学できるものなのです
有難いことですね~^^
保存会の方に案内されて、お邪魔しま~す♪
こちらは当時は勝手口だったらしい、今では藤崎家の玄関です
ほら、こちらが藤崎家の方々の式台です、ここだけでもひろ~い^^
まずは台所、まず目を奪われたのは大きな竃(@_@;)
ここでは主に使用人の食事を作っていたんだとか
どんだけ~?って思っちゃったよ(~_~;)
もうひとつ、お座敷のほうに台所があってそこで家人の食事が作られていたそうな
今ではもちろん現代風になっているんでしょうけどね^^
お、料理研究家の江上トミさんの写真^^
トミさんは藤崎彌一郎氏の6女
後継者のいなかった母方の里の養女籍となり、江上姓を名乗ったのです
子供のときから母の料理を手伝い、生涯、料理は「家庭への愛情」がモットーだったとか
煤けた梁や壁が当時を彷彿とさせます
当時の玄関はこちら、人力車がそのまま入って来れるよう広くしてあります
らぼっちは何をしているかというと、蜘蛛の巣を掃っているんだな〜(笑)
こちらの式台も十畳ありました
我が家はここだけで生活できるな(爆)
てか、それよりもこれは!!!
襖を開けると、まさか螺旋階段が現れるとは誰が想像できるでしょうか
まさに迎賓館といえる要素がここにありました(#^.^#)
気分よく2階に上がっていくと
屋根や木々に夏の強い日差しが当たっていました
窓は雨戸、土壁はそのまま、天井も張られないままになっていたそうです
この未完成の2階があったことで、貴重な昔の道具や資料なるものが保存されていました
まだしっかり動きそうな扇風機^^
蓄音機にラジオ
保存会の方がラジオのスイッチを捻ると、あ~ら不思議、音がするじゃありませんか!
実は今のラジオが入れてあったんです
藤崎家の方の遊び心なんでしょうね、ちょっとビックリしましたが^^;
ランプとかいろいろ
入れられた箱の内側は当時の新聞がびっしり、ゆっくり読んでみたかったな
その先には和室、ここは完成していたみたい
天井の造りもおもしろいし、床柱もユニーク♪
「明治の学校教科書展」が開かれていました
お金持ちはしまうところがたくさんあるので、なんでも取っておけるんですね
見れないけど、まだたくさんの書籍などもあるみたいです
ちょっと失礼♪ (あ、触ってもいいって言われました)
うぎゃー、開いた教科書がマズかった、『憲法発布 帝国議会』だってー(;一_一)
ここの和室の障子がまた興味深かった
雪見障子はたまに見るけど、これは猫間障子というもの?
「開け〜、ゴマ」と言って遊ぶ熟年(笑)
さ、2階の一番奥へと参りましょか
夏場はこうやって涼しい戸へと変えていたんだとか、やっぱ大富豪は違うな(^_-)
振り返ると長い廊下、しかも幅が広い
曲がった廊下からそちらを見る
ここだけでも絵になるって感じ^^
あっら~、柱が途中で切れてるーー(>_<)
柱と柱の間がこんなに広くていいものだろうか、これも未完成ということ?
頭を打たないようにだろうか、しっかりキルトの布でくるんである
ご親切にど~も m(_ _)m
ここでもしっかりと説明をうかがったはず、なのに
へ~とか、ほ~とか言って聞いてた熟年、肝心なところを覚えてないようです(^_^;)
こんなのには関心が高いのにね^^;
たいへん貴重なものばかりなんでしょうね~
観る人が観ればお宝の数々
熟年は素晴らしいとは思うけどどのくらいの価値かがわからない(笑)
おやん?焼失前の熊本城が!!
なぜここに?これも大地主たる所以?
熟年に付きあったら長くなりそうだと察知された保存会の方
「どうぞゆっくり観てください」と言われ、受付のほうへ戻っていかれました
ずっと質問攻めにしてたのがまずかったかな^^;
奥にはたっくさんのトランクとか行李とか・・・
なんでもこの藤崎彌一郎氏の子、彌熊氏が留学されていたことがあるそうで
もちろん、海外旅行もされていたんでしょう
なので、こんなことが書いてあります
羨ましい~、熟年もトランクになりた~い!(笑)
今、この窓から高速道路が見えているとはご存じないでしょうね^^
何気に蜻蛉がスーッと入ってきてスーッと出て行った、いつものことと言いたげに
おお、昔の16ミリをDVDにしたものを見ていたら
白馬にまたがった昭和天皇のお姿が(@_@;)
熊本に来られた昭和天皇を激撮したものでした、これもすごい!
すっげー暑かったけど、この2階でと~っても長居をしてしまいました
ていうか、記事も長くなってしまったぞ
今日はこの辺で!
この続きはまた明日♪ にしま~す^^;
ドッグランではありません、人間ドッグです(笑)
最近どこが悪いだのここが痛いだの言っていたので、ちょうどよかったかも
麻酔をかけるのでドッグ終わってから、とっちんが迎えに行くと
「慢性胃炎だと言われた」と、少々凹み気味
痛いところとは全然違っていたから?
それにしても暴飲暴食はしていないし、最近は食事も気をつけていた
アルコールの量もたいしたことはないはず・・・
は、もしかしてストレス?
般若が一匹ウチにいることでか~い?
いやいや、そんなことはないだろう
だとしたら、とっちんの胃はもっと荒れているに違いない、そうだそうだ(>_<)
でも、今日から食事だけでなくもう少しやさしくしてあげよっかな
と、ちょっと思ったとっちんです(笑)
さて、もう少しで猛暑日になろうかというほど暑かった一昨日の日曜日
らぼっちが「どうしても行きたい」と言うところへ行ってきました
それは、芦北の「赤松館(せきしょうかん)」です
前に訪れてからもう3年になります
3年前の5月は、まだ中には入れない状態でしたが
その年の11月に一般公開が開始されていたんです
そのことをついこの前テレビで知ったので、俄然行きたくなったというわけ
思い立ったらとは言うけど、ほんと気が早いこと^^;
国登録文化財となるこの邸宅は地元では「赤松館(せきしょうかん)」と称されますが
江戸時代後期から芦北地方の大地主として栄えた藤崎家の大邸宅なのです
5代目当主・藤崎彌一郎氏が広大な敷地内に、多くの知識人のお客を迎え入れるため
迎賓館の様なものを造りたいという意図から建造したものです
明治26年(1893年)に上棟の記録がありますが
明治27年の日清戦争勃発により、2階が未完成のまま工事を終えたということでした
実はこちら、7代目のご当主の方が今でも住んでおられます
が、その方のご厚意と保存会の皆様のご尽力でこうして見学できるものなのです
有難いことですね~^^
保存会の方に案内されて、お邪魔しま~す♪
こちらは当時は勝手口だったらしい、今では藤崎家の玄関です
ほら、こちらが藤崎家の方々の式台です、ここだけでもひろ~い^^
まずは台所、まず目を奪われたのは大きな竃(@_@;)
ここでは主に使用人の食事を作っていたんだとか
どんだけ~?って思っちゃったよ(~_~;)
もうひとつ、お座敷のほうに台所があってそこで家人の食事が作られていたそうな
今ではもちろん現代風になっているんでしょうけどね^^
お、料理研究家の江上トミさんの写真^^
トミさんは藤崎彌一郎氏の6女
後継者のいなかった母方の里の養女籍となり、江上姓を名乗ったのです
子供のときから母の料理を手伝い、生涯、料理は「家庭への愛情」がモットーだったとか
煤けた梁や壁が当時を彷彿とさせます
当時の玄関はこちら、人力車がそのまま入って来れるよう広くしてあります
らぼっちは何をしているかというと、蜘蛛の巣を掃っているんだな〜(笑)
こちらの式台も十畳ありました
我が家はここだけで生活できるな(爆)
てか、それよりもこれは!!!
襖を開けると、まさか螺旋階段が現れるとは誰が想像できるでしょうか
まさに迎賓館といえる要素がここにありました(#^.^#)
気分よく2階に上がっていくと
屋根や木々に夏の強い日差しが当たっていました
窓は雨戸、土壁はそのまま、天井も張られないままになっていたそうです
この未完成の2階があったことで、貴重な昔の道具や資料なるものが保存されていました
まだしっかり動きそうな扇風機^^
蓄音機にラジオ
保存会の方がラジオのスイッチを捻ると、あ~ら不思議、音がするじゃありませんか!
実は今のラジオが入れてあったんです
藤崎家の方の遊び心なんでしょうね、ちょっとビックリしましたが^^;
ランプとかいろいろ
入れられた箱の内側は当時の新聞がびっしり、ゆっくり読んでみたかったな
その先には和室、ここは完成していたみたい
天井の造りもおもしろいし、床柱もユニーク♪
「明治の学校教科書展」が開かれていました
お金持ちはしまうところがたくさんあるので、なんでも取っておけるんですね
見れないけど、まだたくさんの書籍などもあるみたいです
ちょっと失礼♪ (あ、触ってもいいって言われました)
うぎゃー、開いた教科書がマズかった、『憲法発布 帝国議会』だってー(;一_一)
ここの和室の障子がまた興味深かった
雪見障子はたまに見るけど、これは猫間障子というもの?
「開け〜、ゴマ」と言って遊ぶ熟年(笑)
さ、2階の一番奥へと参りましょか
夏場はこうやって涼しい戸へと変えていたんだとか、やっぱ大富豪は違うな(^_-)
振り返ると長い廊下、しかも幅が広い
曲がった廊下からそちらを見る
ここだけでも絵になるって感じ^^
あっら~、柱が途中で切れてるーー(>_<)
柱と柱の間がこんなに広くていいものだろうか、これも未完成ということ?
頭を打たないようにだろうか、しっかりキルトの布でくるんである
ご親切にど~も m(_ _)m
ここでもしっかりと説明をうかがったはず、なのに
へ~とか、ほ~とか言って聞いてた熟年、肝心なところを覚えてないようです(^_^;)
こんなのには関心が高いのにね^^;
たいへん貴重なものばかりなんでしょうね~
観る人が観ればお宝の数々
熟年は素晴らしいとは思うけどどのくらいの価値かがわからない(笑)
おやん?焼失前の熊本城が!!
なぜここに?これも大地主たる所以?
熟年に付きあったら長くなりそうだと察知された保存会の方
「どうぞゆっくり観てください」と言われ、受付のほうへ戻っていかれました
ずっと質問攻めにしてたのがまずかったかな^^;
奥にはたっくさんのトランクとか行李とか・・・
なんでもこの藤崎彌一郎氏の子、彌熊氏が留学されていたことがあるそうで
もちろん、海外旅行もされていたんでしょう
なので、こんなことが書いてあります
羨ましい~、熟年もトランクになりた~い!(笑)
今、この窓から高速道路が見えているとはご存じないでしょうね^^
何気に蜻蛉がスーッと入ってきてスーッと出て行った、いつものことと言いたげに
おお、昔の16ミリをDVDにしたものを見ていたら
白馬にまたがった昭和天皇のお姿が(@_@;)
熊本に来られた昭和天皇を激撮したものでした、これもすごい!
すっげー暑かったけど、この2階でと~っても長居をしてしまいました
ていうか、記事も長くなってしまったぞ
今日はこの辺で!
この続きはまた明日♪ にしま~す^^;
<赤松館>
[所在地]熊本県葦北郡芦北町田浦788
[開館日]土・日・月のみ
[開館時間]午前10:00~午後4:00
[入館料] 500円(主屋)
[アクセス]地図はコチラ
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今日も楽しく読ませていただきました
これだけ長居をして質問攻めされたら
保存会の方も本望ってくらい嬉しい事と思います(^^)
新しく登録されて整備して見れるようになってよかったですよね
凄いお宝いっぱい(価値はわからないけど^^;)
金持ちは桁の違う事をしてほしいもんですよね
らぼっちさん 他の所は大丈夫でよかったですね
胃はとっちんさんにもっと鍛えてもらってストレスためない身体にしてもらいましょう^m^
これだけ長居をして質問攻めされたら
保存会の方も本望ってくらい嬉しい事と思います(^^)
新しく登録されて整備して見れるようになってよかったですよね
凄いお宝いっぱい(価値はわからないけど^^;)
金持ちは桁の違う事をしてほしいもんですよね
らぼっちさん 他の所は大丈夫でよかったですね
胃はとっちんさんにもっと鍛えてもらってストレスためない身体にしてもらいましょう^m^
赤松館。テレビで見ると行ってみたくなりますよね。
我が家でも、即行ですよ。
お宝の山は、どれから手を、じゃない撮ったら良いか迷いますよね。
2階の一番奥の涼しげな引き戸が良いですね。
我が家でも、即行ですよ。
お宝の山は、どれから手を、じゃない撮ったら良いか迷いますよね。
2階の一番奥の涼しげな引き戸が良いですね。
2012/07/18(水) 20:27:10 | URL | doremiちゃん | [ 編集 ]
前回行った時は庭しか見られなかったので
中が見たくて見たくて^^
予想どおりかくれんぼが出来そうな建物でした♬
説明のボランティアさんも質問攻めで嬉しそうでしたよ
何で胃炎?っていう感じです
歩いて体重落としたので褒められちゃった
中が見たくて見たくて^^
予想どおりかくれんぼが出来そうな建物でした♬
説明のボランティアさんも質問攻めで嬉しそうでしたよ
何で胃炎?っていう感じです
歩いて体重落としたので褒められちゃった
そうでしょう、お二人は好きだろうなと思いました
あの引戸は熟年二人もワーッってしゃがんで
くりぬいた絵を撮りまくってました^^
昔の住まいって何で落ち着くんでしょう♬
あの引戸は熟年二人もワーッってしゃがんで
くりぬいた絵を撮りまくってました^^
昔の住まいって何で落ち着くんでしょう♬